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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<不平等税制> 「富裕層の税金」 だけは美しい国?

2007年06月12日 11時07分37秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 脱税・税申告漏れ 海外住所 金持ち優遇政策 格差社会 カナダ

36億申告漏れ指摘のハリポタ翻訳者、日本課税で当局合意 (読売新聞) 6月12日3時9分配信
【記事抜粋】 ベストセラー「ハリー・ポッター」シリーズの日本語版翻訳者の松岡佑子さん(63)が翻訳料など約36億円の申告漏れを指摘された問題で、日本とスイスの両税務当局が、松岡さんの居住地は日本にあり、日本で納税すべきであると合意したことがわかった。 ◆ 松岡さんは昨年、東京国税局から追徴課税(更正処分)された際、「居住地はスイスにあり、スイスで納税している」と反論。二重課税を避けるため、両税務当局による相互協議を申し立てたが、松岡さんの主張は今回の合意で退けられた形だ。 ◆ 松岡さんは2001年、住民票をそれまでの東京都新宿区からスイスのジュネーブに移転。以後はスイスに居住しているとして04年までの3年間、同シリーズの日本での版権を取得した出版社から翻訳料の20%を源泉徴収された以外は、日本で所得を申告していなかった。
[記事全文]

グローバル化と叫びつつ、いかにも先進諸国を歩んでいるかのように 自負する日本。

税制(福祉切り捨て・増税)の話が上がるたび、
「 富裕層に対しても 貧困層と同じ扱いにしないと 外国へ逃げられてしまう 」 と、その不平等税制を 正当化 してきた 政府・与党(自民党・公明党)政治 である。

だが実際には、住所だけを海外に移しての 税逃れが横行 しているに違いない。 国内にいなくとも 仕事ができるのも グローバル化の一つの要素だ。

その点、カナダの税制は面白そうだ。
カナダ国籍を有して海外に在住しその国で収入を得ても、 その 所在国に支払った税(例:3万円) と カナダ国内の税 (例:5万円相当) にできた 差額(例:2万円)は カナダに納めなければならないと聞いた。 国内に住もうが 海外に住もうが 同じ税率 が適用されるようだ。 (移民を受け入れるからだろうか?)
それだから いつ自国に帰っても 大手を振って カナダ国民としての保証を受けられるのだろう。

日本では 「富裕層、(ウソでも)海外に住めば税金天国」 のままでは、 とうていグローバル化にほど遠い。

記録する。

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