[個人史]: 動物、猫、ネコ物語、バイク
近所をバイクで走っているとき、いかにも売れそうにない雰囲気の小さな青果店があったので立ち寄った。
すると(昔からの)近所のお得意さん相手に、親の商売を引き継いだ老齢のご婦人が細々と営んでいることを知った。
どうせ私は果物や野菜を買っても腐らせてしまうだけなのだが、そのために傷んだ品から買い取っていた。(買ったときのひとつだけがまともならそれで良いのだ)
数ヶ月のあいだ毎週そんな買い物を続けたのでやがて親しく話すようになり、店先に続く店番用の座敷にも座って話をするようになった。(その後は買い物ついでにはなし友達になるのは必然的である)
この家の店番用の部屋には何匹も猫がいた。
家人がネコが好きなのではない。店の隣の空き地にネコを捨てていくのでそのたびに拾って飼っているのである。
何週間かごとに、
”また新しく増えた”とか、(車のとおりが激しい場所なので)”轢かれちゃった”とかで入れ替わりも頻繁である。
(続)
近所をバイクで走っているとき、いかにも売れそうにない雰囲気の小さな青果店があったので立ち寄った。
すると(昔からの)近所のお得意さん相手に、親の商売を引き継いだ老齢のご婦人が細々と営んでいることを知った。
どうせ私は果物や野菜を買っても腐らせてしまうだけなのだが、そのために傷んだ品から買い取っていた。(買ったときのひとつだけがまともならそれで良いのだ)
数ヶ月のあいだ毎週そんな買い物を続けたのでやがて親しく話すようになり、店先に続く店番用の座敷にも座って話をするようになった。(その後は買い物ついでにはなし友達になるのは必然的である)
この家の店番用の部屋には何匹も猫がいた。
家人がネコが好きなのではない。店の隣の空き地にネコを捨てていくのでそのたびに拾って飼っているのである。
何週間かごとに、
”また新しく増えた”とか、(車のとおりが激しい場所なので)”轢かれちゃった”とかで入れ替わりも頻繁である。
(続)