リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

焦らない、焦らない

2017年12月16日 | 日々の風の吹くまま
12月15日(金曜日)。曇り時々雨。2人ともよく寝て目が覚めたら8時半。起きたらまず朝
ごはんのオートミールを火にかけて、炊き上がるまでの間にカレシの体重と血圧と熱を測っ
て記録。数値は日によって変動するのでそれ自体は無意味だけど、変化の「傾向」を見るこ
とで体調を知る参考にはなると思う。オートミールがとろりと炊き上がったら、今日の薬の箱
と水をテーブルに置いて、カレシが飲んでいる間にジュースやミルク、トースト、コーヒーの
準備をして、向かい合っての朝ごはんで1日の「日常」の始まり。やっぱり2人一緒が一番い
いなあと思う瞬間・・・。

カレシは1、2時間くらいおきに、iPodのタイマーを使って家で一番長い直線距離を5分間
往復する運動をしたり、バイパス手術のときに一時的に萎ませた左肺を病院でもらったスピ
ロボールという呼吸訓練器で肺活量を増やす運動をしたり、ガイドブックのイラストを見なが
ら「ハートエクササイズ」をしたり。ときどきはつい元気を出し過ぎてしまうので、「やりすぎは
ダメよ」とやんわり注意。スピロボールは一見何かのおもちゃみたいだけど、青いチューブを
くわえて黄色いボールが筒の真ん中のスマイルマークの部分に来るようにゆっくり息を吸っ
て肺を広げる訓練。白い円盤のある筒は肺活量を測るもので、まだ2リットルがやっとだけ
ど、1週間前には円盤を持ち上げられなかったことを考えると格段の進歩・・・。
   
   スピロボール呼吸訓練器

ランチや夕ごはんの後はどっと疲れた気分になるんだそうだけど、それはたぶんまだ低下
した体力と言うかエネルギー資源が回復していなくて、その少ないエネルギーが食べたも
のの消化に回されて、疲れたような気分になるんじゃないかと思うけどね。何と言ってもま
だ胸を切り開いて心臓をいじられてから2週間経っていないんだもの、焦ることないって。ガ
イドブックにも2週間、4週間、8週間、6ヵ月という区切りを回復の目安にしているじゃない
の。と言ってもつい焦ってしまうのが人間の人間たるところで、元々せっかちな性格のカレ
シならなおさら・・・。

カレシが倒れる前に通販に注文してあったものが次々と届き始めて、受取代行のオフィス
や郵便局に駆けつけるのに忙しい。今日の配達は静電気で窓ガラスに貼る透明なフィルム
に窓の外から覗き込んでいる動物たちの絵を印刷したもの。オフィスの窓に貼ってみたけど、
心が和む感じでいいね・・・。
   
   

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