上毛ローンからの請求（クリックで拡大）
前にも記事に書きました、倒産した消費者金融会社 上毛ローン（本店・群馬県高崎市）から届く郵便物についての続報です。
今度は借入金が残っていると思われる債務者に「一括払い」を求める「請求書」を出したようです。ところが、この請求書が届く対象者には、①すでに破産申立てをして免責許可決定が確定している人、②民事再生の申立てをして再生計画が認可されている人、③司法書士・弁護士が受任しているが上毛ローン側でこれまで体制が整わなかったため未だ和解にいたっていない人、なども含まれているようです。
破産管財人の先生、いくらなんでも仕事が粗過ぎやしないでしょうか？上記の①や②なんて、図式としては「架空請求」ともいうべき請求です。以前、私が破産・民事再生を受任した何人もの方が、この請求書を手に、血相を変えて事務所にお見えになりました。我々専門家にとって、「請求が来たからといって、必ずしも払う必要があるわけでない」というのは当然のことではありますが、法的知識のない方々にとって、そんな請求書が弁護士名で届くのは、腰を抜かすほどの一大事なんですよ。
このような請求書が届いてお困りの方、あわてないで。どうぞ当事務所まで、遠慮なくご相談ください。相談は完全に無料です。