ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<社保庁賞与支給日>踏み絵にされた使途不明の賞与返納劇

2007年06月29日 18時03分30秒 | 格差社会と政治
[現代日本史]: 老後保障 年金記録問題 社会保険庁改革 加重失態

<夏のボーナス>社保庁職員は指定口座に返納 (毎日新聞) 6月29日12時26分配信
【記事抜粋】 年金記録漏れ問題で揺れる社会保険庁の職員約1万6000人にも29日、夏季賞与が支給された。 ◆ 各職員には既に村瀬清司長官名で自主返納を求める文書が渡されており、国への寄付申し立て手続きをしたうえで、それぞれが指定口座に返納分を振り込むことになる。一般職員の返納額は2~3万円だが、社会保険事務所長だと15~17万円、本庁課長級は40~45万円に上り、来年3月までの分割払いも認められる。 ◆ 村瀬長官は、社保事務所長以上で退職したOBにも同等の寄付を求めるとしているが「生死や住所が分からないケースも多く、手続きにはかなりの時間がかかる」(総務課)という。
[記事全文]

<バンザイ!寄付控除>
誰にとっても大切な 夏の賞与 から、 (額を決めて)国家に寄付をしてくれ !る! 社保庁職員。 彼らの厚情に免じて 年金問題 はもう忘れてあげようかな ..

だって、
発表されただけで もう返して貰った気分になれるし、
その返金額の大きい事が (国民誰にも確認できないが) 実際に返納する額と (たぶん)同じなのだろう。
(ときどき身内には 「アンタは支払わんでもエエよ」 とか 「どうせ判らんから 1000円くらい払っとき」 などと云うモノだ)

しかも、
天下り役人のいる 団体・組織 に寄付するだけでも 寄付控除 になるのだから、 いわんや 国に寄付 では 10割り増しの寄付控除にもなるかもしれない。 サラリーマン増税の中で 返納金が全額控除 されるのは 「とってもナイス!です」

ところで、
賞与返納 役人劇に参加した職員は 民営化後の 「日本年金機構」 への転属決定 も同じ。
准公務員天国 を謳歌できるのは 1円の寄付で 100万円 のお返しを貰うようなモノ。 普通の人(負け組民間人)には そうそうできる機会はない立派な 利益行為 だ。

そもそも、
国への寄付 と云っても、 サラリーマンのようにガラス窓ではない。
民営化後の 職員用の ストックオプション(持ち株制度)に充てられれば 上場時の見返りもさらに大きいというもの。

だから! 政府・与党(自民党・公明党) 後押しの 『 勝ち組 准公務員天国 』 はやめられない。

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