夜空に輝く「たぬきりん座」。

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進路ガイダンス。

2006年02月22日 11時57分19秒 | 看護のこと
いつの間にかバレンタインは終わっていたのでテンプレートも元に戻してみました。悠貴です。


さてさて。昨日は久しぶりに大学に行ってきました。
リプロの追試者がいきなり発表されてたり。
10:30開始かと思いきや実は10:00からだったり。
様々なハプニングはありましたが、ワタクシ進路支援ガイダンスに参加してまいりました。


今日のガイダンスは3部構成で、「就職先の選択とその後の一年」「病院の業種別の特徴」「キャリアアップについて」について、様々な役割を持った方にお集まりいただいて一日話を聞くことができました。



今まで私は「何となく病院で働きたいなー。」とか「できれば国公立病院がいいなー」とか、漠然としか考えてなくて。
そりゃあ“自分のやりたい看護”が実現できそうな、理念と目標が合致してるとこがいいなぁとは思ってたけど。

「病院の役割別の特徴」とか考えたことなくて。
でもそうだよなぁ、地域の総合病院に就職するか、大学病院に就職するかで優先順位とか色々変わってくるものなんだろうなぁって思って。
それぞれの役割の特徴(総合病院とか大学病院とか専門病院とか)を聞くんだけど、イマイチ自分の中で「これがやりたい」ってものまだ見つけられてなくて。

“こういう分野に興味がある”っていうのは一応ある。
今だったら慢性期よりは急性期に興味がある。
診療科だったら産科、小児科、救急に興味がある。

でも、救急だったら救急、子どもだったら子どもってやれることが限定されちゃうのはちょっとなぁって思いがある。
だから今専門病院に就職って希望は全然なくて。

私は将来的に養護教諭を目指すつもりだから、子どもに詳しいのはもちろん、ある特定分野に対する深い知識っていうよりも、幅広い知識をもって目の前の人と接せられるようになりたいんだわ。

でも、地域の総合病院と大学病院どっちが自分にあってるかなんて考えたことないし、話聞いてみてもよくわかんなかった。



自分のやりたいことって何だろうってしっかり考えて、時間かけて取り組んでかなきゃなのはわかるんだけど、実際こういう話聞いたり進路支援の資料もらったりすると焦る。
何から始めたらいいのかもわかんないし。

でも絶対避けては通れないことで。

きっとこの春休みが一番自由に時間使えるときなんだろうなぁと思うから、ちょっと深く考えてみようと思います。



昨日の話で一番印象に残ったのは、最後にお話してくださった独立型ホスピスの所長さんの話。
写真をまじえながらの淡々としたお話だったけれど、一番心に響いたのです。

ホスピスは「死にゆく人々のための場」ではなく、「最期まで生きることに精一杯な人のための場」であって、その「生」をより快適なものにするために様々な専門職が関わらせていただく。
そこで行われるのは“何かをしてあげる”医療ではなく、“そこにいるありのままのあなたが大切なんです”と患者存在を認める医療なのだと。

「ホスピスのケアが特別なわけではなくて、看護の基本を思い出して利用者さんと接していくことが大切なんだ」という言葉が繰り返しでてきた。

看護の基本。
私達が患者さんに“してあげられること”ってほとんどなくて。
患者さんが自分でやりたいこと見つけて、それを実現できるよう援助していくのが仕事で。

「看護は自分ひとりでするものではなく、患者さんとともに歩んでいく中で専門性を発揮していくもの」って言葉に、なるほどなーって思いました。

お姫様だっこ。

2006年02月08日 22時40分44秒 | 失敗失敗。。。
今日は大学で久しぶりにお友達と援助技術の練習してきました。

大学に着いて、ユニフォームに着替えてやる気マンマンで向かった実習室。

・・・そこには掛け布団(スプレッド)や毛布はおろか、カーテンさえ取り付けられていなかったのです



この日やろうと思っていた援助は清拭、寝衣交換etc.

とてもぢゃないけどカーテンのない状態でなんかできません



ここはやっぱりお人形さんの出番です

うちの大学のお人形さんはさくらさんと言います。
基礎の先生に「さくらさんと接する時は決して人形だなんて思わないように。一人の患者様に協力していただいてるんだと思って接しなさい」と教えられてきた私達。
もちろんさくらさんへの声かけ、配慮はバッチリです

まずお部屋からお連れした時点で「本日担当させていただく悠貴です。」と自己紹介をし。

ちょっと肌寒かったのでタオルケットを持ってきて余分にかけてもらったり。

ご飯食べに行く間車椅子に座って日向ぼっこしててもらったり。

本気さくらを愛していますから私達。



でもね。今日は友達が先生のところに面接に言ってる間、一人でやっていたのですよ、清拭を。
さすがに一人でカーテンないところで陰部洗浄をやる気にはなれなかったのでね。

スキナベーブを使った方法にチャレンジしました。

でもね、今日はなかなか給湯温度があがらんくて。
しょうがないから42~43℃のぬーるいお湯でやったのです。

さくらさんに「冷たいですよね。ごめんなさいね、練習させてくださいね」声かけしながら。



途中まで夢中で気付かなかったんけど。

・・・いつの間にかクリーニングのお兄ちゃんが黙々と隣りで作業してるー

今の声かけ(ひとり言)全部聞かれてたΣ(-△-;)!



こういうときめっちゃ恥ずかしいですよね。
そっから先は口元でモゴモゴ言うだけでやめておきました。


今日は本当一日さくらさんと会話して終わった感じです。

洗髪終わりのさっぱりした顔のさくらさんを見たときには愛しくてつい「キレイになったねー」ほお擦りしちゃいました


明日は足浴やらを人間相手にやるつもりだけど、さくらさんも相手してね