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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<線路転落>全盲と弱視の夫婦 - 『慣れ』 から始まる油断

2007年05月02日 01時46分09秒 | Weblog
線路に転落 全盲と弱視の夫婦、電車と接触し重傷 大阪 (毎日新聞) 4月30日17時13分配信
【記事抜粋】調べでは、2人がホーム中央付近で、話をしながら線路に向かって歩き、そのまま転落するのを周囲の客らが目撃していた。運転士が直前で非常ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。現場ホームには点字ブロックが設置されていた。 近くの住民の話では、恵坂さん夫婦は手を取り合ってよく買い物などに出掛けており、この日も天王寺に向かう途中。しかし、放置自転車にぶつかったりすることもあり、数日前には幸子さんが「最近、道路の段差が見えにくい」とぼやいていたという。弘昌さんはこの日、盲人用つえを家に忘れたまま出掛けていたらしい。
[記事全文]

前回記事 以後、 分析が出来たのでBlogに記録しようと 前回参照記事 (時事通信) 4月29日20時31分配信 を確認したら、 毎日新聞が 必要情報を 記事 にしてくれていたので、 わたしの仮説は正しかったと確認できた。

奥さんは 弱視が進んだ とのことで、 (僅かに見えるばかりに) 油断が発生して見間違えたのだと思う。 これでは 白杖 を持っていたとしても同じ事だ。

だが、この事故は新たな警告を思い起こさせた。
今回事故に遭われた 弱視の奥さんと全盲の夫 だけでなく、 これからの日本の老人社会では、 健常者でありながら 視力と身体能力のの衰えた ご老人たちにも起こりうる事故であろう。
鉄道事業者が ”直視しなければならない現実の到来” を示す事故と捕らえても良い。

だが、(国土交通省とそのともがらが喜びそうな) ホームに遮蔽装置を取り付けるのは 鉄道利用者にもっと気を緩ませてしまう事にもなる。 都心に慣れた者達が 全面ガラスのドアを見たら 「自動ドア」 と思い込んで体当たりしてしまう 気の緩みを増長してしまうだけだ。 子どもに対しても 鉄道利用時の 義務や責任を教える機会を奪ってしまう。

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