☆航空無線とアマチュア無線のii-blog

<無線局 JN4VWH + 模型 カメラ DTM DIY キャンプ>

CQ WW DX Contest 2012

2012年10月27日 | CQ HF+50MHz
今週末のCQ WW DX Contestに参加しています。・・・とはいえ、コンテストの途中に18MHzダイポールの整備作業をしていたり、あれこれ家の雑用をしていたりしますので、本格的参加とはいえません。けっしてコンペティションにはなりませんが、それでもコンテスト終了後には、今回もQSOした交信ログを提出しておくことにします。

今日の21MHzバンドSSBの様子は、先のいくつかのコンテストとは少し手ごたえが違います。まずバンド内に参加無線局の信号があふれているように思います。バンド内の下から上へずらりと重なり合うように信号が並んでいます。(日暮れ前の時間帯で)

しかしながら・・・少なくとも当局の「東西に固定エレメントのワイヤーDP」を使っての受信状況は全体に信号が弱くて、シャック内の無線機が言うには「Sゼロ」とか「S3」などと、比較的弱い入感の状態です。

また同時に、「S5」だから交信は楽らくだろうとたかをくくってコールするとそれが意外に厳しいQSOになったり、「S3」だけど復調音は良く聞こえているからなんとかなるだろうと思ったら、QRZさえ戻ってこないほどこちらからの送信が相手無線局に届いていなかったりします。

もちろん普通に交信が出来るケースもあるのですが、今日はどうもちょっと少ない!

で、少々時間が経過していくと「先ほど聞こえていた信号」がぐんと信号強度が上がっていてあっさりとQSOできたりするケースもいくつもあります。( 先のコールではこちらの信号の存在さえ認めてもらえなかったのに!(^-^;) )

そうしたことから、当局のロケーション、アンテナ環境での印象では、この週末のHFコンディションは全体にあまり良くなく、しかも流動的にコンディションが大きく上がり下がりしている、という印象を現在のところ持っています。

   

とてもクリアな復調音で入感している信号にコールしても、まったく応答がなかったり、こちらのコールサインをコピーするのに大変そうだったりする場面がとても多い今回のコンテストなのですが、まず推測されることはコンディションに恵まれない状況ゆえに大きな出力でCQを出している無線局も多いのかもしれないということです。

当局ではほぼ屋根と同じ高さに設置したワイヤーDPアンテナで50W出力での送信です。電離層反射さえ良好ならば50W出力でも東南アジア方面へ良く飛んでいく21MHzバンドなので、そうしたことからこの週末のコンテストでは「大きな出力の差」のある交信のケースが多くなっているのでは、と思えてくるのです。


ともあれ、コンテストとは関係のない18MHzバンドアンテナの整備をしたり、洗濯物を片付けたり・・あれこれ雑用をしながら、21MHzワイヤーダイポールAntで「参加?」しているこの週末のコンテストでは・・・

   --------------------------------------------------------------
   9m6 Malaysia      BY China        DU Philippines
   OH Czech Republic    T8 Palau       VK Australia
   YB Indonesia       ZL New Zealand
   --------------------------------------------------------------

と交信が実現しています。


  日本列島周辺 ION

   

日本時間午後7時の電離層観測画像をみると、夕方から夜になるにつれて次第に電離層が消えて行ったようです。日暮れ時にはまだまだ21MHzバンド内には多くの信号があったのですが、日が暮れた頃からにぎやかだったバンドがどんどん静かになっていきました。



 二日目 28日日曜日

ダイヤルを回したタイミングでの印象は、一日目の土曜日よりも「割り増し強力入感」している感じを受けています。無線機のパネルでもSメーターがS5をこえてS7くらいまで振れている信号の比率が大きくなったいるように思います。それにしてもバンド内全体に多くコンテスト参加局の信号が(強弱さまざま)入感しています。

それから、JA局の信号について。CQに対してコールしているJA局の信号や日本からCQを出している信号を受信する場面がとても少ないのも印象的です。(いくらかはこちら4エリアでも聞こえることがあるものの)国内の21MHzバンドの信号が聞こえてくるようなコンディションにはなっていないということなのかもしれません。

またコンテスト参加局の信号が21MHzバンド全体に広がっているといるので、まさに下から上までWWDXコンテスト信号で覆われています。コンテスト・ルールを読んでみると、コンテスト用の周波数の指定は見当たりませんでした。
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整備モービルダイポール18MHz

2012年10月27日 | 管理人のアンテナ
モービルAntを使った垂直ダイポールアンテナの整備を進めています。

L字に突き出す金具を利用して、単管パイプから少しでも離れた所に垂直のエレメントがくるようにしました。アンテナ同軸ケーブルも少しでもエレメントから離れた位置になるように配置して下ろします。

ここまで少しずつ整備してきているというのも、同軸ケーブルの位置や、下の21MHzワイヤーダイポールエレメントとの干渉、足場パイプと垂直ダイポールエレメントの干渉・・・などなど、ちょっとしたことで18MHz, 21MHz双方のアンテナ状態がコロコロと変化してしまうため、「上げては下ろし、立てては倒し」の繰り返し作業が続いているためです。( まとめて大きな時間を用意することが出来ないという点もありますが )少しずつ、少しずつ日暮れの早くなった夕方の時間にぽつりぽつりと作業を進めているところです。

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18MHzMobileダイポール

2012年10月19日 | 管理人のアンテナ
18MHzモービルホイップアンテナを利用したダイポールアンテナを取り付けてみました。5m足場(単管)パイプの先に2mほどのアルミパイプを継ぎ足して、その先にまな板ダイポールを固定しました。

   

エレメントは先日水平用に穴を空けて、アルミパイプに取り付けていたので、そのまま「水平ダイポール」としてあげてしまいました。(帰宅後の時間帯で暗くなる前に作業を終えるのが最優先!)

てっぺんに18MHz用ダイポール、その下の単管パイプの上端に21MHz用バランを引っ張り上げました。

   


モービルアンテナの18MHzダイポールは最終調整をする時間がなかったので、すぐ下に小型マニュアルチューナーを経由させて調整しておきました。

とりあえず現状で、シャック内の同軸切り替え器を操作することで、18MHzバンドと21MHzバンドで電波を送受信することが出来るようになりました。


 支え金具

   

VHF八木アンテナを支える金具が出てきたので、これをマストの先に取り付けることで18MHzモービル・ダイポールをマストからより離れた位置へ「 縦 」方向に取り付けることが出来そうです。

18MHzバンドは遠く外国まで飛んでいく短波周波数帯なので、せっかくだから18MHzバンドについては、このダイポールアンテナを垂直に取り付けて、打ち上げ角を出来るだけ低い状態で試してみたいと思っています。
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縦横ダイポール

2012年10月17日 | 管理人のアンテナ
台風接近と低気圧の影響で雨のため部屋に入れておいたダイポールのまな板に、さらに穴を追加しました。

   


U字金具を取り付ける穴を増やしたので、まな板ダイポールアンテナを「垂直」にも「水平」にも取り付けることが出来るようにしておきました。

まだ仮設しては取り外す、を繰り返しているのが現在の段階なので、ふと思いついた時に先に穴あけ作業をしておけば、今後の試行錯誤の時にも楽になるでしょう。

また、インピーダンス調整用にと、モービルホイップ基台の角度を動かしやすいようにちょうっと加工を進めておきました。

   

   
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モービル垂直DP18MHz

2012年10月16日 | 管理人のアンテナ
18MHzモノバンド・モービルホイップアンテナが見つかったので、夕暮れの中(・・というよりもうすっかり夜の雰囲気)、二本揃ったモービルAntを使って垂直ダイポールを仮設し、その様子を見てみました。

   

コイルの入った製品モービルアンテナのエレメントを上下に取り付けて、同軸をアンテナチューナーに挿し、アナライザーを見ながら調整してみます。


   

現在は仮組みの実験として、垂直ダイポールは給電点2mほどの高さに取り付けた状態で様子を見ているのですが、まわりの建物やアンテナのすぐ下で動き回っている当の本人、同軸ケーブルの取り回し・・・などなどで、アンテナの状態がめまぐるしく変化します(^-^;)。

チューナーやアナライザーに触っているかいないか、でもアンテナ状況が変化してしまいました。これはGoundが必要と・・・チューナー裏側にあるアースGoundの蝶ネジに、10m長のビニール線を取り付けて地面に下ろしたり、単管パイプに巻きつけてみたり、窓の手すりに乗せてみたりしてみました。これによって、垂直ダイポールアンテナの状態は、作業中の本人の身体に反応して干渉を受けることがなくなりました。

ともあれ、5m長の足場(単管)パイプの先に2mほどの細いパイプを取り付けた地点、およそ7mの高さに給電点が上がった時には、今夜の作業、この仮設の高さ、状況で行った調整はすべて意味をなさなくなりそうです・・・きっと。

最終的な調整は、アンテナを上げたり下げたりを繰り返して調整幅を少しずつ狭めていくことになりそうです。これはなかなか単純な反復作業でちょっと大変そうです。

でも、これでシャック内の同軸切り替え器をパチンとひねるだけで、21MHzバンドにくわえて18MHzバンドにもアクセスできるようになります。鼻先のにんじんにかぶり付こうと馬力ブースターをONにして作業することにします(^-^;)。

ちなみに、明日は雨の予報なので今夜のうちに取りあえず片付けてしまいますが、防水対策をして常設アンテナとして利用できるようにさらに仕上げていこうと思っています。

( 接続しただけの今夜の段階で、アンテナ直下のチューナーからシャック内の無線機まではインピーダンス50Ω前後で、室内のチューナーをスルーさせた状態で18MHzバンドの送受信が可能になりました。 21MHzダイポールは元々アンテナそのものの調整が取れているので、2バンド切り替えながらのアクセスが可能です。 モービル垂直DPを21MHzに調整すると、21MHzバンドで「逆V型DP」と「垂直DP」の実験送受信も可能になります。)



まだ先の話ですが、同じモービルアンテナ利用のダイポールで、「V型DP」にしてみたり「水平ロータリーDP」にしてみたり、とそれぞれのアンテナ特性を実際に体感できたら面白いだろうなあと思っています。

また、釣り竿の先から引っ張ったビニール線を使った、垂直アンテナとの比較もこの先楽しめそうです。
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垂直DP試作

2012年10月13日 | 管理人のアンテナ
垂直ダイポールアンテナを試作してみる事にしました。もともと旧常置場所のベランダで多くのモノバンド・モービルアンテナを使っていましたので、ここ新常置場所でもそれら手持ちのモービルホイップアンテナを利用したいものだなあとは当初から思っていました。

その短縮HFモービルアンテナの全長が1m少々であることから、それならばV型(バンザイ)ダイポールでも、ロータリーダイポールでもなく、どうしても欲しい垂直偏波のアンテナとしてそのダイポールをそのまま縦にしてしまっても、ある程度地面からの高さが確保できる!と思い至ることになりました。

新常置場所のアンテナでは、引越し荷物からかき集めた無線パーツと手元にある材料でアンテナをどこまで準備できるか、個人的な楽しみとして「アンテナ遊び」をしてきているのですが、今回の「垂直DP」も手元にあるパーツや材料でどうやらなんとかなりそうなので、週末の今日、ふと思い立ってごそごそ作業を開始しました。


まな板はキャンプ用の小さいサイズのものを、黙ってこっそり穴だらけにしてしまいました。またキャンプに行く時には新しいのを買うことにしましょう(^-^;)。工具箱からネジやU字金具を一ヵ所に集めて製作に使うものをピックアップしました。

   

幸い引っ越し前の旧QTHは集合住宅で、ベランダの鉄製手すりにたくさんモービルアンテナ基台を取り付けて利用していたので、ホイップアンテナ用の基台部品は段ボール箱の中に転がっています。1m少々の伸縮アルミポールも軒下に転がっていたのを持ち込んでマストにします。これに先日新品タッパに換装したバランも利用することにします。

     

後は電気ドリルで「穴を空けて」「ネジを締める」だけです。まな板の素材が柔らかいので楽々作業です。材料さえ揃えば思いのほかこの作業はトントンと進むのにびっくりしながら、あっというまに出来上がってしまいました。

   


数十分で出来上がってしまったので、それでは!と外に出て続きの作業もすることにしました。

 ○エアコンの穴から新しく同軸ケーブルを一本室内に追加・引き込み
 ○軒下に同軸を吊るす
 ○モービルホイップアンテナを取り付けてみる


 あああああああああああああああああああああああああああああれぇ・・・・・・

18MHzのモービルホイップアンテナ(Diamond HF16FX 1.2m)が見当たりません(--;)。旧常置場所でHomeQTH用に一本、そしてモービル用にいつも車内に一本、同じ第一電波工業のモービルアンテナを「 二本 」持っていました。

だからその二本のモービルアンテナ製品を使って、ダイポールの「あっち」と「こっち」にエレメントとして使用するつもりでした・・・・・が、二本あったはずのモービルアンテナのもう一本が見つかりません。引っ越し先のこの家の中の「どこか」にあるはずなのですが、もう夜になってしまっているので今日は探せそうにありません(^-^;)。

ここまでトントンと作業が進んだのになあ。残念。


このあと後日、無事モービルアンテナが見つかったらアンテナを接続してその動作具合をチェックしてみようと思います。垂直にしたアンテナですが、ダイポールアンテナには違いないので、アンテナを立てた時の周りの影響をどのくらい受けて、どこまでマッチングさせることが出来るのか(出来ないのか)、無事にこれで「新しい常置場所の18MHzアンテナ」になるのかどうか・・・「アンテナ遊び」はまたこの次になります。


 追記 マニュアル・チューナー

   周波数範囲:3.5~30MHz
   耐入力:CW/75W、SSB/150WPEP
   適合給電線:同軸ケーブル、単線
   大きさ:約114W×64H×76Dmm
   重 さ:約563g

 ちなみにバランスを無視して、上下にメーカーの異なる(エレメント長・コイルの異なる)7MHz用モノバンドアンテナを取り付けてみました。ぜんぜん7MHzアンテナになっていません!ははは(^-^;)。でもマニュアルチューナーを経由させて「ローパスフィルター」と「無線機」に対してはインピーダンス50Ωを確保して「見かけ上のマッチング」を取ることができています。

「じゃあ18MHzは?」・・・・マニュアルチューナーのつまみを回すと見かけ上の18MHzアンテナにもなりました。

   
        ( 偽もの 18MHzアンテナ )
   
        ( 偽もの 21MHzアンテナ )

屋外に仮設してあるモービルホイップ・垂直ダイポールアンテナは、7MHzにもなるし、18MHzにも、21MHzバンドのアンテナにもなりました(^-^;)。でもなあ、これではチューナーからアンテナの先までが「ひどい状態」ですから連続して電波は出せません、ふー(--;)。

    



 追記 防水処理

昨夜は組み上げただけで、天気も雨になりそうにないし、そのまま外に出して、同軸ケーブルを接続するところまで行って少しだけ動作確認をしました。が、今日は再びシャック内に持ち込んで各部の防水処理をしておきました。(今日本列島の南に台風がいます)

直射日光を避ける意味と雨よけを兼ねて、小さな箱をかぶせるように(巣箱のように)もう少し加工してもいいかもしれないと思っています。ただ・・・そうなると重量が増えるし、今以上に風の抵抗を受けることにもなるし・・・・。フィルムなどをかぶせてもいいかも。

雨が降っただけでいきなり故障してしまうようでは問題なのですが、実際は使用時間とともにあちらこちら不備が生じ、壊れかけてくるところも生じるでしょうから、その時、その時に対応していくつもりでいたらOKかなとも思っています。

(それより、二本あるはずの18MHzモノバンドアンテナの一本がみつからない・・・・)
( 引越し荷物からまだ見つけることの出来ていないパーツや工具も・・(--;) )
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入感 from 南方・フィジー 21MHz

2012年10月09日 | CQ HF+50MHz
今日、日暮れ時に21MHzSSBバンドでフィジーからのCQを受信しました。59だけレポートを送くるショートQSOだったこともあって、なかなかコールサインを言ってくれないのでどこからの信号が分からない状態がずっと続きました(^-^;)。

で、時々コールサインを言ってくれるのですが、聞いていてうまくコピーの出来ない復調音だったのでさらに手間取りました。

QRZcomでも確認が取れて、それでは・・・・と身構えたら・・・終わってしまいました。

信号強度は無線機が「S5」だと言っていたのできっと交信出来たはずです。残念でした。


ところで、ここ新常置場所は引っ越し前のQTHではまったくアクセスできなかった南東方向のDXが出来そうだということが次第に確認出来てきています。

   

旧常置場所(ベランダから見渡すと)真南から南東方向の空には、目の前に見上げるような高いマンションが建っていて完全に遮断されていました。

   

対して当局QTHは建物の二階で、そのベランダのてすりにモービルホイップアンテナを取り付けてHFバンドの運用をしていました。そのため旧常置場所ではオーストラリア、ニュージーランドとの交信が実質的に不可能の状態でした。( 同じ理由で5エリア四国はV/UHFではQSO不可能 )
( ただしこのベランダの手すりが鉄製で、しかも建物の鉄筋と接続されているらしく、手すりのどこにどの周波数のモービルアンテナを取り付けてもすべての短波帯アンテナが巨大なアースを得て、そのまま問題なく電波の送受信が可能という常置場所でした!! )


他方、新常置場所には上記のような圧倒的な障害物がまわりに見当たらないロケーションになりました。このことで新常置場所に給電点の地上高5mで上げたダイポールには、先日のコンテストの時、良好にオーストラリア、ニュージーランドからの信号が入って来ていました。我が家のダイポールは(回転することのない)ほぼ東西にエレメントを延ばして固定された逆V型ダイポールなので( 南北にエレメントを伸ばすことは立地上不可能 )、その点でも南太平洋方面に向けては幸いしているようです。

   



今日のフィジーからの信号を受信できたことは、さらに、ここ新常置場所のロケーションを再確認することの出来る出来事でした。
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全市全郡コンテスト2012

2012年10月06日 | CQ HF+50MHz
今週末は全市全郡コンテストです。(新常置場所に移って以降見えるところにコンテスト日程をメモするようになりました)決して本格的なポイント獲得のコンテスト参加ではありませんが、ダイヤルを回して信号を探し、コールさせてもらうという形で、コンテスト参加を楽しみにするようになりました。

このロケーション、このアンテナで、どこからの電波が届くだろうか?またどこまでこちらから電波を届けることが出来るだろうか?コンテストをとてもありがたく、楽しく、興味深い催しだと思うようになりました。


10月6日土曜日、

午後10時ごろダイヤルを回してみると、21MHzバンドは入感はないのですが、50MHzバンドは移動運用局からのCQをいくつかキャッチできました。コールしてQSOをさせていただきました。ありがとうございます。

10月7日日曜日、
この週末は OCEANIA DX CONTEST もJAコンテストもあるのですが、我がHomeQTHのアンテナには信号がほんのいくつかしか聞こえて来ていません。(V/UHF 50MHz 21MHzだけ)

午後の後半どうもかろうじて東南アジアとのパスが弱々しく通っている、という印象です。(我が家のロケーション、アンテナでの状況)

とはいえ、日暮れの時間帯になってくると次第にあちらこちらでパスが通ってきているようで、我が家のワイヤーダイポールでオーストラリア・ニュージーランドの信号も入ってくるようになりました。

   

他方、国内21MHzバンドの状況は・・・というと、
こちら4エリアと相性のいい7エリアの信号がかすかに入って来ています。出力は1kWということなのですが、ちなみにシャック内のIC-7000のSメーターは「 Sゼロ! 」と言っています。完全に了解出来ているとはいえその復調音はバンドノイズにほとんど埋もれかかっている状況です。

うーん、これはきびしい!

ちなみに7MHzバンドは(21MHzダイポールで受信のみ)コンテスト参加局のCQがいくつも聞こえて来ています。屋外に7MHzバンドのアンテナを用意できた時には、日本国内の信号をどのくらい受信できてQSOできるのか、ぜひ試してみようと思います。

どんなコンディションでも、年間通して全般的に安定して交信の出来る7MHzバンドはやっぱりあると・・・・寂しくなくていいなぁ(^-^)。
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中国山地の峠

2012年10月06日 | 移動運用
中国地方の峠に行ってきました。ちょうど用件が重なったのでこの週末を利用して出かけました。

  

このロケーションは、中国山地が日本海側にすとんと落ちた地形(300m-400m)で、その先はそのまま日本海=海抜ゼロメートルになります。モービルアンテナのエレメントの長さは1.2mですが、がけっぷちの地形に駐車したそのQTH、給電点の高さは・・・350メートルHigh といってもいいかもしれません(^-^)。

V/UHF周波数帯では中国山地を挟んでなかなか交信が実現しない日本海側の無線局と「見通し」になって交信できそうな場所です。またさらに、目の前の日本海を見下ろし、その向こうの朝鮮半島、モンゴル、ロシアをかすめてHF電波がホップしながらヨーロッパの奥まで飛んで行きそうなロケーションでもあるので、ずっと気になっていた運用地でした。

この週末はDXコンテストでもあるので21MHzSSBで多くのコンテスト参加局のCQ、そしてパイルになったコールの信号を、自動車ボンネットに取り付けた全長1.2mのモービルホイップアンテナで受信することが出来ました。

   ***********************************************
   フィンランド、ポーランド、スペイン、ハンガリー、モルドバ
   ロシア、オーストラリア ニュージーランド etc
   ***********************************************

日暮れ近くになって雨が降り出したことと夜になって来たので、移動運用をやめてその場を後にしました。

眼下の米子、松江、出雲方面からコールをもらえるかなと期待しつつ144MHzSSBでCQも出してみたのですが、残念ながらQSOは実現しませんでした。(FMは営業車両同士の交信がいくつか聞こえて来ていました。)

   
     ( この車は数百メートル落ち込んだ巨大な空間! ガードレールなし!
       目の前の山々の裾野は海抜およそ300m少々。気温13度。   )
   
     ( 峠茶屋・・・ここで食事をしました )
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イオンの夜明け

2012年10月03日 | CQ HF+50MHz
先日、たまたまふと目が覚めて、いつものようにイオンチェックをしたところ、文字通り絵に描いたような夜明けのライン沿いのイオン観測映像だったので思わずコピーしておきました。

 

     Radio and Space Weather Service.... > HFsystems..Ionospheric Map


真夏の頃とくらべて臨界周波数の高い範囲がより北へ上がって来ているのが確認できて、ああこれで夏のコンディションから少しずつ変化が見られるようになるなあと思ったのでした。・・・希望的観測ですが、そのように次第にいい状況に移って行ってくれればいいなあと思います。
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つるべ落とし

2012年10月03日 | 管理人のアンテナ
猛暑の夏の間、日が傾いた夕方はアンテナ設置の作業に都合のいい時間帯でした。ところが、ふと今週になってふと気が付くと、さあてこれから帰って少しバーチカルアンテナの作業を進めるかなあ、と思ったら・・・・・もう暗くなり始めている!!

  

 井戸の底のほうから、カコーーーーン!

実際、自宅近くまで戻ったところではヘッドライトONで帰宅となりました。あちゃーー。これでは作業用照明でも買ってきて用意しないとマグライト片手に作業はむりです(^-^;)。

涼しくなって作業が楽になった、良かったよかった、と喜んでいたのですがいきなり・・・こんなことになってしまうとは・・・。
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21MHzSSB with 3D2C from mobile

2012年10月01日 | 移動運用
夕方帰宅途中に、いつものようにダイヤルを回していたところ(ボンネット基台にはいつも21MHzモノバンドAnt)、周波数の上の方でDX信号が入感・・・とても短いコールサイン!?・・3D2C・・・、あっ何かどこかで見かけたことのある文字の並び・・・・きっとDxpeditionかな。

ともあれ間もなく一級河川の河川敷・土手を通ることになるのでそこで一度車を止めてコールしてみよう。車載無線機が言うには「S5」の信号ということです。何とか交信が実現しそうな入感強度です。

  


あまり強力入感ではないのですが(これは交信後にさらに移動した他の場所でS7近くまで強力に入感しました)、コールサインを繰り返しているのでどうやらパイルにはなっていない様子です。

Three, Delta, Two, Charlie.... five up listening.

スプリット運用セッティングをして、PTTを押してコールしてみます。

   ○車載無線機 IC-706MarkII 50W
   ○ボンネット基台・Diamond21MHzモノバンド・モービルホイップ(1.2m長)

     
      (以前に撮影したボンネット基台の写真 2012.06.10)

一度コールサインを送り直しましたが、二度目の送信でこちらのコールサインを完全にコピーしてくれてとても楽に交信が成立しました。(JST 16:50)職場の駐車場を出て帰宅までの間に、ひとつDX交信が実現したのはなんともいい気分夕方になりました(^-^)。

ps 3D2C・・・で?どこから飛んできた電波だったのだろう?帰宅して検索してみました。
   ニュージーランドに近い南太平洋からの21MHzSSB信号だったのですねえ。
   へえ良く飛んできたものだ。
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