そうちんの時間

口唇口蓋裂や両足内反足の治療、発達のことなど、さまざまな課題と一緒に日々の生活を綴っていきます。

内反足手術&入院レポート(写真編)

2009-01-30 10:45:57 | 内反足
ダイジェスト版でそうちんの内反足手術&入院をご報告します~。


■入院日(1月19日)

・今回は2回目の入院で、前回と同じ4南病棟だったので緊張せずにすみました。
・すでにそうちんは病室にきてほっとしたのか、昼食後に勝手にお昼寝。
・暑いのでうちわを持って寝ています(笑)↓

◎そうちんの両足は、「内反足」のため内側を向いてます。
 今回はこれを矯正する手術で、手術の内容については改めて書き込みます。


■手術日(1月20日)

・朝7:00にそうちんパパ&ママは病室へ。
 そうちんのオムツを換えたり術着にお着替えさせたり穏やかに過ごすよう努めました(笑)
・7:50には手術室へ向けて病室を出発。
 行き先は、前回の口唇手術と同様中央手術室でした。
・手術中、なんだかハム太郎の足をすりすりさわってみたり(手術部位をなでると効果があるかな~なんて思ったり)、
 でこぼこになっている壁紙をすりすり触ったりしてました。
・手術室手前の廊下にはボランティアさんが丁寧に塗ったキルトが飾られてました。
 一針、一針ココロがこめられていてその縫い目を追いかけるようにみてココロを落ち着かせました。


・昼頃、お子さんの外来で来ていたみかんさんと
 口唇手術で仲良くなったこうたんママさんと再会! 
 たくさんパワーをいただきました~。ありがとうです♪

・1430頃手術終了!主治医のM田先生から説明を受けました。
・1600前回復室から登場したそうちん。がんばってくれてありがとう!

・両足には巨大ギブスが巻かれており、
 まだ湿っているいるため新聞紙が巻かれています。
 その新聞紙の隙間から、というよりギブスの隙間から
 足内部の出血を排出させるためのカテーテルがでています。
 ギブスの中で出血がたまるのを防ぐためのようです。少しだけ出血(涙)
・さらに腕には左手に酸素モニター、右手に点滴がしてあり
 外さないようになつかしの抑制筒もつけられています。。。
 あと、見えていませんが、導尿もしています(涙) 
 きわめつけに寝返り防止の抑制帯も装着。。。そうちん、がんじがらめ。。。
 つらかったら大泣きしていいからね、そうちん!!と何度も伝えましたが、
 この時は薬の影響でうとうとしていました。

■術後1日目(1月21日)

・終日、うつらうつら。ごはんはほとんど食べられず。
・時折つらそうに弱々しく泣くそうちん。
 痛いんだからもっと泣いてもいいよ~と声をかけると
 ぐっと口をとじて我慢している仕草をしてました。。
・終日、点滴&導尿、酸素モニター装着。新聞紙換えを数時間おきに実施。


■術後2日目(1月22日)

・前日よりしっかりしてベッドであおむけの状態でぬいぐるみをもったり、うちわをあおいだりして遊ぶ。
・朝には酸素モニター、夕方に足のカテーテル、そして夜間に点滴&導尿と一気にいろんなモノから解放されて大きな前進をしました。



■術後3日目(1月23日)

・10時の面会時間になり、そうちんママが病棟に入ると、
 そうちんはすでにプレイルームのマットの上で保育士さんと
 楽しく過ごしてました。
「ぐぐぐぅ~(訳:おいら、みんなと過ごせて楽しいっす~!!」


「ぐは~(訳:廊下の見回り、最高!!)」



術後はじめてプレイルームや廊下で過ごせて嬉しかったのか、
オムツを換えたらす~と夢の世界へ向かったそうちん。



■術後4日目(1月24日)

・今日もプレイルームや廊下の見回りをしっかり行って
 任務を果たさなくっちゃ!と言わんばかりに、
 ハイローチェアに乗せると喜ぶそうちん。

「・・・(訳:うむ、ケンカはおきていないな)」


「・・・(訳:ちょっと音がひずんでいるけど、まぁこのまま使用OKにしておこう」



■術後5日目(1月25日)
水疱瘡予防対応により、終日病室で過ごしたそうちん。
 見回りの任務を果たせなかったのでつまらなそう。

・そうちんは乾燥肌がひどくアレルギーテストをしていないので
 入院期間中は念のためアレルギー除去食にしてもらってます。
 ドレッシング禁止、小麦(調味料は可)・牛乳・卵の除去ですが
 十分おいしかったみたいで、そうちんはよく食べてくれました♪↓最後の晩餐。

「んは~(訳:美味でございます~)」


■術後6日目(1月26日)
心配事はあるものの、無事に退院!無事に帰宅!

前回の`タワシから発芽’ハプニングにつづき、
 今回は何か変化があるかとなと思いつつ、夕食の準備を始めたら
 「おおお!」包丁が切れるではないか!」と感動したそうちんママ。
 どうやら、そうちんパパが包丁を研いでおいてくれたらしい。ありがと~!



皆さんから温かい応援をいただいたおかげで、
そうちんは無事に手術が成功し、
入院生活を乗り切ることができました。
ありがとうございました!!!

そうちんは、自分の足で立つという目標に向かって大きく前進しました!

その後のそうちん

2009-01-30 10:36:52 | 日常の出来事
退院してからそうちんのうんちくんは
すっぱい匂いがして薄黄色の下痢だったのですが、

ロタ特有の嘔吐はなく、発熱もなく、
前回と違って昨晩から食欲もかなりあり

皆さんのコメントやメールで貴重な情報をいただいて
冷静になってみると

術後の薬の影響なのかな~と思い始めました。

今回内反足の手術後
抗生剤を点滴→内服しており、
土曜の夜で内服は終了したので

その後のお薬は処方されていません。

内服が終わったから、今度は薬の力じゃなくって
身体が自分自身でがんばんなきゃ~って気合いを入れているのか。


・・・って、そんな気がしてきました。


一応、ロタ特有の白いうんちくんに移行していないので
病院への相談は見合わせることにしました。


それにしても
皆さんから、そうちんの先輩ちゃんたちの症状を教えてもらうことで
そうちんママはとても勉強になります。

ぜひぜひ、これからもどうぞよろしくお願いします




Wの悲劇・・・?

2009-01-28 14:12:11 | 日常の出来事
そうちんがうとうとしているので今日で2回目の書き込み。

水疱瘡感染疑惑で意識がそこに集中しちゃってましたが、

どうももう一つ心配なことがでてきました。


・・・


実は、、、

退院した朝、病室を出る前にオムツ交換した時
そうちんは珍しく大量の下痢をしていて

「朝食後に浣腸してもらったからかな?」なんて思ってました。
色はいつもよりも薄い黄色。

ところが
帰省途中のファミレスでも
同じように大量の下痢をしていて

「久しぶりにシャバにでたから寒かったからかな?」

でも、ちょっと酸っぱい匂い?ちょっと色が薄め?

もっとよく観察すればよかったんだけど
そうちんは泣いているし、
他にもトイレを利用される方を待たせてはいけないからと
うんちくんの観察をじっくりできませんでした。

無事に帰宅した時は
にこにこしていたそうちん。

でも、夜眠りにつくまで2回ほど
酸っぱい匂いのする薄黄色の下痢がありました。

ここでふと、11月末に似たような症状を思い出してしまいました・・・
「もしや、ロタまでもらってしまった?」

でも、そうちんは嘔吐をすることなく
すっぱい下痢だけが今日まで続いています。

食欲も入院中に比べたらほんと少なくなり

食事中にお腹が突然ぎゅるぎゅるしてしまって
つらそうな顔をしたと思ったら下痢になるので、
それで食事できなくなっているかんじ。


術後で免疫力が低下している上、
ロタもどきな下痢によって身体が弱ってしまうと

水疱瘡のウィルスが活性化してしまうんじゃないか、と。

だから昼間もうとうと眠っているし、夜もかなり眠りが浅い。


それともすでにこれも水疱瘡の序章?




うーん、うーん。

地元の病院につれていこうか悩むところです。


さらに、明日から水疱瘡感染対策で
ゾビラックスを1日4回内服しないといけないのに
こんな体調で大丈夫だろうか??

もう少し体調を観察して
場合によっては、こども医療の主治医の先生にも相談してみます。
(何か体調に変化がみられたら連絡していいですよ、と言っていたので)


1/17~1/27の日記へのコメントのお返事

2009-01-28 09:46:49 | 内反足
退院したものの、

水ぼうそう発症を心配するそうちんママの横で
いつもどおりお昼寝をはじめたそうちん。

同じ時間を過ごすなら
もう少し明るく過ごせるようにしないとだな~と思いつつ、

洗濯に追われてます。
晴れているうちに干さないと!

・・・

1月17日~27日の日記にコメントしてくださった方へお返事です。
※あいうえお順で失礼します。

>あいりちゃんママさんへ
いつもありがとうです~!
前回の反省をふまえ、入院期間中、そうちんママはエレベーターを使わず、
そうちんのいる4階まで駆け上がることをこころがけました!(だいたい一日4回ぐらい往復していたかな?)
おかげでなんとかウェイトアップは防げたと思います~!(←自称・・・)
でも、やはり退院する時ジーンズが苦しくて、ホックが留められなくなる事態に!!ひゃ~。


>あさ坊ママさんへ
いつもありがとうです~!
あさ坊くんもロンパースで過ごしてたんですね。
こちらは術後想像していたよりもギブスが太くなかったので
持ち込んだロンパースやカバーオール(80)で対応できてよかったです。
そして、術後の矯正がうまくいけば、3月からプラスチック装具に移行する予定です。その時はまたいろいろ教えてくださ~い。




>えさとさんへ
いつもありがとうです~!
そう、確かに口唇口蓋裂と違って内反足の場合は術後のケアが増えてしまいましたが、でも「あっというまに」過ぎるよう、楽しい時間をこころがけたいです。
一方で、水疱瘡騒動。。。病院側というよりも、やはり入院する時に
何枚も入院前の症状を細かく記入したり、1階の入院手続き窓口で質疑応答したり、そして病棟に入る前にも廊下で再度確認したりして、それだけ深刻なことなんだ!と今回勉強になりました。その辺を軽く扱ってしまう家族が一組でもいると(もちろん軽く扱ったわけではなかったにしても)、やばいことになるんだな~と。それにしても、そうちんに感染してませんようにと願うばかりです。うぅ~。
次の口蓋手術前に積極的に予防接種することをおすすめします~!

>えみりんさんへ
いつもありがとうです~!
コメントは無理せず、読み飛ばししちゃっても大丈夫です~。
えみりんさんのハートがちゃんとそうちんに届いているので~。
でも、コメントを残してくださって嬉しいです(笑)


>tomyさんへ
いつもありがとうです~!
ほんとは入院期間中の週末は実家から通ったのでその時ご挨拶できればなあ~なんて思っていたんですが、やっぱりばたばたしてしまい連絡できませんでした。残念!
ところで、こども医療での診察は今週で最後なんですよね。
念のためマスクをしっかり装着されることをおすすめします~!


>なっちょさんへ
いつもありがとうです~!
そーたくんの検査は終わりましたか?
もう少し落ち着いたらなっちょさんブログにご訪問します~。



>はるかさんへ
いつもありがとうです~!
そうちんは入院した日から鼻の下のテープが卒業となったので
入院期間中まじまじ見る機会が増えたんですが、
どうやら傷痕が以前よりも横に拡がって以前よりもてかてかしてきた気がします。
また画像を載せてみるのでよかったらご意見ください~。


>ぼうさんへ
いつもありがとうです~!
無事に退院してきたものの、水疱瘡疑惑により晴れ晴れした気持ちになれません。
どうかギブスによる矯正が終わるまでは水疱瘡にならないで~って願うばかりです。
ところで、ぼうさんは無事実家に行けましたか?
実家に甘えてゆっくりたっぷり過ごしてくださいね。


第4関門突破:無事に退院!だけど。。。

2009-01-27 13:45:56 | 内反足
昨日、そうちんは予定通り退院することができ、
4時間かけて、無事に武田信玄の地に帰ってきました。

山も空も太陽も街路樹もヒヨドリも、みんなみんな
「そうちん、おかえり~!」って声をかけてくれて
帰宅したそうちんはにこにこしてました。


・・・
そうちんは入院期間中、
思ったよりよりぐずらず、

ちゃんと眠って笑ってくれました。

この調子ならあまり生活リズムが乱れず
ギブス卒業まで平和に過ごせるかな?と

淡い期待をしていたのですが。。。


実は、、、

退院前日の日曜日

面会時間の10時頃
軽い足取りで病棟内に入ると

いつもと違う雰囲気。

週末で静かなかんじではなく、
看護士さんたちも大忙しで
なんとなくばたばたしている。

先生方も電話をかけているかんじ。

なんと、

そうちんがお世話になっている病棟内で
入院中のお子さんが水疱瘡を発症したとのこと!!

水疱瘡は
空気感染&飛沫感染するため感染力が強く、
潜伏期間はあるものの
発症する3日前から感染力が強くなるらしい。


断片的にきいた話を組み合わせてみると

日曜朝9時に発症が確認されたため
そのお子さんは隔離部屋に移動されたけれど

それ以前にプレイルームや廊下ですれ違って
感染している可能性は高いため

病棟内の患児ちゃんたちに水疱瘡の対応が迫られました。

すでに金曜日に退院したそうちんのお友達のところにも
病院から連絡があったそうです。

で、どんな対応かというと

1)γグロブリンを早急に投与
2)1/29~7日間、ゾビラックスを内服する
3)なにも処置しない

この3つの選択を迫られました。

そうちんパパと話し合った結果、
そうちんには2)で対応することに決めました。

このゾビラックスは、水疱瘡にかかった時に内服する薬と同じです。
つまり、感染を予防するのではなく、症状を軽減するのに有効。

そうちんがもし水疱瘡に感染していた場合
観察期間(発症するかもしれない期間)は

2/1の11時~2/21の24時までとのこと。
↑この時間設定が結構細かいな~と感心したそうちんママ。

う~ん。う~ん。

金曜、土曜日はプレイルームで他のお子ちゃまたちと一緒に過ごしたり
廊下をぐるぐる散歩してたな~と思い出すこと数回。

予期せぬことなんだから
過去の行動に後悔してもしょうがないし

発症したお子ちゃまだって家族の人だって
大変な思いをしているかもしれない。

・・・でも、

そうちんが水疱瘡になってしまって
発疹がひどく現れてギブス固定が中断してしまったらどうしよう。。。

あるいは発疹で皮膚が痛がゆくなっているのに
ギブスのまま足の発疹の処置ができなかったらどうしよう。。。


と、マイナス思考的なことを考えてしまい、
なんともいえない怒り心をコントロールできないそうちんママ。

・・・まだまだ人としての修行が足りません。。。


それにしても
看護士さんや先生方の迅速な対応を目の当たりにして
すごいな~と思いました。


さらに
観察期間中の外来は、(発症していなくても)通常の正面玄関からは入れず
右側にある「感染入り口」から中に入り、その感染部屋で処置を受けることになります。

他のお子ちゃまたちへの二次感染を防ぐためにも、
ほんと徹底しないとですよね。


水疱瘡やウィルス性の病気に感染することで、
病院の中には
命とりになってしまう子だっているかもしれないし
治療を中断しないといけない子だっているし
手術が延期してしまう場合だってある。

自分たちだけではなく、みんなを守るため
改めてウィルスには気をつけようと思ったそうちんママでした。



そうちんが水疱瘡にかからず
22日の朝を迎えられますように~!!

でも、あと25日もある~!!ひぇ~!