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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

(教育再生会議)、胸がつまる自殺高校長の遺書

2006年11月01日 14時11分58秒 | 格差社会と政治
安倍政権のもと『教育再生会議』 が始動した2006年10月のこと、

17日には、
『教育再生会議』が18日から始動するとの報道と共に、
「ゆとり教育の推進役」などと言われた寺脇研・大臣官房広報調整官(54)も文部科学省を今月中にも勇退する(毎日新聞)。
との、発表があった。

さらに下旬にはいると、降って湧いたかのように、大学受験には重みを持たない必修科目についての『未履修』問題が表面化した。

同時期発生した いじめ自殺問題 と合わせ、内閣主導の教育再生会議を 推すかのような騒ぎになってきた。

そして10月末にはとうとう、『未履修』の当事校のひとつである 茨城県立佐竹高校の 校長が、自校受験生たちの不利にならないようにと関係機関の配慮を求め、遺書を残し 命を絶った。
参考画像:
「生徒に不利益ないよう」と校長の遺書 (31日、県教委提供)(時事通信社)20時09分更新

テレビ報道で聞いたときもそうであったが、校長の記した 遺書 には何度見ても胸が詰まる。
裁定機関に対する願いと、補習が必要となる 受験生らに対する願い(思い)。 一命を添えてとの文言で締めくくっている。

だが、政府や与党(自民・公明)にとっては 全く重みを持たないようである。
文科省も政府・与党も 関係者の死には触れることなく、淡々と受験生や その父母らの 歓心 を得る方向で収束しそうだ。

高久校長の死は 政治に翻弄された 公務災害 であることには誰にも異論は無いだろう。ご冥福を祈る。

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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失礼します。 (Unknown)
2006-11-01 16:32:40
眼が無ければ観えない、と云う事でしょうね。 政府与党に在るものは 権力への執着のみ。
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