タクシー運賃、10年ぶり値上げ…まず長野・大分から (読売新聞) 4月5日3時9分配信
【記事抜粋】 国土交通省は4日、全国で相次いでいるタクシー運賃の引き上げ申請について、長野、大分両県を手始めに、順次認めていく方針を固めた。 6日に両県で、10%前後(初乗り運賃で実質約50~70円)の値上げを認可する。タクシー運賃の値上げは、消費税率が3%から5%に引き上げられた1997年4月以来、10年ぶりとなる。
[記事全文]
10年ぶりだから 値上げも良いでしょう との事だろうが、高齢世代が多くなった地方から値上げの地盤固めを行うようだ。 年金支給額の引き上げと介護保険料の引き上げに加え、高齢者にはタクシー利用まで制限を強めるものだろう。 あるいはタクシー券として結局は地方の財政負担増に繋がる。
<不景気とタクシー台数>
そもそも 不景気で失業者が増えると タクシー運転手が増えるのは 国庫(血税)からタクシー会社に補助金が与えられるからではないか。 そしてその補助金は 運転手 を潤すことなくまずは経営者、そして 必要のないメーター交換などを含む 様々な理由により 官僚らの天下る団体・企業に流れていく。
<新たな天下り先の製造>
昨年(2006年)春、久々に深夜のタクシーを利用したとき 『神奈川にも(天下りの温床である)タクシーセンター設立の圧力がかかっている』 と聞いていた。
好景気に沸く日本のタクシーが 「乗車拒否」 を繰り返していた時期に設立された団体である。 不況に陥ってからは 乗車拒否 どころか、乗客を見つけるのも大変になってもなお、 タクシーセンター は自分で(勝手に)仕事を作り 運営を続けている。 (天下り先なのだから 血税も直接投入されているのだろう)
<値上げの必然性>
タクシーセンターの運営費の一部は タクシー会社や個人タクシー(自営業)らから 会費として徴収されるので、 『センター設立=運賃値上げの必須』 はセット だと運転手と乗客の私は 一緒になって憤っていたのである。
記録する。
関連記事 (公開せよ!天下りと血税投入の詳細情報)
02/28 <勝てる!真の構造改革>公開なくして改革無し!
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10年ぶりだから 値上げも良いでしょう との事だろうが、高齢世代が多くなった地方から値上げの地盤固めを行うようだ。 年金支給額の引き上げと介護保険料の引き上げに加え、高齢者にはタクシー利用まで制限を強めるものだろう。 あるいはタクシー券として結局は地方の財政負担増に繋がる。
<不景気とタクシー台数>
そもそも 不景気で失業者が増えると タクシー運転手が増えるのは 国庫(血税)からタクシー会社に補助金が与えられるからではないか。 そしてその補助金は 運転手 を潤すことなくまずは経営者、そして 必要のないメーター交換などを含む 様々な理由により 官僚らの天下る団体・企業に流れていく。
<新たな天下り先の製造>
昨年(2006年)春、久々に深夜のタクシーを利用したとき 『神奈川にも(天下りの温床である)タクシーセンター設立の圧力がかかっている』 と聞いていた。
好景気に沸く日本のタクシーが 「乗車拒否」 を繰り返していた時期に設立された団体である。 不況に陥ってからは 乗車拒否 どころか、乗客を見つけるのも大変になってもなお、 タクシーセンター は自分で(勝手に)仕事を作り 運営を続けている。 (天下り先なのだから 血税も直接投入されているのだろう)
<値上げの必然性>
タクシーセンターの運営費の一部は タクシー会社や個人タクシー(自営業)らから 会費として徴収されるので、 『センター設立=運賃値上げの必須』 はセット だと運転手と乗客の私は 一緒になって憤っていたのである。
記録する。
関連記事 (公開せよ!天下りと血税投入の詳細情報)
02/28 <勝てる!真の構造改革>公開なくして改革無し!
私のブログで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。
紹介記事は
http://ko7209.blog79.fc2.com/blog-entry-298.html
です。
これからもよろしくお願いいたします^^
元々タクシー業界(バスなど国交省の許認可業界全体もですが)は50年来の国交省の思うがままの体制でしたが、平成14年に自由化を基本とした新規参入などを含む大きな道路運送法が改正が行なわれ、その影響力を失われるかと思われましたが、実態は許認可の影響力はますます強くなったという実態があります。
例えば、道路運送事業(主にタクシー事業)の新規参入(新規にタクシー事業を開業しようとする場合)は確かに開業に必要な要件を満たせば開業時は数ヶ月で開業できますが、その後は国交省の思うがままになりました。
しかしながら、新規事業者は2年以内に監査を行なわれ法令が遵守されているかすべての新規事業者に定期監査とは別に監査を行なっています。
会計の状態、乗務記録、日報、整備管理記録、業務管理記録、等をもとに行なわれますが、だいたいの事業者の場合すべて完璧という事業者はありえませんね、「国交省に逆らうと怖いよ」といわんばかりに運転手の書いた「日報」の字が読みにくい等と細かい点まで探す事、探す事・・。もうこうなるとお役人天下ですね。
まるで首輪をきつく閉められた犬と飼い主のようで、逆らう事で苦しくなるより、与えられた自由の中で与えられた餌を食べているといっても過言ではないでしょう。
最近の業界新聞などを見ると軒並み「車両停止処分」
等の処分が目立ちその脅威を常に誇示しています。
本題に戻しますが、今回の値上げは業界と国交省の主導で行なわれていますが双方の利益については下記の予想が出来ます。
事業者側は運賃値上げをする事で全体の営業収入を増加させ苦しい経営から脱したい。
国交省側は景気低迷から断られ続けていた天下りの復活、これまで東京、大阪にしか無かったタクシーセンターを全国に展開させ第二の事業所の確保をしたい。
が考えられます。
タクシーセンターを設置するにも事業者を含めた地元からの要請がなければ出来ません、事業者はバーターや脅威から逆らう事が出来ませんから軒並みタクシーセンターの設置に進んで要請書を提出しています。これで国交省のタクシーセンター設置の大義名分が整います。こんな図式です。
果たして運転手の給料が上がるでしょうか、タクシー経営者のほとんどは、現在でも「台数を増やせば売上が上がり利益が増える」という理念で経営しています。運転手にお金が回るのは実際に利益が上がった上で最後に回すもので多角経営している経営者はタクシー事業以外の経営全体が潤うまで「すずめの涙」でごまかすのは見え見えです。
タクシーの値上げを行なうと必ず「乗り控え」が起こります。値上げは運転手の給与を更に下げるのではないか?と心配しています。
今回運賃の値上げの申請時は法人個人タクシー業界は会合を持っていっせいに申請を出す事、抜け駆けなどはしない、業界全体で一致団結して申請し値上げを実現しようと取り決めをしています。
これって独禁法に触れないのでしょうかね?実際、個人業界ではタクシーでは全員申請するよう強く要請され申請をしています。別に今のままでも生活できる個人タクシー事業者もそうでない個人タクシー事業者も・・・・・。
何の根拠で値上げするの?と聞かれて個人タクシー事業者はきっとこう答えるでしよう「組合から要請があったから」「皆と同じがいいから」。
私は別にに値上げしたいと思っていません、もっとお客さんに沢山乗ってもらって、売上さえ上がれば今の運賃で良いのにと思っています。
だから、新たな運賃が認可され金額が出ていない現状での値上げの認可申請には未だに結論が出るわけないのに・・・・。
根拠の無い値上げの申請?消費者はそれほど甘くない!