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テニスのメモ帖

テニス好きが嵩じて、いままでのコーチ経験から書き綴ったものです。少しでも役立てばと願っております。

第49号

2010-03-24 18:43:18 | 日記
◇◆テニス・メモ帖◇◆ 第49号 15/01/20
  本号から、メールアドレスとホームページアドレスが変更になります。末
 尾に記載しておりますので、旧アドレスで登録されている方は更新をお願い
 いたします。

  最近CATVが当地区にもネットされ、待望のADSLを導入することに
 なりました。やはり、いろいろな面で能力アップし、快適なインターネット
 生活を楽しんでおります。慣れれば普通となるのでしょうが、今はまだ新鮮
 で仕事の進め方も素早い状況で喜んでおります。
<テニス用語集 (13)>
 フレーム〈Frame)                         
  ラケットのガットを支える枠です。素材は以前の木〈ウッド)は姿をひそ
 め、いまはもっぱらスチール製、グラス・ファイバー製、カーボン・ファイ
 バーなど硬くて丈夫な素材が多くなりました。ただ、スチール製のラケット
 は、ウッドなどに比べて硬いため、肘や腕に衝撃が強く、典型的なテニス・
 エルポーの原因になると言われています。初心者は、カーボンやグラス・フ
 ァイバーが無難かもしれません。                   
                                   
 フレーム・ショット (Frame-Shot)                  
  ポールはラケットのガットで、しかもスウイートスポットに当てることで
 良い当たりになるのですが、ときには手元が狂ってフレームで打つ場合もあ
 ります。これがフレーム・ショットと言われるものです。しかし、相手コー
 トに入ればインプレーとなります。                  
                                   
 ファースト・サービス  (First-Service)               
  2回まで許されているサービスの1回目を言います。サービスではこのフ
 ァースト・サービスが強調されますが、セカンド・サービスの安定性がさら
 にファースト・サービスを強力にすることを忘れてはいけないのです。  
                                   
 フォア・サイド (Fore-Side)                    
  利き腕の側を言います。またダブルスの守備態勢で、ネットに向かって右
 側で(デユース・サイド〉のことです。                
                                   
 フォア・ボレー (Fore-Volley)                    
  飛んでくるボールを片手でキャッチする。フォアボレーはこのような表現
 が当てはまるショットです。まず、手のひらをラケット面としての感覚を掴
 むことが望ましいのです。グリップはボールを捕まえる瞬間の握る力でしょ
 うか?しかしもっと大切なことは、ボールとの間隔を調整できないでいると、
 喰い込まれたりするので、ボールを身体の前で取るようにしなければいけま
 せん。
                                   
 フォアハンド・ストローク (Forehand-Stroke)            
  利き腕の側にきたポールを打つストロークを云います。技術的に最初はフ
 ォアハンドとなりますが、これくらい難しいストロークはないのです。一番
 入りやすいものですが、なかなか自分のものにならず苦労するのも特徴です。
 しかし、試合でもやはり打つ機会は多くあり、攻撃的な性格を有する大事な
 技術であることは間違いありません。                 
                                   
 フォーメーション(Formation)                   
  ゲームをうまく進めるための守備態勢を云います。ダブルス・フォーメー
 ションとしては「雁行陣」「平行陣」や特殊なものとして「オーストラリア
 ン・フォーメーション」があります。いずれも勝利を導くためにどのような
 フォーメーションを採用するかが焦点となります。これらは勝敗の推移等で
 絶えず変更しながら進めてゆかねばならないのです。しかし、一方勝ってい
 るときには変えてはならないのがフォーメーションの鉄則です。     
                                   
 フォロースルー(Fo11ow-Though)                   
  ポールを打ったあと、打った方向に腕〈ラケット)振り伸ばすことです。
 ある動作を完結させるときの動きで、例えばサービスでいえば、ボールを頭
 上に上げるトスアップから、ラケットを後ろに引いて構えるテークバックと
 続き、ボールを打つインパクト後のラケットと身体の流れがフォロースルー
 なのです。
                                   
 フットフォールト(Foot-Fault〉                   
  サービスのとき、ラケットでポールを打つ前に、足がコート内に踏み込ん
 でしまうことを云います。フォールトを取られて、1st・サービスなら2
 nd・サービスをやり直し、2nd・サービスなら、ダブル・フォールトで
 ミスポイントとなります
                                   
 フットワーク (Foot-Work)                     
  テニスの基本となるのがフットワークです。スポーツでは全般的に下半身
 の動きを大事にしますが、動きのあるスポーツでは更に重要になります。下
 半身がどっしりすることで上半身は揺ぎ無いものとなります。それを支えて
 いるのはフットワークであることを充分に認識しなくてはなりません。  
                                   
 プッシュボレー (Push-Volley)                    
  非常に微妙な感覚のラケット操作が必要であり、併せて細かいフットワー
 クを要求されます。特に体重移動によってボールを運ぶイメージを大事にし
 たいです。ミドルボレー・ローボレーに使われ、コントロール重視のボレー
 と言えます。 
                                   
 フラット・ショット(Flat-Shot)                  
  ラケット面にボールを直角に当て、回転を与えないようにする打球です。
 それだけにボールにスピードは乗りますが、回転がないだけにコントロール
 は難しくなります。                         
                                   
 フラット・サービス (Flat-Service)                 
  高い打点からラケットをボールに対して直角に当て回転を与えずに打つサ
 ービスです。力強くスピードが主体のサービスとなりますが、男子では20
 0K以上の弾丸サービスでエースを取るショットとなります。ただし、相当
 高い位置で打たなければ、サービス・エリアに入る確率は低いので、身長で
 の差はどうしようもありません。たまに、ジャンプをして身長差をカバーす
 るケースがあります
 
<フットワーク>
  テニスの要素の中で、フットワークの占める位置は高いものがあります。
 基本的な動作として、飛んでくるボールの方向に身体を移動させ、正しいス
 イングを行うための足の動きが必要だからです。            

  ボールを打つためのフットワークは、下記のように分解されます。   
   1)動きのキッカケを作る     2)打点への移動       
   3)軸足の決定          4)重心の移動        
   5)次打球への準備                       

  相手とボールを打ち合うためには、この一連の動きを繰り返さなければな
 らないのです。                           
  では、5項目について解説することにします。            

 1)動きのキッカケを作る。                     
   スイングの最初の動きはレディポジションであり、ここからボールを打
  つためテークバックを行うわけです。そのキッカケを作り出すのは、下半
  身であることを忘れてはなりません。次にこのテークバックのタイミング
  をどう取るかが問題となります。

   ボールがネットを越えてからだとか、手元に来てからでは遅いと言うの
  は自覚されているでしょう。ですから、テークバックは相手が打ったボー
  ルの方向を確認した瞬間に、まずフォアとバックの判断から始まるのです。

   そのキッカケを作るのは、スプリットステップからの足の踏み変えとな
  ります。スプリットステップとは、レディポジションの形を保ちながら、
  軽くジャンプし、両足を同時に着地するステップで、ラリー中やネットに
  出たとき等このステップの繰り返しでリズムをとります。       

   相手がボールを打ち出すためラケットを引き、フォアワードスイングに
  入ろうとする直前にスプリットステップを行い、着地の際は両足の親指の
  付け根に体重をかけるようにして前傾姿勢を取ります。次いで素早く相手
  のボール方向に足を踏み変え、テークバックのキッカケを作り出すのです。

 2)打点への移動                          
   打点への移動は、相手のボール位置で随分変化します。遠い場合は大股
  で全力でダッシュしなければなりません。このとき重心を走る方向にかけ
  ればフットワークは安定します。そしてボールに近づくにつれて歩幅を小
  さくし、ボールとの距離調節を行います。

   また、この場合ボールに近づく際に身体を安定させるために、踵から爪
  先と言う感じで地面に接触することです。バタバタとボールに近づくと、
  身体が浮いてしまい体重移動がスムースに行われませんから、膝を柔らか
  くし下半身を安定させることを考えなくてはいけません。
    
<閑話休題>
  全豪オープンで杉山愛選手がペトロワに敗戦。25位の選手が148位の
 選手に負けることもあるんだと、世界の広さに感心したものの、試合におけ
 る杉山選手の元気のなさには首を傾げるほどでした。

  ランクが逆さまではないかと思った位でした。1セットで3-1のリード
 からあっという間に逆転されそのままの敗戦では、本人も心残りだったでし
 ょう。だからでしょうか、

  試合後「自身のピークはまだ先にあると思うか」という、スポーツ選手が限
 界を感じた頃ちらつく引退を仄めかすような、甚だ失礼な質問が出たのかも
 知れません。
 
  新聞は表現が酷ですね。「27歳が20歳の勢いに負けた」は上記の質問
 とあまり差のない失礼な言葉ではないでしょうか?プロだからこの程度の洗
 礼に負けてはいけないのでしょうが、ランクや年齢は勝敗の判断に全く関係
 のないことだと思います。

  スポーツの勝敗はランクや年齢ではなく、勝敗に対する執念ではないでし
 ょうか?執念を失った選手は勝敗の中に身を置くべきでありませんが、これ
 は選手本人が決めるべきことであり、質問者の意図は分かりませんが、傷に
 塩を塗るような処置は、絶対に止めて欲しいものです。
     
<JUST A WORD>
  試合は練習の成果を具現するところ、だから、練習でやらないことが試合
 で出来るはずがない。
◇◆<お知らせ>◇◆       
                               
   <まぐまぐ>
   http://www.mag2.com/m/0000076260.htm
   <メルマ>
   http://www.melma.com/cat/00000316/
   <ブログ>
   http://blog.goo.ne.jp/loveall_2010
                                 
  ◎ 発行者 : 遠藤 侖允 (えんどう みちまさ)     
  ◎ メール : yaendou@po4.oninet.ne.jp

                                     


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