<短大生遺体切断>両親が手記 兄妹の「不仲」報道否定 (毎日新聞) 1月24日21時16分配信
【見出し記事】 東京都渋谷区の短大生、武藤亜澄(あずみ)さん(20)が次兄の予備校生、勇貴容疑者(21)に殺害された事件で、2人の父衛さん(62)と母洋子さん(57)が24日、勇貴容疑者の弁護士を通じて心境などをつづった手記を公表した。事件について両親が直接心境を明かすのは初めて。息子の凶行を「理解できない」とする一方、「自由奔放」な亜澄さんの言動が両親を悩ませているとの思い込みがあったのでは――と勇貴容疑者の心理を推し量っている。(毎日新聞)
[記事全文]:毎日新聞サイト
両親の手記で もう少し状況が把握出来てきた。 (被害者の写真と次男の映像は見たが、家族全員の写真でもあれば家族内の状況は把握できるのだが..)
<不仲説否定>
両親の 不仲説否定 は正しい。 いがみ合う不仲 なのではなく 気軽に話し合える仲良しではなかったのだ。(バランスの取れていない成人した兄妹だ)
<木刀>
いきなり木刀で殴ったのではなく、殴る前には二人にいさかいがあった。
『両親を悩ませる言動』 の中身によって 最初から木刀を持っていたか、途中から持ち出した木刀で殴りつけたかに別れる。 この段階ではまだ 衝動的な事故 だった。
だが、殴ってしまい一度 ”たが” の外れた勇気容疑者の精神状態は 強度の興奮状態へと突っ走って行く。 だがここではまだブレーキが利いた。 勇貴容疑者は妹への 説得を続けた。 だが 妹は頑として ”両親を悩ませる” 事を止めようとはしなかった。 そしてさらに 勇気容疑者の興奮はエスカレートして ついには殺害に及んだ。
<猟奇性と社会世相と>
その後の猟奇な 遺体切断 などは、 他の 遺体切断・廃棄事件 と共通するものだろう。 無感覚に陥ってはいるが 自分が何をやっているか しっかり判っていて行っているはずだ。 そうでなければ 逮捕されたときの 何ごともなかったかのような 表情に結びつかない。
<動機>
家族(両親・妹)に自分を認めて欲しかった。
ないがしろにされていたのではない。 認めて欲しいとの欲求 は 職場でも家庭でも、(政界でも、) 実力を持っていない者ほど その願望は強い。 後先を考えることなく このチャンス とばかりに 行動して失敗する のが常だ。
両親が手記に記しているように、『亜澄さんの言動が両親を悩ませているとの思い込み』 はあった。 両親が云うように 勇貴容疑者は 両親に対して優しくありたい と望み、妹が行おうとする事を (両親に代って) 兄として 妹を説得して 止めさせよう と考えた。 成功すれば自分自身の中の ”情けなさ” からも逃れられる。
両親に対しても 妹に対しても 自分は 大学浪人中の予備校生 ではなく、『被害者にとっても、家族にとっても (良い)兄』 だ と示すちょうど良い機会だと思った。 この思い(願い)が 今回の事件の発端だろう。 結果は 最悪になってしまった。
<注意!教育再生会議>
小さな時から 大人の期待に応えさせる事ばかりを教え込まず、本人の身の丈に合った事を望ませないと だんだんとこのような事件が多くなるばかりだ。
【見出し記事】 東京都渋谷区の短大生、武藤亜澄(あずみ)さん(20)が次兄の予備校生、勇貴容疑者(21)に殺害された事件で、2人の父衛さん(62)と母洋子さん(57)が24日、勇貴容疑者の弁護士を通じて心境などをつづった手記を公表した。事件について両親が直接心境を明かすのは初めて。息子の凶行を「理解できない」とする一方、「自由奔放」な亜澄さんの言動が両親を悩ませているとの思い込みがあったのでは――と勇貴容疑者の心理を推し量っている。(毎日新聞)
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両親の手記で もう少し状況が把握出来てきた。 (被害者の写真と次男の映像は見たが、家族全員の写真でもあれば家族内の状況は把握できるのだが..)
<不仲説否定>
両親の 不仲説否定 は正しい。 いがみ合う不仲 なのではなく 気軽に話し合える仲良しではなかったのだ。(バランスの取れていない成人した兄妹だ)
<木刀>
いきなり木刀で殴ったのではなく、殴る前には二人にいさかいがあった。
『両親を悩ませる言動』 の中身によって 最初から木刀を持っていたか、途中から持ち出した木刀で殴りつけたかに別れる。 この段階ではまだ 衝動的な事故 だった。
だが、殴ってしまい一度 ”たが” の外れた勇気容疑者の精神状態は 強度の興奮状態へと突っ走って行く。 だがここではまだブレーキが利いた。 勇貴容疑者は妹への 説得を続けた。 だが 妹は頑として ”両親を悩ませる” 事を止めようとはしなかった。 そしてさらに 勇気容疑者の興奮はエスカレートして ついには殺害に及んだ。
<猟奇性と社会世相と>
その後の猟奇な 遺体切断 などは、 他の 遺体切断・廃棄事件 と共通するものだろう。 無感覚に陥ってはいるが 自分が何をやっているか しっかり判っていて行っているはずだ。 そうでなければ 逮捕されたときの 何ごともなかったかのような 表情に結びつかない。
<動機>
家族(両親・妹)に自分を認めて欲しかった。
ないがしろにされていたのではない。 認めて欲しいとの欲求 は 職場でも家庭でも、(政界でも、) 実力を持っていない者ほど その願望は強い。 後先を考えることなく このチャンス とばかりに 行動して失敗する のが常だ。
両親が手記に記しているように、『亜澄さんの言動が両親を悩ませているとの思い込み』 はあった。 両親が云うように 勇貴容疑者は 両親に対して優しくありたい と望み、妹が行おうとする事を (両親に代って) 兄として 妹を説得して 止めさせよう と考えた。 成功すれば自分自身の中の ”情けなさ” からも逃れられる。
両親に対しても 妹に対しても 自分は 大学浪人中の予備校生 ではなく、『被害者にとっても、家族にとっても (良い)兄』 だ と示すちょうど良い機会だと思った。 この思い(願い)が 今回の事件の発端だろう。 結果は 最悪になってしまった。
<注意!教育再生会議>
小さな時から 大人の期待に応えさせる事ばかりを教え込まず、本人の身の丈に合った事を望ませないと だんだんとこのような事件が多くなるばかりだ。