昨日は台風の影響で、断続的にでは有りますが、時には雷を伴いながら激しい雨が降っていました。
そんなわけで、我が家も日没前から雨戸を閉め切って、早々に夜モードなってなっていたのですが・・・。
何時頃だったでしょうか・・・?
遠くからパトカーのサイレンが聞こえてきて、我が家の近くで止まりました。
少し間を置いて、今度は救急車のサイレンが聞こえてきて、やはり我が家の近くで止まりました。
その時は、私も「んっ・・?」とは思ったものの、それほど気にすることもありませんでした。
というのは、我が家は大学病院の近くにあるため、救急車はもちろん、パトカーのサイレンが聞こえるのは珍しくないからです。
しかも、雨戸を締め切っていたせいか、土砂降りの雨のせいか、サイレンの音の緊迫感もそれほど感じられなく、人が騒ぐ声も聞こえません。
パトカーや救急車のサイレンのことは、いつの間にか忘れていました。
ところが、それからしばらくして、台風の影響を確認するために息子が来たのですが、その息子が言うのです。
「おかあさん、OOさんち、何かあったの? 今、警察が来ていて、OOさんの家の写真を撮ったりしているよ」・・・と。
OOさんは、我が家のお向かいの家です。
何と、何と、先程私が聞いたサイレンのパトカーと救急車は、我が家のお向かいの家に来たのでした。
救急車だけならともかく、パトカーまで来ると言うのはただ事ではありません。
いったい、何があったのでしょう・・・?
でも、写真を撮っている警察の方に聞きに行くわけにもいかず、私と息子は顔を見合わせるばかりでした。
そして今朝・・・。
葬儀社の名前が書かれた車で、白い布に包まれた御遺体がOO家に運ばれてきました。
ご主人と二人の息子さんが御遺体を出迎えておられましたが、おばあちゃまと奥様の姿は見えません。
と言うことは、この御遺体はおばあちゃまか奥様のどちらかなのでしょうか・・・?
でも、私は、前日の金曜日におばあちゃまがディサービスに出かけ、そして、帰って来たのを見ています。
その時は、いつもと変わらず、とてもお元気な様子でした。
奥様はまだ50代、小柄な方ですが「私は元気だけが取り柄なのよ」とご本人が言うように、いつも明るく元気な方でした。
いったい、お向かいさんの家で何があったのでしょう・・・?
私とて、いかにお向かいさんとは言え、他人様の家のことに入り込むのは良くない・・・と分かっています。
それでも、心がザワザワとして落ち着かないのです。
何かの間違いであって欲しい・・・。
私の早とちり(勘違い)であって欲しい・・・。
今は、ただ、そう願っています。