リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

コンマを邪魔者扱いしないでよ

2017年08月08日 | 日々の風の吹くまま
8月7日(月曜日)。煙。「BCデイ」と言う祝日の三連休の最終日。今日もAQHIは高リスク
の「7」。週末までこのままらしい。だって最大のもの(Elephant Hill Fire)は燃えている面積
が1100平方キロ(札幌市全体の面積!)もあって、1ヵ月も燃え続けてまだ3割しか延焼を
止められていないし、そんなに広い範囲で燃えていたら人間の力で消すのは不可能じゃな
いかと思ってしまう。オーストラリアとニュージーランド、メキシコ、アメリカから数百人の消防
隊が到着するそうだけど、今年はもうすでにBC州の森林面積の1%にあたる6000平方
キロが灰になったという。これ、日本の国土面積の1.6%、茨城県に相当する面積・・・。

納期まであと1週間になったもので、今日から本腰を入れて仕事。セットになっている3つの
ファイルのひとつはめったにやらない日本語訳。一見してワタシの主分野になっている契約
文書なんだけど、よく見たら、何じゃ、これ?だって、どの文節も文章がやたらと長いと思っ
たら、コンマがひつもない。もしかして、英語じゃないヨーロッパ系言語で書かれたものを機
械で英語に翻訳したのかな。いやぁ、近ごろのGoogle Translateなんかずいぶん賢くなっ
たから、そうとは言い切れないなあ。

それとも、元々日本語で書かれたものを英訳して、それを逆翻訳させて英訳が正確だった
かどうか確認しようってのかな。機械ならいざ知らず、人間が文法も思考も文化もまったく
違う2つの言語の間で翻訳したものを「逆翻訳」すればそのまま元の文書になると考えるこ
と自体が短絡的な感じ。実際にはそういうサービスをするところもあるらしいけど。それとも、
誰かが伸びた蕎麦みたいにぼつぼつと文章が切れてうざったいと取ってしまったのかな。
あのさぁ、英語のコンマって、そこで息を継ぐために入れるもんじゃいないの。もっとも、ピリ
オドまで息継ぎせずに読み通せるような長さじゃないんだけど・・・。

それにしても、たまにしかやらない日本語訳でワタシに回って来るのはなぜかこういうヘン
な英語文書ばっかり。ま、仕事せにゃ・・・とオフィスに座ったら、あら、南の空にはアナシス
島の倉庫火災の煙がもやの中を長くたなびいているけど、空のてっぺんはがほんのり青く
て、白い雲らしいものがうっすら見える。AQHIは「6」(中リスク)になって、ずっと「煙」だった
天気は「もや」。気流が内陸の方へUターンしつつあるらしい。ざぁ~っとひと雨、降るといい
なあ・・・。