讃岐うどん『井筒』よさようなら

マリンライナーで12：08高松駅に降り立った。余りの変貌振りに驚愕した。

ここはもう高松ではない。路地裏に入って製麺所に丼もって並び一玉二玉と言って放り込まれたうどんの玉に選んだ具を載せてお出汁をかけるセルフスタイルの店がありそうに無い。待ち合わせまで30分余り、急いで探さねば！
サラリーマン風の人たちが足早に進む道を選び着いて行った。あったあった！長蛇の列。回転は速いことを知っているので臆せず並んだ。

店の中に入っても壁際を一周する列が出来ていた。

座って食べている人も気が気でないだろう。

すると目の前で食している方がここは2月9日で閉店するんだと教えてくれた。何で？と聞くと道の拡幅工事に引っ掛かるからだと言う。だったら移転先は？と聞いても知らないと返事が返ってきた。10分も経たない内にうどんを選ぶ窓口に辿り着いた。

うどんの腰を楽しみたいから迷わずざるの大を頼んだ。

レジの前で具をチョイスする天ぷら・あげは1ヶ80円だ。二つ摂ったからうどんと合わせて440円だ。安い！目の前の貼り紙に目をやると廃業の二文字が見えた。これだけ流行ってるのに何故なんだろう。後継者が居ないのかな～！？
後ほどタクシーの運ちゃんに聞いてなんだか厳しさが分かった気がした。通常うどん一玉80円くらいだとか。うどんでは稼げないから具で稼ぐんだけど地元の人はあまり載せないんだそうだ。かの名物おばちゃんがみえる店も畳んだそうだ。次々と店数が減っているそうな。
大好きな讃岐うどん！頑張ってくれ～！！