10人のイタリア対交代枠を二人残しているオーストラリア。
延長戦突入と思った瞬間、イタリアがゴールエリア内での反則PKを獲得。
こんな負け方していたら、監督の心臓は止まりそうです。
日本代表監督候補オシム氏は、65歳という年齢で、代表監督という重圧に耐えられるのでしょうか?
オシム語録を読んでいると、オシムは、優秀な監督であり教育者であるとわかります。
契約期間は、オシム本人は2年を希望してるようです。
賢明なオシムが、悩むところは、自分の体力。
本大会時に69歳になる人物と交渉を進める日本サッカー連盟には疑問を持たざるえません。
オシムジャパンの最大の敵は、メタボリック症候群。
筋力強化による老化防止が、オシムの経験と知識を日本のために生かす最良の方法です。
オシム専門のトレーナーをつけるのもひとつの手かもしれません。
「限界には、限界はありません。
限界の定義は何だと思いますか。
限界は個々の選手の目標で、限界を超えれば、次の限界が生まれるのです」
こういう語録を残す人こそ、代表監督にふさわしい人ではありますが・・・。
sankei web
問い合わせ殺到! オシム語録、5万部増刷決定
サッカーの次期日本代表監督の就任要請を受けているJ1千葉のイビチャ・オシム監督(65)の名言集「オシムの言葉~フィールドの向こうに人生が見える」(木村元彦著)が、5万部増刷されることが29日までに分かった。日本サッカー協会の交渉発覚から、発行元の集英社インターナショナルには問い合わせが殺到。就任が正式に決まれば、さらに5万部以上の増刷を計画中という。
まさに空前のオシム・フィーバーだ。「ライオンに襲われた野うさぎが逃げ出すときに肉離れを起こしますか? 準備が足りないのです」など数々の名言を残しているオシム監督。これらを1冊にまとめた「オシムの言葉~フィールドの向こうに人生が見える」が増刷される。
この本は昨年12月に販売開始され、これまで約11万部のベストセラーとなっていた。日本サッカー協会が次期日本代表監督として交渉していることが発覚した24日から再沸騰。発行元の集英社インターナショナルの担当者は「ただでさえ11万部とすごく売れていた本ですが、5万部の増刷が決まりました」という。また、就任が正式に決まった際は「さらに5万部以上増刷するでしょう」と計画を明らかにした。
思惑通り進めば、20万部超えの大ベストセラーとなる。昨今の活字離れで書籍の販売が減少している状況を考えれば“ミリオンセラー級”だ。担当者は「当初はフクダ電子アリーナ(千葉の本拠地)にくるサポーターの数くらい、1万から2万くらい売れればと考えていた」と明かしたが、まさにうれしい“想定外”だ。
29日に行われたオシム監督と千葉による話し合いで結論は出なかった。出版業界も次期日本代表監督問題に熱視線を送っている。
(06/29 23:07)
nikkansports.com
オーストラリア代表フース・ヒディンク監督(59)の3大会連続4強はならなかった。交代枠2つを残したまま、10人のイタリアに敗れるらしからぬ最後だった。大会後は年俸600万ユーロ(約8億7000万円)でロシア代表監督に就任。長期契約でマジック不要の強いチームをつくり、10年南アフリカ大会で4大会連続ベスト16進出を目指す。
後半5分にイタリアDFマテラッツィが退場。イタリアのリッピ監督が次々に選手を交代させ、フレッシュな選手の運動量で数的不利をカバーしたのに対し、ヒディンク監督は疲れている先発メンバーをそのままプレーさせた。結局、FWアロイージを投入しただけで、交代枠2を残したまま試合が終わった。
「外科医」の異名通り、試合中にできた“病巣”を巧みなメスさばきのような采配で治してしまうのがヒディンク・マジックの正体だ。問題があるから生まれる。今大会でも1次リーグは3試合すべてで先制されている。監督としての仕事の大部分を占める試合前のゲームプランが崩壊。それを覆すからこそマジックだった。この日も同じように先制点を許したが、よりによってそれがラストプレー。手の施しようがなかった。
ヒディンク監督 相手の退場で完全に試合を支配した。惜しかった。最後の1分でつかまった。PKではないはずの、あの瞬間に…。反省しなければいけないのは、ゴールを挙げられなかったこと。だが、気持ちが落ち着いた時には、誇りを持つことができるだろう。
大会後は石油マネーで潤うロシア代表に、巨額契約で就任する。だが、年俸よりも4年という長期契約の方が魅力だ。02年韓国(4位)と同じように、マジックがさえて見えたのは、劣勢に立つことが多かったからだ。韓国は1年半、オーストラリアは1年足らずの時間しかなかった。チームづくりは不完全なままだった。
3年半指揮した98年オランダ代表は、力で相手をねじ伏せるチームだった。久々の長期強化が可能なロシアでは、ミルチノビッチ氏の持つ監督としての4大会連続ベスト16実現に、マジック不要のチームをつくる。
[2006年6月28日9時54分 紙面から]
「27日に行なわれたオーストラリア対イタリアの決勝トーナメント1回戦は、試合終了直前に審判がイタリアにPKを与え、イタリアが1-0で勝利した。しかし、ビデオを分析した結果、ディフェンダーのタックルはファウルではないと評価された。「誤審のせいで、オーストラリアのサッカーの歴史が変わった」とため息の出る決定的誤審だった」
ivedoor news