goo blog サービス終了のお知らせ 

ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

回想: 大きな地震の翌日.. (史)

2008年02月07日 13時11分17秒 | Weblog
[個人史]: 特質 気質 性質 思想 地震
※ 世間では 参院で否決される 衆院審議 や、 中国やCO-OPばかりが悪者になる 中毒事件がまことしやかに報じられるが、 個人史記録を急ぐ。

<大地震>
思い返すと意外なことだが、 1970年代 中後期 頃までは、 (私の周りに) 大きな地震はあまり無かったような気がする。

1978~9年頃のこと、 宮城沖だったか 東北地方を震源とする(関東圏でも比較的大きく揺れた) 大きな地震が起こった。

当時は今のような 通信網の整備など無いから テレビのニュースでしか その被害等は把握出来なかったものだ。

<翌朝の静寂>
当時(北関東)で、 私もその初めての大きな揺れを実際に体感した。
それまで経験したことのない強い揺れや、 夜のニュース等で報じられる震源地近隣の被害の大きさは、 人々の ”こころ” に一抹の 不安 を呼び起こしたようだ。

その翌日、
日本が進む経済発展の中、毎日が ”イケイケ!” の世相で沸き立っていたはずの 人通りの多い 街の中心地 や、また、どこの企業を訪れても、 人々から感じる雰囲気は一様に 『静寂』 だった。 たくさんの人々がいるのに 静寂 があるのだ。

<興味ある「心理変化」>
『静寂』 といっても、 恐怖(怯え)や 強い不安 からくる 退行感 ではない。
浮かれた世相を突如襲った 自然の驚異(ちから)は、 人々の心を改めさせ 自らの内面に問いかける機会は、 人々から「汚れ」が取り払われた 『爽快感』 すら感じさせたのである。

<「強い信念」を持つ青年と..>
当時、私の近くに 1~2歳年少の 頑固な青年がいた。 配達の仕事で 大きな高層ビルが並ぶ地域を担当しても エレベーター は絶対に利用せず、 階段を駆け回るのだ。

それだけ信念を持つ青年だから 私とも話が合い、 地震翌日の状況について意見を交わした。

<「自然の驚異」は 改心をもたらすか?>
その青年も私と同じように 人々の変化 を感じていて、 私たちは、
「大きな地震 が起こるたび ヒトのこころ は改まるのではないか?」 と 一筋の希望を見いだしていた。

しかし..、
様々なシュミレーションを試すまでもなく、 「度重なればすぐに慣れて、 混乱に乗じた 破壊や略奪 を招くだけだろう」 と 結論づいてしまったのだ。

<「頑固な悪心」に 付ける薬はあるか?>
ウイルスも 悪性になるほど すぐに耐性を身につけてしまうもの..。 (害悪を改める事がない)

ユダの記録(聖書)にも有るように、 義の民は天に取り上げられ、 悪を改めなかった民は 滅ぼされた事が各所に記録されている。
解釈によると、 書として記録されたのが3500年前で それよりはるか以前の事柄から記事にされている。

人間の悪に走る容易さと、 悪事(悪意)を改めない頑固さには、 たとえ我らとて ”みじんの隙間も残す事無く、いっそ、底深くに埋めてしまわなければならないのか!?” との思いを抑えるにも 難しくなる現実だ。

(記)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。