お客様がお召になるドレスは
ドレスに合うブライダルブーケとなると・・・
お客様もかなり悩み、お式場にあるブーケではと、お出掛けくださいました。
7月に入ってからご相談にお見えくださったのですが、そう簡単には
お花選びが決まりませんでした。
余りないことなのですが、仮組みの状態で雰囲気を確かめたいと
お話が進みました。
お式場の花嫁様のドレス趣向が昔とは大分変わってきていて、昔どころか毎年何か
変わってきていて目を見張るものがあります。
作り手にとってはやりがいがあると言うか、でもお花選びの時は慎重に
悩みもします。
ブライダルブーケの仕事を初めてから○十年となりますが、すんなりと
出来る時ばかりではなく悩まされることも多かった様な気がします。
いつの間にかお客様があそこに行けば、何とか希望通りのものを作ってもらえると
ご相談にみえることが多くなりました。
今年は特に個性的なオーダーが続いています。
こだわりのあるお客様が多いのかもしれませんね。
バック処理に使うリボンも今回は特別ご希望がありました。
一度仮組みの状態でこちらのブログでも書いたことがありましたが、
先日とは少し内容を変え制作に入ります。
和装用の髪飾りは先に納品させていただいたので、チョット安心。
少し時間をかけても良さそうです。
キャスケードブーケになります。
私のお花との関わりは深雪アートフラワーでしたので、昔はすべてが
作るお花が決まると白い布を用意して型紙を取り、次に着色する色を
調合し(飯田倫子先生が新着色法に切り替えてからは変わりました)・・・
布によっても乾燥した時の色が思っていた色にはならず苦労しました。
そして
コテあて、一つのブーケを仕上げるのにかなりの時間がかかります。
当然お作りさせていただく料金は高くなります。
現在はasca社との出会いがあってから、ブライダルブーケに関しては
ゼロから作ることはありません。
ここまで1本花の技術の向上があるのかと感心してしまいます。
でも、長年の癖で、お花の表情に手を入れたくなる場合があります。
深雪アートフラワーの技術があればこそと、物創りとしての初心の気持ちは
大事にして、少し味付けをして変えることもあります。
勿論完成してもリーズナブルです。
静岡にあったS百貨店でお作りさせていただいていた時代よりです。
オーダーの時一番要求されるのは、お客様とお話をさせていただく時、
お客様にもイメージしていただけるかが大事になります。
カタログがあればとなるのですが、オーダーでおみえ下さるお客様は
同じものはお嫌です。
店頭には1本花が並んでいます。
そこで時間をかけ納得のいくまでお花選びをします。
今回のお花達もそんな流れの中からお選びさせていただいたお花達です。
直ぐにでも制作に入りたいのですが、、、、、
家の中の雑用がたまってます。
ま~~す。 なにを