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福岡国際マラソンでの自己判断

2018年12月02日 16時44分12秒 | スポーツ
自己判断やメンタルが大事じゃないスポーツはありませんが、
今回の福岡国際マラソンはそれを再度思い起こさせてくれました。

優勝した服部勇馬の東洋大学時代の監督である酒井監督の解説で、
「(マラソンの)勝負は一瞬」
「ここっていうところを逃したらダメ」
「差をつけて相手を諦めさせる」
という相手の心を折る勝負どころのスパートについて語る場面がありました。

日本選手はメンタルが弱いのと戦略について自分で考えることが出来ないので、
勝負の判断が出来ませんが、今回の服部勇馬は素晴らしかったですね。

勝負どころの、ここ、っていうところで攻める。
そうじゃないな、と思ったら引く。

マラソンでは、そのような判断が個人で出来る選手が出てくることが必要だと思いました。

そして、同じように他のスポーツでも個人で判断出来ることが重要ですね。
サッカーなんか特にそうです。ベルギー戦で、それが考えられないから逆転負けしましたよね。

この局面を読んで自分たちで考えて判断する、ということが出来るようになると
日本のスポーツは伸びるんです。
しかし、そうするべきだということを教えられるコーチが学生スポーツにいない。
言うことを聞かせて、きかなければ殴る蹴る、もしくは言葉で痛めつける。

結局「昔は殴られた」「そんなの普通だった」と堂々と人前で言う人達がいる限り
変わらないんでしょうね。もう、高みを目指すなら海外に行くしか無いですね。

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