インドのカタック舞踊☆東京ガラナ

インド古典舞踊「カタックダンス」舞踊家、振付家の前田あつこのブログです。カダムジャパン主宰。atsukathak.com

Tenzinの来日。

2009-09-26 | 一言coment
今朝、公園のやさしい風の中でTenzinの音楽に出会った。

WEBで聞いてはいたけれど、聞いてはいたけれど・・・

ぜんぜん違うの。

素晴らしい時間を共有させてもらった。


リハーサルという名の贅沢なコンサート。
木漏れ日の中で風に頬を撫でられながら
時々鳥のさえずりを交えて。
Tenzinの声、最高ですよ。ほんとうに。。。

インドの音楽を聴きなれている私には、チベットの山の音楽は
洗練されていないつまり朴訥としたリズム、村の空気感。
やさしい、やさしい音でした。
どこか懐かしく、
いつの間にか溜まっていた肩の力がすーっと抜けてゆくのが感じられて
もう本当に最高!

サンスクリット語の歌は、時々お経であり、
癒やされました。

Shenがひとこと
これからヒマラヤの高い高い山を命がけで越えてゆく
「渡り鳥の気持ちを歌ったうただよ」と教えてくれただけで
ダンスのイメージがふわふわと湧き出てきました。

「うつくしい月だね」というフレーズを連呼するだけなのに
すごく嬉しくなってきちゃって、カラダが動き出しちゃう感覚とか。

民族音楽ってやっぱり凄いし、
Tenzin何者なんでしょうね?

別れ際に「チベットには時々帰るの?」とトンチンカンな質問をしてしまった私。
亡命者の彼には故郷に帰ることなど出来ないのですね。
「小さな部屋につっ込まれてメディテーションをする羽目さ。」
笑って応えてくれたけど、

そんな境遇に居る人の気持ち・・・

私の想像を絶する辛さを抱えているんだろうな。本当は。

初めて来てくれた日本。
沢山沢山コンサートがあります。どこかに顔を出してください。

私はナマステインディアと、10/1東京SALONでご一緒します。

遠い異国のお話しと音楽を聴かせて貰いましょう。



Tenzin&Shen&Taro&Atsuko
動画チョコッとだけ。
本当はこんなじゃ全然伝わらないんだけど
でも、ほんの少しでも。
おすそ分け。
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