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DIY刃もの研ぎ

2017年05月04日 | DIY木工・日曜大工

   


今までちょっとした仕上げは、カッターナイフとアウトドアナイフだけで最後の加工をしていました。ノミやカンナなどなどの工具はごっそり実家の道具箱の中に入っているので、中庭に椅子を出して、ナイフ片手にシャカシャカやっていました。

それでも、さすがに不便かなと思うようになってきたので、オンラインショップで安い、格安ツールを購入しました。

 ( Amazon 詳細:高儀 M&M 木工用 のみ 3本組 )

9mm 15mm 24mmの三本セットの「のみ」は、色がオレンジで工具箱の中で、また作業現場で、すぐに目につきやすくて具合よさそう!と購入しました。

今日、ちょっとした作業の中で、引っ張り出してきて使ってみたのですが、うーん、ちゃんと仕事はしてくれているのですが、どうも「キレ」があまりよくありません。


上記格安ツールが届いたときに「刃」の部分を見たところ、決して鋭く仕上がっているという感じではありませんでした。

そんなわけで、「そのうち砥石で研いでおこう」と思ったわけですが、それが今日までずるずるとそのままになっていました。

「のみ」や「かんな」は、刃先の平面がけっこう大事だと思っているものですから、我が家にある砥石でそのまま研ぐと大変なことになりそうです。というのも、基本的に台所の包丁を研ぐのが主なので、砥石表面のメンテナンスは・・・これまたずーっとほったらかし・・で、無残にも波打っています。

「このうねった砥石で、かんなとか、ノミを研ぐと刃先が乱れるなあ」

・・・というわけで、先月だったか「 砥石を研ぐ砥石 」を購入してありました。砥石のうえでゴシゴシすることで、砥石がみるみる摩耗していって、最後には砥石の表面が「平面」になるわけです。( 当然、結果砥石の厚みが一気に薄くなります )

     

   ( Amazon 詳細:末広 中/仕上げ砥石用 修正砥石 WA280 802-W )

砥石の平面を出す、作業は結構身体的に大変なので、我が家にある3つの砥石(荒砥、中研ぎ、仕上げ研ぎ)に対して、少しずつメンテナンスを進めてきていました。

今日は、その砥石を使って、カンナの刃と、ノミの刃を研ぎあげました。( 外が暗くなったので、木材カット、組み立てを中止して、家の中で刃物研ぎ作業に専念しました。)

今すっかり夜になりましたが、ともかくDIY木工工具の刃研ぎ作業を終えたので、このブログメモをしておきます。



格安刃物道具について

格安の刃物・ツールは・・・というと、おそらく道具の精度が低いと思うのですが、個人的には自分の木工製作の精度が「それ以上に低い」ため、格安道具でも不都合は発生していません。

また刃物、刃先については・・・・購入したばかりの状態ではあまり好ましい切れ味ではなかったりするかもしれません。が、刃物全般にいえることですが、基本的な製造がされていれば、購入時の切れ味というのは根本的に少し話の方向性が違うかもしれません。

逆に高価な刃物ツールについては、使い続けたときの摩耗度合いが小さくていつまでも最初の切れ味が持続するか?という点だったりして、研ぎやすさを重視して柔らかめの刃先の材質を選択するか、状態が長持ちする硬い刃先になっているか? 

このような、ユーザーのより踏み込んだ好み、希望に対応している刃物がいろいろあって、その点において、「つくりの違い」が「価格の違い」になっている、という感じで、個人的には理解しています。

我が家では、一年のうちに何度か木工製作作業をするくらいなので、極端に言えば、何かを作ろう!ということになる前、使う前のタイミングで、ちょっとシャカシャカと砥石で研いでおくと具合いいかなと思っています。

ともあれ、

刃先を研ぎ終わった「格安かんな」と「格安ノミ・セット」は・・・すっかり見違える道具となってくれました。 良かったよかった(^-^)。

 

追記:

しばらく上の工具を使っていると、ノミの柄は丸いので、何度か作業台の上からコロコロ転がって地面に落としてしまいました。その時に、ノミの刃先から地面に落ちるとほぼ100%「刃こぼれ」が発生します。

そんな場合でも、荒い目の砥石で一気に整えて、そのあと細かい目、仕上げと砥石を変えながら整えると、刃こぼれしたのみがピキーンと鋭い刃先のノミに生まれ変わります。

そんなことを何度か繰り返している中で思ったことに、安価に入手した三本セットのノミは細かなことを気にせずに道具としてチャッチャ!(^-^;)と砥石で研ぎ直しをして使える点がいいなあ!と。 

そしてその繰り返しの研ぎで感じたのが、のみの刃先の素材についても、個人的にとても研ぎだしやすい素材だなあと思いました。 

当然その逆に、研ぎだした切れ味がいつまでも続くかというと、その耐久性は疑問かもしれません。

例えば、ほぼ一日屋外でDIY作業をしていると、午後の後半には「のみを研ぎ直そうかなあ」と思うことは何度かありました。

半日ほどならOKですが、もし一日集中的にノミを使う作業をする時は、同じノミをもうワンセット購入して合計六本手元に置いて使うのがいいだろうなあと思いました。

(でも素材が研ぎだしやすいので、作業途中でもすぐ研ぐことで切れ味を復活させることが可能です)

 

 


○ かんな&のみ いい感じ   2017.05.05


先日切り出しておいた木材を、今日は組み立てました。

   

今日の作業の中で、細かな各部を、ちょっと整えたり、削ったりする場面があって、かんな&のみを使うことがありました。昨日にも使っていたので、刃先を研いだ後の使い心地を確認することが出来ました。

「研ぎ」は決して完璧ではないのですが、それでも見違えるほど軽く切削が出来て扱いやすい道具に変身してくれていました。使っていて、心地よかったです(^-^)。



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