無敗の天才王者・エイドリアン・ブローナーが負けました。大番狂わせです。典型的なファイタースタイルでぐいぐい前に出るマルコス・マイダナの右フックがヒットし、序盤でダメージを奪われました。格上の相手に対する時の常とう手段、奇襲攻撃です。序盤のKOかと思いましたが、ブローナーが持ち直しペースをつかみかけます。しかし7R、油断したところに左フックでまたまたチャンピオンダウン。そこからまた耐えます。すごい根性です。12Rにブローナーのワンツーから凄い右ストレートが入ってマイダナが追い込まれますが終了のゴング。3-0大差の判定で王者交代ですが、試合内容が最高でしたね。年間最高試合の声も上がりそうです。
解説のジョー小泉氏が「だからブローナーはメイウェザーじゃないんです!」と何度も言っておられましたが・・・。パーフェクトなボクサーはそう何人もいないですよ、っという事なのでしょうか?