ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

回想: 即席の観光ツアー

2007年02月26日 20時50分47秒 | Weblog
[個人史]: 米国滞在記

米国での勤務中に 日本から勉強に来ていた短大生と出会った。 何度か深夜まで図書館で学習する様子を見かけていたのである。

数ヶ月ほどは挨拶程度しか言葉を交わしていなかったが、(彼女の)滞在期間が終わり帰国するというので、『米国生活は楽しめたか?』 と尋ねた。 すると 滞在中は学生の各種イベントに参加する機会も逃し、車も無かったので近所しか出歩いていないと言う。

何か望む事は無いのか? と尋ねると できるなら一緒に来た友人と二人で(お土産など)あれこれ買い物がしたい というので即席の ”観光&買い物ツアー”を企画し、”運転手兼ガイド” を引き受けた。

<ハマキの購入から>
最初に 父親へのお土産に葉巻を買いたいと言うので近場のスーパーへ向かった。
以前彼女が購入しようとして店員に断られたという。 今回も私が保証人になっても販売を断られるので 私が代わりに購入し(私の責任で)こっそり彼女らに渡さなければならないほど 米国でのタバコの販売は厳格だ。 (年配者の私が買っても 一言小言を言われる

次はお母さんや家族へのお土産のために ダウンタウン(市街地)へ向かい いくつかの観光スポットを案内した後、ショッピングモールへ行きお土産買いやウィンドゥ・ショッピングなどで夜までつき合った。

<即席ツアー最後の店で>
一日の営業を終える店々が多くなってきた頃、二人は充分に米国文化を堪能できたと言うので、ツアー最後にパンケーキ(ホットケーキ)ショップへと案内した。 時間は夜の9時過ぎになっていた。

駐車場に車を停め3人で店内に入ると、私の後ろに続いた二人を見ながらスタッフは戸惑いを見せたので 「もう終りなのか?」 と尋ねたが 『構わない』 とテーブル席に案内された。

<メニューが違う?!>
しばらくして別なウェートレスがやってきて 私を睨みつけるような表情で手にしたメニューを叩きつけるようにテーブルの上に置いた。 そして20歳の短大生二人に向かっては優しく微笑みながら そっと子供(Kids)向けのメニューを置いて行った。

どうやら私は ”深夜に若年少女たちを連れ回すとんでもない東洋人” に見られたらしい。 これも米国文化の一面だと説明し、食事が終わると二人を寮まで送り届け、即席の観光ツアーを閉じた。


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