月に1回、92歳の叔母に 夫婦で書道を習っています。
朝日新聞 毎月第3日曜日に掲載されている
谷川俊太郎さんの書下ろしの詩 【どこからか言葉が】
「お帰りなさい」 叔母が書いたお手本
叔母からの年賀状 と、 宿題の朱入れ
叔母への年賀状は毎年、宛名も通信面も筆で書きます。「何のためにお稽古してるの!」「はい」
昨年から小筆を始めた夫が 今年当たり年 辰年 でもあるので書いてくれました。
「失敗しても予備ないよ」「えー、一発勝負で書くわ」
お手本を書く 叔母の筆使い をじっと見つめています
谷川俊太郎 詩
今年も教室でカレンダーを習いました。(カジラボさんより)
健康で過ごせる 良き一年になりますように
今日の💻授業の 動画の投稿復習
書道では今、童謡や歌の歌詞を小筆で書いて お稽古しています
先生の小筆の筆使いを、音楽に合わせてご覧ください
芹 洋子 「思い出のアルバム」
先生である叔母は、お風呂で歌いながら、私の亡母と遊んだことを思い出してくれているそうです。
7番まである長い歌なので、最後だけ(2分19秒)
叔母宅で 月2回の書道のお稽古を主人としています。
2018年1月10日 お稽古始めの日
叔母が私のお手本を書いているのを 動画とりました。
<ブログに動画をアップ>
ノートを見ながら、一人でブツブツ言いながら 何とか手順を思い出しました。
2018 01 集字聖教序
叔母宅の壁に貼ってあったお正月用の 「福寿」
主人が「これ、欲しい!」と言ってはがして持ち帰りました。
宿題で書いていった添削済みのも、時々おいていっています。 (上達の過程が分かるかと思って?)
年賀状の住所書きの件で叔母から お叱り
「何の為に筆、お稽古してんのん! 印刷じゃ あきませんで。
来年の住所書きは、一枚ずつ墨すって書いてちょうだいや!」
主人と私は顔見合わせて、言葉出ません…
心の中で私は「ちょっと無理かも…」
年賀状は本来、お正月のゆったりとした気分の時に書くもののはず…
叔母が、「せめて目上の人にだけでも書くようにしたら、慣れて上手になるから!」
小筆も頑張ろう!と思いました。
夫婦で叔母に書道を習い始めてから、2年あまりが経ちました。
昨年までは、俳句・短歌などを小筆で書いていましたが、大筆のお稽古もしたくなり、
学生時代に祖父が私に書いてくれた、お手本を出してみました。
40年以上、年月はたっていますが 「王 義之の蘭亭叙」の漢書を 祖父が臨書したものです。
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叔母(祖父の1番弟子)が言うには、この線は私にはまだまだ難しい!とのことで、
やわらかめに 書き下ろしてもらいました。
叔母の字 |
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朱を入れてもらった私の字 |
長年書いてきた叔母の筆使いを横でじっと見ていると、 頑張ってお稽古しよう!という気になります。
祖父が元気だった頃は、社会人になってからも 実家でお稽古していたけれど
あの頃は、欲が無かったんだなぁ…と、今さらながら思います。
叔母は今年で85歳! 「いつまで書けるか分からないけど、90まで頑張りたいわ!」 と。
2世帯同居のため現役主婦で、玉ねぎ氷・カスピ海ヨーグルトなどの健康管理にも熱心で スーパーウーマン!
私も見習わなくっちゃ