Fly with the Angels(ブログ)

エンジェルセラピープラクティショナー®、レムリアン・ヒーリング®ティーチャーのルイーズ☆Louiseです。

過去世への旅 (エジプト編 2)

2008-12-09 15:38:19 | 過去世への旅
~~~前回の続きです~~~

この過去世ではただひたすら奉納物を作ることが私たちの役目で、
何の感情も感動もない、無味乾燥な生活でしたが、
ちょっと変化があるのは、自分の作ったものをたずさえて、
神殿に向かうときだけでした。
仲間の女性達は自分の作っていた物が仕上がるとそれを持って神殿に向かいます。
そこで何があるのかは行った人にしかわからないし、
沈黙が決まりなので何があるのか聞くこともありません。
ただ、そこから帰って来ると同じ仲間が妙に華やいだ感じがして、
私たちの間でも暗黙のうちにランクアップしたことを感じるのです。
実際に何かランクがアップしたのかもしれませんが、はっきりとはわかりません。
ただ、自分の担当のものを完成させ神殿に奉納することによって、
地位というかランクアップしているのだという感じがしました。
だから、このようにあまり充足感の感じられない仕事でも、
みんな一生懸命にがんばったのかもしれません。
私は機織りをしていたことは前回書きましたが、
とても大掛かりなものを作っていたのか、なかなか完成しそうにありません。
そのあたりが完璧主義というのか、
立派なものが出来上がるのはわかっているけれど、
なかなか終わりそうもないものを選んでしまって、
なおかつ仕事のスピードが遅いという感じだったようです。
後から感じたことでは、結構要領よく見えないところで
手を抜きながら仕事をしている仲間もいたように思います。
これはテクニックだと思いますので、悪いことではないですよね~(笑)
このような部分は今の私にも残っている悪いくせかもしれませんね

さて、こんな状況だと、次第に焦りも出てくるし、
自分が仕事が遅いことに対する劣等感や、
仲間が早く仕事を終えていることに対する嫉妬、
自分より年齢の若い者がランクアップしていることで
無言のうちに自分がさげすまれているようにも感じていました。
もちろんここでは会話はほとんどないので、
これは自分の劣等感や焦りゆえの恐れから出てきた感情なのかもしれませんが、
人間というものはどの時代に生きようともこのようなストレスには弱いものです。
あるとき私はストレスで機織り機の前で倒れてしまいました。

このときの気持ちをそのまま催眠中に語っていますが、
切羽詰った感覚がとてもよく現れていると思います。
ここでは自分を巫女と言っていますが、
適当な言葉が浮かばなかったので「巫女」としています。
神に仕える女性を「巫女」とすると、
正確には私の置かれていた立場は「巫女」ではないと思います。

『ここで重要視されるのは実年齢ではなく、
巫女としてのランクが重視される。
私よりも年下の人がどんどんとランクを上げている。
私はみんなにどんどん追い抜かれてゆく。
他の人達が、自分よりも速く成長しているような気がする。
私だけ霊的レベルが低いような気がしている。
劣等感で、今は小さくなっている自分。無言の圧力を感じている。
ストレスでキレそう・・・、でも逃げ出せない。
ここの世界しか知らない。小さい頃からここしか知らない。

毎日同じ生活をして鬱々としている・・・。私は機織機の前で倒れた・・・。』
このようなことは現代でも仕事上で経験してそうですよね~

倒れた私の周りに女性達が驚いて近寄ります。
私は起き上がり、仕事を続けることにしました。
命に別状はなくたぶんパニックだったのでしょう。
周りの女性達が驚き心配した反応を見ると、
私が心に抱いていた思いは自分の心の中のみの
恐れや葛藤のような気もします。
よく自分とまわりを見比べてひとりでやきもきしてしまうことってありますよね。
余計なことは考えないに限りますね~

そんな不器用な私もやっとの思いで自分の担当していたものを仕上げ
神殿に奉納する日がやってきました。
自分のいた建物から神殿に向かうと自分がいた場所が
とても小さくて狭い世界に思えます。
私はとても大きな石造りの神殿を見て感動しています。
自分の視野の中にあまり入ってきませんが、
ここへお参りに来ている普通の暮らしをしている人々もいるようです。
でも不思議ですね~、狭い世界に住んでいると、
そのような見たこともない世界には興味を持たなくなるんですね。

私は、神像の前にいる神官にひざまずいて、自分の作った布を渡しました。
「よくやった」と言われたようで、最初に出てきたアンクのようなもので、
同じように頭をコツンとつかれたように思います。
ただそれだけなのですが、これが昇格のサインのようなものだと思います。
でも、一仕事やり終えた充足感は感じていたので、これが仲間が戻ってくると
すっきりと華やかな感じに見えていた原因なのでしょう。
でも案外大したことではありませんでした(笑)
それと、なんとなく華やかに見えるもうひとつの理由は
普段はギリシャ風の簡素な衣服を着ていますが、
神殿に向かうときは伝統的なエジプト風の衣装に
着替えていたような感じもします。
普段と違う姿が仲間を華やかに見せて、
なおかつ羨望の気持ちや私も同じようなスタイルを
してみたいと思わせたのかもしれませんね~(笑)

このようなことが終わると、私はまた元居た場所へ戻り、
同じような仕事をまた延々と続けるのです。


~~~続く~~~


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