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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

日記: 返さない 「聖書」

2008年02月04日 19時37分19秒 | Weblog
[個人史]: 日記 聖書 宗教
※ キリ番(#**90)なので 「個人史」を記す。

前回、聖書の「出エジプト記」について記したが、 実は 長年心にかかっていたことがあった。 (過去形)

<返さない「聖書」>
私には昔、 預かりっぱなしの聖書があった。 預かりモノであったが もう返すことは出来ない。

私が 上京したばかりの頃、 「あの教団」 が駅前で勧誘活動していた時期だ。 連れて行かれた集会所(教練所)で出会い、顔なじみになった人物のモノである。

私が小学校の時には 教会に行っており、 聖書の概念にはなじみが有ったが、
その教団は 「教祖はキリストの生まれ変わり」 とか、 聖書に記された箇所を使ってあまりに劣悪な解釈を教えるので 教団組織そのものを否定するきっかけとなった時期だ。

その同じとき、 私が止めるのも聞かずに 信者(教師)に勧められて買った聖書を 「自分は持って帰れないから この次まで預かって欲しい」 と渡された聖書だ。

私はその後も 預かった聖書を持って何度か通ったのだが、 毎回皆のいる前で 教団の教えに強烈な批判を重ね、 とうとう 出入り禁止 になった。 それまでの間も、彼とは会えなかったのである。

<趣味は「飾棚書」>
そして本来の持ち主には返せないまま、 本は読むことなく(勉強も嫌いな)私の本棚を埋める 数少ない 有名書籍 としてずっと預かったままになっていた次第だ。

私は何度も引っ越したが 預かった聖書も一緒に移動した。 ”預かりモノだから..”と、 捨てられなかったのである。

そしてやがて、
私も読む機会(活用の機会)が現われたのだから 決してムダにはなっていないはず。

<預かった「聖書」の行方>
現物はすでに無い。 高校時代に貰った薄い聖書も捨てられなかったのだから 絶対に捨ててはいない。

私は 中型本に買い換えていたので、 あり得る可能性としては 出会ったヒトと話をしていて 「教会に行ってみたい」 と云いだした(貧乏)学生さんに事情を話して貸したと思う。
(※ある時期 聖書から引用して話したことで、 聖書や教会に興味を持った人物が多くいた。)

「これは預かりモノでした。 もし返したい気持ちになったなら(どうせ私はいないから) 聖書が必要になったヒトに アナタから渡してください」 と、 さも云いそうなセリフと共に渡したのだと思う。

(記)

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