遊戯王自体の説明をここでダラダラと書いても仕方がないんで、ここでは遊戯王カードゲームのどこが面白いのか、どこが魅力なのかを書いてみたい。
まず、遊戯王カードは紛れもなく子供向けのカードを使ったゲームである。
は?子供向⁈
子供向けのゲームが大人がやって面白い訳がないではないか。
あははははは。
と実はそう笑えない。
例えば将棋。
(駒の動かし方もままならないがらも、将棋は今も小学生に大人気だ。)
実は、その将棋に相通じる所があると自分は思っている。
例えば詰将棋だが、あれは既に勝敗は決しているのだが、一見するととても決している様には見えない。
その手順をパズルの様に探る。
遊戯王カードゲーム(以下遊戯王)にも、似た所がある。一見不利の状況に見えて、ドロー(自分の番になれば一枚引ける)したカードもイマイチ。
LP(ライフポイント)も遥かに負けている。
所がアニメの遊戯王の様に凄まじき大逆転が出来てしまうのである。
しかし、では遊戯王の元になったマジックアンドザギャザリング(以下ギャザ)の方が遥かに緻密な設計でそっちの方が面白いはずではないかという疑問が湧いてくる。
面白さの感覚は人それぞれだ。
だが、遊戯王はギャザを始め、あらゆるカードゲームの中で一番売れていて、ギネスに認定されている。
敢えて誤解を恐れずに書くが、遊戯王はギャザよりもルールが曖昧だ笑。
遊戯王が人気なのは、あの破天荒なアニメの様な展開をカードで再現出来てしまう所にあると思っている笑。
遊戯王ガチ勢と言われる人達で、コナミのこの甘さのせいでそれぞれ解釈が違っていたりして、トラブルになる事も少なくない。
一方、遊戯王を楽しく遊ぶ輩は、ある意味プロレスの楽しみ方を知っていて、例えば相手がカードの説明して少し強引な展開をしても、それにいちいち突っ込みを入れる様なことはしない。
そこは、アニメの様に、オレのターンで、オレの順番で強引にやり返すのである笑。
勿論、大会ではジャッジがいるのでそんな事にはならないが笑