| ◇◆テニスのメモ帖◆◇ |
第322号 |
平成24年3月20日 |
| Eー8、スマッシュ |
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1)ポイント ・スマッシュは最高のウイニングショット。 ・鋭い角度をつけてコートのサイドに。 ・相手コートに深く狙いを付け、返球を難しくしておいて 次のスマッシュで決める。 ・スマッシュを打つためにはリストの動きはとても大切な要素。 ・ネットについたとき返球はパッシングかロブ。 ・この二つの返球に対応できるフットワークが必要。 ・レディポジションから右足を後方に引き、ネットに対して真横を向く。 ・左足を右足の前を通してクロスし、横向きを保ちながら後方へ下がる。 ・落下地点より半歩大きめに下がり、右足を地面にグリップして止まる。 ・右足を取り出し左足を打球方向に踏み込みスイングを導く。 ・テークバックはフットワークと併用される。 ・肩の高さにラケットをかつぎ右肘を高く上げておく。 ・左手はスマッシュにおいて大切な役割を果たす。 ・右足の蹴り出しと左足のステップイン。 ・左手をお腹に引き下ろしてスイングとなる。 ・曲げた肘をインパクトに向けて伸ばすこと。 ・正しいフットワークで膝を柔らかく使うことが必要。 ・力を入れすぎると、タイミングが合わず上半身の開きが早くなる。
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| Eー11、技術的チェック |
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◎ 重点目標である。 (試合でフルに使用できるようになりたい) ○ 強化目標である。 (相手に負けないだけのものを身につけたい) △ 最低目標である。 (相手の攻撃をかわすために身につけたい) 「目標」 「コメント」 1stサーブ フラット スライス スピン 2ndサーブ スライス スピン ストローク フラット フォアハンド ドライブ スピン スライス カット ドロップショット バックハンド フラット ドライブ スピン スライス カット ドロップショット ダブルハンド ドライブ スピン スライス ボレー フォアハンド バックハンド スマッシュ フォアハンド ロブ スピン スライス シングルス戦術 ダブルス戦術 全般的なコメント:
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| F、メンタル編:ー |
| Fー1、メンタルトレーニングの必要性 |
身体的能力だけでは試合に勝てない。コート上での闘いは、身体的な 闘いであると同時に心理的な闘いでもある。しかも、この心理的な闘 いは、対戦相手との闘いと云うより、むしろ自分自身との闘いである ことが多い。 1)技術向上の心理 ・精神主義(根性主義) ・合理主義(技術主義)を如何にマッチングさせるか。 2)技術向上の基本原則 ・正しい動作の反復練習。(他人の正しい動作の模倣/観察学習) ・具体的な目標を持った練習。 ・合理的な練習の継続。 (問題点の矯正) 3)技術向上の障害克服 ・プラトー(高原現象) ー進歩の停滞現象 一時的ストップであり後退ではない。 向上の現れ。 ー進歩の減弱 進歩の上昇カーブはゆるやかになり、 一定期間進歩が見られなくなる。 ー進歩の再現 再び進歩が見られる。 ・スランプ ー運動技能の一時的な後退現象、精神面の強化が必要。 ー原因 練習のしすぎによる過労。 フォームの修正、病気、けが。 精神的な悩み事。 プレー最中のミス。 ・個別化練習 ー自分の長所をさらに伸ばす。 ー自分の欠点や不足を補い克服する。 ・フォーム矯正の心理学的意味 ーすでに習得してしまった悪いフォームを学習解除する。 ー新しく正しいフォームを習得していく。 (リラックスが大切 じっくり取り組む ゆっくり) |
| Fー2、競技の心理 |
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1)勝敗決定要因 ・心 心理的要因。 ・技 技術水準。 ・体 体力、体調。 2)平常心 ・平素から常に心掛けることが必要。 ・練習を試合と思ってやる気迫と真剣さを忘れないこと。 3)試合中のメンタルマネージメント ・勝敗に対する意識過剰。 試合を開始したら結果を考えず、プレーの一瞬に気を配ること。 プロセスが大事。その帰結が勝敗、成績である。 ・冷静に燃える。 試合で不完全燃焼に終わったのでは、それまでの努力の甲斐がない。 ・臨機応変の心がけ。 状況の突然の変化に対して、素早くかつ適切に対処する。 身体の自由(臨機応変)・心身一如(理想)・勝利への王道。 ・最後まであきらめない。 勝利への執念を持ち続けてベストを尽くす。 ・気持ちで相手を威圧する。
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| Fー3、心理的考察 |
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1)心理面から見たテニスの難しさ ・タイミング、調整力、敏捷性、決断力、持久力の全てを必要とする スポーツである。 ・運動力学的見地から、微妙な調整が絶えず要求され心理的圧迫が生 じやすい。 ・断続的にプレーするため、プレーしない時間のプレッシャーが、心 にストレスを与える。 2)心理的な観点から最も難しいショット ・サービス、スマッシュ。(打つ前に考える時間があるため) 3)理想的な心理状態 ・自信ーーチャンピオンは自分には出来る。最後は自分が勝つという 信念を失うことがない。 ・集中力ーーわずか一度の集中力の中断が勝敗を左右する。(集中力 は練習や学習で身につけることの出来る心理的スキルである) ・身体的なリラックスーー必要最小限の筋緊張で、身体的にリラック スする。(身体的な疲労は精神的な疲労を招く) ・無理のない自然な努力ーー100%の努力をすることと、一生懸命 になりすぎることには大きな違いがある。 ・心配がない落ち着きーー選手が直面する最も困難な問題は、負ける ことへの心配である。 (勝つためではなく負けないためのプレーは、中途半端なプレーを招く) ・自動的ーー心に蓋をして本能的に、そして自動的にプレーする。 (情報過多による分析麻痺) ・コントロール(自制心)ーー自分ではどうにもならないことに囚われ ず、自分が状況を支配しているという自信を持つこと。 ・楽しさ、動機づけ(意欲)ーーテニスに楽しさを感じなくなれば、 激しい練習に取り組む意欲は失われる。
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| Fー4、不安心理 |
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1)勝利に対するプレッシャーが、その行動にマイナスの影響をもたらす。 2)不安の源 実力発揮を最も妨げているものは何か? それは試合前や試合中の不安を、うまく処理できないことである。 (不安が試合中のプレーに極めて重要な影響を及ぼしている) 3)何故不安が起きるのか? ・失敗、周囲の評価。 (失敗)試合で神経質や不安になる理由は、失敗に対する恐れである。 負けないようなプレーに終始するのはよくあるが、そこに留まって いては向上がない。 (周囲の評価)自尊心なり自分の価値を、損なうのではないかという 恐れと結びついている。 ・準備不足 身体的 心理的に不十分な状態で試合に臨んでいるという感覚。 ・周囲の状況や出来事。 天候条件、観客等。(コントロール喪失) ・身体的兆候。 不安によって引き起こされる生理的反応。 過度の不安は有害である。
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| Fー5、集中力 |
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1)集中力とは ある一定時間、ある特定のことがらに注意や意欲を傾け、それに向かって 頑張り通し効率を高め好成績を発揮する、心身の機能ないし能力をいう。 「意欲の強さと持続性」「注意の集中の強さと持続性」 ・集中力は目的に叶った望ましい遂行、反応をもたらすためスポーツに おいては極めて重視される ・集中力の発揮は身体的、心理的、環境的要因によって左右される。 ・集中力を高める方法。 ー日常生活での基礎固め。 (平常からの心がけが大切) ー練習を通じて集中力の養成。 (練習と試合を区分しないこと) ・真面目に練習に取り組むことで、学習できる心理的スキルである。 ・試合の勝敗が多くの場合、大切な場面での集中力の喪失によって 決定される。 2)集中力の定義 ・試合中その注意集中を持続する能力。 ・ボールをよく見ること。相手の打球前の動作やラケットの動き。 ・疲れると尚更自分を集中させること。 3)集中力の向上 ・視線をコントロールする。 (注意が散漫になるので、余計なことに注意を向けない) ・一ポイントづつプレーする。 (現在を大切にする) ・悪条件下で練習する。 (自分のプレーに悪影響を及ぼす、と思われることは考えない) ・キーワードを使う。 (単純な言葉で、それが望ましい反応を引き出すのに役立つもの) ・良い悪いの判断をせずに、結果は情報として役立てる。 (集中力維持の障害となる) ・ショットの決心を途中で変えずに打つ。 4)あがりの過程 ・運動選手の70〜80%は、「あがり」の意識経験を持つ課題遂行に あたって過度の精神的身体的緊張を生じ、精神的不安定や不必要な生 理的興奮状態となり、そのために遂行行動が混乱したり不能となるな ど、行動の統合が失われる 現象 ・あがりに導く条件 重要な試合。 試合中の重要なポイント。 コーチ・友人による評価。 ・身体的変化 筋緊張の増大。 呼吸数の増加。 心拍数の増加。 ・注意上の変化 内的注意集中。 狭い注意集中。 柔軟性の減少。 ・プレー遂行上の問題 焦り。 タイミングや調整力の乱れ。 まずい判断や決心。 筋肉の緊張と疲労。 5)自信の定義 ・自信とは、ある行動をうまく遂行できるという信念である。 ・選手に目標を与え、選手はそのために基礎練習をし、その目標を達成 したとき、自分に必要な経験や、自信で、リラックスを得る。 ・失敗を心配するあまり緊張する。失敗を思い浮かべることがプレーに 影響する ・力を抜くことの重要性は、筋肉の緊張を避けることにある。 ・この試合は、これから先続いていく試合のうちの一つであることを 自覚する。 ・重要なことは、一つ一つの注意を大切に、神経を集中させ、他のこと はすべて忘れること。そうすれば練習してきた力が出せる。 ・全力を出しきって試合に臨むべきである。 ・反射的行動はたいへん重要。プレーヤーは考えて行動するのではない。 気がついたときには行動している。
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| .メンタル・アドバイス (NHK プロフェッショナルから) |
◆ 不満足こそが極上を産む
◆ だから、常に不満足であれ 100点満点はない
◆ ミスを叱るのではなく、そのミスを見逃したことを叱る
◆ 緊張感を失ったら、進歩はそこで止まる
◆ 当たり前に出来ることを、まず大事にしよう
◆ 基本の技に日頃の精進が分かる
◆ プロとは、満足しきれない、常に歩き続ける人である
−パン職人 成瀬氏ー |