○Nゲージレールのポイント切り替え(電動) 2015.03.08
KATOの電動ポイントレールが届きました。ポイント切り替えはまったく必要が無いのですが(--;)、「電動ポイント切り替え」についてただただ好奇心で試してみようと思ったのでした。
*基本的な仕掛けはどうなっているんだろう?
*動作実現に必要なものは何だろう?
*手元の素材で実現できるのだろうか?
へえ、じゃあちょっとやってみよう(^-^;)、という電動鉄道模型あそびです、はい。
「電源」
机の上に交流・直流の無線装置用安定化電源があるので、いざとなればここから別電源をもってくればいいと思っていたのですが、コントローラー内部でDC12Vを確保することが出来たらもっともコンパクトな組み立てが出来ます。
・・・で、プラッツ製ミニコントローラーの内部にテスターを当ててみると、速度コントロールの変圧器の手前が常に12Vで、変圧器の後ろはダイヤルで調整された電圧になっています。問題はすぐ目に見えるところでDC12V電源を確保できる構造になっているかどうか?でしたが・・・・さいわいでした、とっても扱いやすい配置になっていました。 ( Amazon 詳細:プラッツ ミニ・コントローラー )
( 拡大写真 )
・・・で、ポイント切り替えのスイッチをコントローラーのどこかに取り付けます。コントローラーの表面はどこにでも取り付け可能に見えますが、箱の内部の構造と内容物との干渉を避けることが出来るところで、メンテナンスチェックも行いやすいところ・・・ということで、ダイヤルの少し斜め上になりました。
ダイヤルを回すときにあたりそうで、このスイッチの位置はあまりいいものではありません。が、この位置だと箱の内部にもポイント切り替え関連の配線をするスペースが十分にありますし、ダイヤルの通常操作では指二本でつまんで回すことが多いはずなので、まあいいかあ、ということで取り付けました。
(今のところ机のすみで小さなエンドレスの輪をクルクル走らせること以外は考えていないのですが、「将来的にポイントが増える」という可能性もあるかもしれません。でも、今回は単に好奇心によるポイント切り替えの実験でしかありません。もし将来そんな本格的なことになってしまうような時には、今回の実験で確認できたことを踏まえて、また別に新たにポイント切り替えのしかけを作り直すことになるはずです。)
これであとはポイント制御のケーブルの「接続のしかけ」さえクリアしたらOKです。
コントローラーの箱が小さいので、ポイント制御ケーブルは内部に直接半田付けして、箱の外にケーブルを引き出してその先にコネクタを取り付けました。これで「電動ポイントレール」から延びてきているケーブルのコネクタに接続して使うことにします。
・・・ということで、動作チェックでは手元のマイクロスイッチをパチンとすると、向こうのレールのポイントがやはりパチン!と無事切り替わりました。
めでたしめでたし・・・・(^-^)。
机の隅で楕円形のレールをクルクル回るだけなのですが、レールを切り替える!というとてもリアルな模型のギミックに魅せられてついつい自分のレールでもやってみたく思ったのでした。
追記 コンデンサ
市内の無線パーツショップに行って今回購入してきたコンデンサ。
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追記 もし電源パックがKATOの製品であったならば、やはりKATO製品でポイントを切り替えるスイッチが用意されていますから、それらを利用する場合であれば、購入してそれぞれを「接続」するだけですべてが実現するようですね。
個人的状況で、Nゲージ用電源パックがカートー製品ではなかったので、上記のような加工作業を行ってポイントを切り替えるように「せざるをえなかった」というのが現実です。
KATO Nゲージ パワーパックスタンダードSX (ACアダプター別売) 22-018 鉄道模型用品 | |
クリエーター情報なし | |
カトー(KATO) |
KATO Nゲージ ポイントスイッチ 24-840 鉄道模型用品 | |
クリエーター情報なし | |
カトー(KATO) |
○Nゲージ・ポイント制御ケーブルコネクタ(KATO用) 2015.03.09
初めてのNゲージなので、コントローラー・電源コネクタの「形」や、ポイントレールのケーブルのコネクタの「形」が分かりませんでした。ちょっとWeb上でも探してみたのですが、「KATOとTomixでは規格が違う」という点を除いてなかなか確かなことが分かりませんでした。
しかたないので「ポイント延長ケーブル」をぽちっとして、届いた現物を良く観察、チェックしてみることにしました。
結果は、KATO用のコントローラー・レール制御の電源コネクタは「全く同じ」ものでした。上の写真メモの「青白」がコントローラー駆動の100V電源アダプタから来ているケーブルのコネクタ、「赤黒」がポイントレール制御ケーブル、です。
( ポイント制御ケーブルコネクタ”メス”は、コントローラーに固定せずに外に取り出したコネクタです。 )
この小さい二極のコネクタは四角いキャラメルのようなケースの幅が1cm、中の二つの接点の間が4mmとなっているタイプのものです。
電気のプラスとマイナスが流れるようにするだけなので、このコネクタの種類はある意味どんなものでもいいということになるのですが、あれこれ増設して接続していこうとした時に「そのたびにコネクタ付け替え」をするのは逆に面倒な作業となるはずですから、当初から規格にそったものの方が「便利!のはず」ということになりそうです。
これがTOMIXになるとまたコネクタが違うということです。たとえばもしメーカーを飛び越えて製品をごちゃごちゃにして使う場合には、KATOとTOMIXのそれぞれのコネクタの形状そのものが分かりさえすれば「 二つのコネクタを変換するアダプタ 」を数本用意しておくことで、目の前の不都合は解消されるということになりそうですね。
上記の「ポイント切り替え」ひとつを取っても、しのしくみはとてもシンプルなものですが、Youtubeに見られるような大きな駅構内のレイアウトや、機関区の複雑なレール・レイアウト、そしてあちらこちらで列車の走り回るジオラマなどなど、レールの配置がややこしくなってくると、プラスとマイナスの二つを管理したらいいとはいえ、それだけややこしくなってきますし、思わぬところでショートしたりすることもあるんだろうなあと想像します。・・・・でも、そんなことも鉄道模型の楽しみの一つかもしれませんね。
○緊急停車 DE10機関車 ユニトラックポイント
( Amazon 詳細:KATO Nゲージ 電動ポイント4番 左 )
Nゲージの車両は、線路から電源を得てモーターが駆動していますから、線路が通電していないと車両は停止します。・・・ということで、Nゲージではポイントを切り替えると「通電するレールが変更される」ようになっているようです。
それはそうですよね、ポイントだけ切り替えても支線にいる車両が動けないと具合悪いですから。ユニトラックの電動ポイント6番(これしか手元に無いので他は不明)に関して言えば、この製品上の範囲で、二つの路線のうち車両が通らない方のレールには通電しないようです。
ということで、切り替え操作を間違っていてそこへ車両を進入させると・・・・「脱線する」と思って試してみたら(^-^;)・・・・切り替えのポイント手前、切り替えレールの上に車両が乗り上げたところでモーターが電源を失って止まってしまいました。
これは先頭車両のDE10機関車にモーターが内蔵されていて”動力車”になっているからで、もし先頭から2両目、3両目に動力車が接続されていたら、どうなるのだろう?
指で切り替えレールを触ってみると、比較的軽く動くので、動力車に押し出されてそのまま先頭車両の車輪は切り替えレールを推し進めて、おそらく脱線せずに通過する?のではと想像されるのですがどうでしょうね?(^-^;)
でも、先頭車両に動力がある場合は、ポイントの手前で見事に緊急停車しました。重い車両で、重いフライホイール搭載の動力車は、モーター駆動電源がカットされた後も、慣性でそのままスルスルと前に進むのだろうと想像するのですが、小型軽量のBトレDE10機関車は、即座にその場で停車しました、はい(^-^)。
○脱線防止の踏み切り 2015.03.17
ふと思い出しました。KATOのエンドレスレールセットの中に「踏み切り」があることを。踏み切りといっても線路を横切るだけなのでずっと箱の中に入れたままでした。・・・が、しかし、確か、この踏切が中央部にある出っ張りが車輪の位置を強制してくれるはずです。
実際、カーブやポイントで脱輪した軽量なBトレ・貨物車の車輪が踏み切りを通過することで元のレールの上に戻されました。 ふむふむ、これはいい!(^-^)
○増設・ポイント切り替え on ミニコントローラー 2015.05.10
KATOポイント線路6番・右と左を使うようになってしまったので、ポイント切り替えが一方はコントローラー上に取り付けたマイクロスイッチ利用、他方はポイント線路に指を伸ばして直接手動で切り替えていました。
「コンデンサーは予備ということで二つ購入しておいたし・・・」
ということで、ふと思い立って「ミニコントローラー」にもう一つポイント切り替えようのスイッチを取り付けることにしました。
無線用のマイクに取り付けていたスイッチ(送信電波にノイズの不具合)を外したので、それをNゲージの切り替えスイッチにすることにしました。
とりあえず、今のところ二つのポイント線路を手元のツマミの上に取り付けたマイクロスイッチで、外回り線と内回り線に切り替えることが出来るようになりました。めでたしめでたし(^-^)。
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カトさんとこのは枕木の色が黒で実際に見る枕木と違和感が。トミックスさんとこのンは基本茶色で昭和以前を再現するにはええ感じです。うっとこはカトさんとこで統一してます。
ポイントも買われてジオラマ始めます?
更なる発展を期待しております。
レールのこと・・我が家では最初に安いセットを見つけたのがKATOだったので、そのまま車止めやポイントレールもKATOになっています。あー、枕木の造作が違ったりするのですね。
ともあれ、リアリティある金属製レールの上に車両が乗って、しかもそれがダイヤルひとつで動いたりするのは・・・いーですねーーー(^-^)。
ポイントは、子供心にぐちゃぐちゃのレールをするする列車が行きたい方へ進むのがずっと謎、疑問だったころから気になっていたように思います。机の上の模型レールが切り替え動作をするのを目の前で見ることが出来る、ということで、追加購入してとても楽しんでいます、はい。
パワーパックが KATOでも TOMIXでもなかったので、そのままでは既製品が使えないので、ポイントのためのケーブルとスイッチとコンデンサを購入してコントローラーに取り付けましたが、その仕掛けを確認することが出来てちょうど良かったと思っています。
えっ、何で知っているのですか???
レイアウトを展開するということはないと思うのですが、レールとDE10機関車のまわりの雰囲気を盛り上げるために小さく機関区のワンシーンが用意できたらいいなあ、と思うようになりました。ジオラマというほどではないですが、手元にある紙をはさみで切って、格納庫とか詰め所とか・・・・小さなちいさな箱庭を・・・(^-^;)。