華のある せいかつ

2011-06-16 | お稽古



  お寺に限らず 「玄関にお花」    それだけで なんだか 「ようこそ」と言われたような気持になるのは私だけでしょうか?




  お花を美しく 飾ることができたら。 常々 そう思って今に至りました。気づいたらもう40です。  そろそろ 何もできない自分に言い訳せず  向き合っていくべきだと感じて    「華」を生けてみることにしました。



     市内のアトリエで 見かけたポスター。思い切ってその扉をノックしました。 

 子連れでも良いか 伺って ムスメもいっしょに。



   花器は 義母に 借りて。     てへっ






    ちょっと早めに行くと かっちょいい プジョーに乗った先生到着。 とてもお若いっ  素敵なお方。 ショッキングピンクの靴をあれほどまでに 美しく履きこなす お人  はじめてです。 きっと きっと すんごい方なのだと思って    さぁレッスン開始と思いきや




    
 
 
  「今日は 呉田さんおひとりなの。 マンツーマンね」 





    どっひゃーーーーーーーーーーーーー  いきなりですか


   
  「華道の経験はありますか?」と聞かれ   「ハイ 高校では 華道部で ぶいぶい言わしてました」とは 口が裂けても言えず 実際幽霊部員だったし・・・・    


  まったくの ズブの素人ですと 何度も念押しし   最初は 講義スタート。





    「私はお花の話をはじめたら止まらないの」と先生。  とても興味のあるお話だったので 
是非是非 聞かせてください。と私。 まず花を生けるには その花がどのような 場所に生息し どのように成長するのか  そこから知る必要があるなんて   はじめて知ることばかりで   今更ながら  「学ぶ」ということの奥深さを感じる アラフォーおばちゃんです。私が真剣に 講義を受けている間


       ムスメは アトリエの方と かくれんぼやままごとで 遊んでいる。ホッ





  非常に 心地よい緊張の中  一本一本  お花を生ける。  写真は 「完成」したものではなく 途中経過のもの。
じっくり 撮っている 余裕なかったが  写真に残しながら  家に帰ってみて  おさらいしたかったので  先生にお断りして できるだけ カメラに収めました。




   この後 先生が 用意してくださった 花器で もう一度  生けました。   花器が違うとお花の 表情も ガラリと変化します。





    最近 「うつわ」に興味を持ちだした私。   きれいな 花器を見ると欲しくなる欲しくなる。 





   「たくさんもっていても  飽きがきたりして すぐ新しいものが欲しくなる」と先生も  先生も私と同じ・・・って同じにしてすみません


  何冊か お花や花器の 資料があって 「どうぞ是非ご覧になって」と言われたので 生け花が終わってから    見せていただこうとしたら ムスメがタイムアウト。「抱っこ 抱っこ」とやかましくすり寄ってきた・・・・彼女も今迄いぱい いっぱい我慢して頑張ってくれたんだものね





  しかし 残念。





    アトリエのスタッフの方が ハーブティーと ケエキを 用意してくださったので先生と お茶タイム。ムスメにまでベビーチェアーを用意していただき  もう至れり尽くせり。


  酸味があって 美味しいタルト。

 「おいしいですね。何のタルトでしょう?」と聞きましたが とても難しい 横文字の単語だったので 解らず。 何度も聞き直すのも 恥ずかしかったので「○○です」と言われて




  「ですよねー。」と私。 ちゃんと 聞けばよかった・・・・・・・私の悪いところだ。



    私に似て 食い意地の張っているムスメは タルトがおいしくて 奇声を発している。 見かねた アトリエスタッフさん  フルーツを切って ムスメに出してくださりましたが  数秒で完食。



   

   「毎月 一度 こちらでレッスンしているのでよかったらまたどうぞ。」との事。   



    お花のアレンジを始め 手広く お仕事をされているらしい。帰り際名刺をいただいて 「さすがだな」と感じました。




   こんな生徒で おまけにマンツーマンは申し訳ないのだけれど また 勉強したいと思います。  そうそう せっかく 花器をお借りしたので 義母にも 写メールしました。



    借り物ではなく  次回はきちんと 買おう。


 



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