よかったら、読んでみてね
ゆうこ:(ナレーション風に)私は、商店街の片隅で占いをやっている、「まだまだ先に行きたいゆうこ」。今日も、世の中の迷える子羊を待っています。夕方4時30分。小腹から大腹になりかけたころ、お客さんがやってきました。
ゆうこ:あー、なんか、胃がムカムカする。朝ごはん食べすぎたかなぁ~。
???:こんにちわ。今いいですか?
ゆうこ:まっ!イケメンさんだわ。どうぞ、あなたのお名前は?
???:ヤスデをこわごわ触ったので、みんなからは、「ここわちゃん」って呼ばれてます。
ゆうこ:そうなんだぁ~。じゃあ、ここわちゃんの悩みはなーに?
ここわ:あのーですね、カップ焼きそばのお湯を捨てた後、突然、「ボブォン」って音が鳴るのが、怖いです。それで…。
ゆうこ:あー、わかるわかる。湯を捨てた4秒後位に、けっこう大っきめの音で鳴るのよねぇ。それでそれで…。
ここわ:なんとかその音にビックリしないように、ゆうこに助けてもらいたいんです。
ゆうこ:まぁー、いつの間に私の名前を。そっかぁ。ボブォン問題ね、うんうん。焼きそばの湯が、あと少しでなくなるってゆう時に、中身の焼きそば本体が、ザッザッザーって落ちるときもあるよね。
ここわ:あっ、それ、僕もやったことあります。あの時の気持ちって言ったら…。
ゆうこ:そうそう、もうほんっとに目の前が真っ暗になるよね。お腹ちょーすいてるし、あとはソースをかけて、ワシワシ食べる、タンドリーチキンなのに。
ここわ:あっ、そうそう。骨付き鶏肉を串にさして、タンドゥールで焼いて、パクッ、うまっ。ってちがーう!!そもそも食べるのは焼きそばだし、ワシワシ食べる「段取り」だし。(ゼーゼー)
ゆうこ:まぁまぁ、そんなに興奮しないで。麦茶でもどうぞ。
ここわ:いただきます。ふぅー、おいし。でもこの麦茶が入ってる器って、どう見ても、コップとゆうより…。
ゆうこ:みなまで言うな、ここわちゃん。
ここわ:はい?
ゆうこ:もう、事件は解決したわ。カップ焼きそばの音が怖いなら、このどんぶりに焼きそばを入れて、湯をジョボジョボかけて…
ここわ:3分待つと…
ゆうこ:そう、それで、一気にお湯を捨てれば。エヘン!!
ここわ:エヘン!大丈夫!!じゃないですよ。結局またその4秒後に「バブォン」って大きな音がしますって!!
ゆうこ:あれっ?そうだっけ。夏ボケで頭がショート、セカンド、タッチアップになっちゃった。まぁこれで、ようやく一大事解決。(パチパチ)そういえば…
ここわ:そういえば、何なんですか、ゆうこ(少し怒り気味)
ゆうこ:4時から、カーネギーと「細々繁盛記・みつ豆とわらび餅はどっちが偉いか?後編」を観る約束してたんだ。じゃあね、またね、ここわちゃん。
ここわ:あーあ、一大事未解決。まっ、しょうがないから、うちに帰って、内村先生のTV観ながら、カップ焼きそば食べよ。
Aカップより、Bカップ。もう一つおまけにCカップ。「まだまだ先に行きたいゆうこ」でした。
前回は髙木雄也くん編でしたが、今回は知念侑李くん編です。
個人的には、あんかけ焼きそばの方が好きなほうほうほでした