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電動ドリル&ドライバ&インパクト 比較・違い

2017年07月05日 | アマチュア無線全般

〇比較 リョービの電動ドライバ CDD-1020 vs ドリル MD-11  2017.07.04

前者CDD-1020は、数年前に先の電動ドライバが故障してしまって、現行製品・新品ドライバです。それに対して後者は同じメーカー、リョービの「手軽に使えるドリル入門機」となっている MD-11 です。( 現行製品はMD-12Rになっているようです )

すなわち、前者「電動ドライバ」、後者「電動ドリル」となります。

とはいえ、今日中古のMD-11を手にするまで両者の違いが分りませんでした。ここでちょっと、違いを比較してメモしておくことにします。


電動ドライバ RYOBI CDD-1020
*スイッチ・トリガーを少し引けば低回転、さらに引けば高回転に可変
*先端チャックはレンチ不要、手でリングを回して工具を固定可能
*スイッチで正回転・逆回転の切り替えが可能
*高速・低速モード切り替えスイッチで変更可能
*トリガー固定スイッチあり
*一定の締め付け力を段階的に設定することが可能

電動ドリル RYOBI MD-11
*スイッチは完全ON/OFFのみ。回転数の加減は不可。
*先端チャックは、基本的にチャック・レンチを差し込んで工具を固定
*正回転のみ、切り替えスイッチは・・・なし
*スイッチ・トリガーで、回る/止まる、回転数の加減は不可
*トリガー固定スイッチあり  (入手中古はスイッチ故障で購入)
*締め付け力の加減をする機能は備わっていない。(常に一定の力で回る)

・・・ということで、「電動ドリルMD-11」はとてもシンプルな仕掛けの道具ということが分りました。そうですね、ドリルですから「穴をあける道具」なわけですね。細かな回転数の変更は出来るようにはなっていませんが、スイッチのON/OFFを細かく繰り返すことで、慣性力で弱めに回転させるということは実現します。ただコンスタントにその回転数を保つ、保持するという機能は「電動ドリル」MD-11には備わっていないということですね。

他方「電動ドライバ」は、文字通りドライバなので、ネジを締めたり・緩めたりするわけで、正回転・逆回転が不可欠な機能ですし、ゆるゆるゆると締めたり、ジャーッと締めたりするのも、ドライバとしては基本機能かもしれませんね。

   

( 上の緑色が電動ドリル、下になっている赤が電動ドライバ、緑と銀のツートンはインパクト)
( ドリル RYOBI MD-11    ドライバ RYOBI CDD-1020   インパクト SHINKO SAI-635 )


ちなみにインパクトドライバ SHINKO SAI-635 も、スイッチ・トリガーの引き加減で回転数を調整することは出来ますが、電動ドライバほど微妙な回転調整をするのは「ちょっと慣れが必要」だったりします。(少しだけトリガーを引いて、ちょっとずつネジを回そうとしていると、わずかなトリガーの引き具合の違いで急にガガガガッと回転し始めるケースが時々あります。)
インパクトドライバは基本、ガンガンガンと力強く締め込んでいく!というのが基本存在理由なんですね。


ということで、ドリルを取り付けて下穴をあけたり、ダボ穴をあけたりするのは「電動ドリル」、とにかく先端工具のドリルを電動でグリグリグリと一定の動作で回すことに徹した道具なわけですね。

で、そのドリルであけた下穴に木ネジを締め込むときには「インパクトドライバ」、ちょっとだけ回転を加減することも出来るようにはなっているものの、基本的にとにかくガガガッと力強く、スピーディに先端工具を回転させて、一気に締め込む、という役割分担をしているように思います。

「電動ドライバ」は、文字通りモーターの力で回す<ねじ回し>で、既製品の組み立てや、分解とか、下準備したパーツを組み上げたり、過去の作品を分解したりする時に、その本領が発揮されるように思います。


ともあれ、
ここまで「電動ドライバ」だけで木工作業してきましたが、ここで「インパクト・ドライバ」と「電動ドリル」が追加されました。今まで区別が付かず同じようなもの?何が違うの?と思っていましたが、今回、それらを手に取ってじっと眺めてみると、ふーん、なるほどなあ、と思うことができました。




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