女子会ランチの後に、意気投合して向かった先は、妻沼の聖天山!
遠い昔に遠足で訪れて以来ですが、国宝に指定されたので、しっかり見たいと思っていました
思いがけず、願いが叶うこととなりました
駐車場を過ぎると目の前には、本殿へと通じる仁王門があります
仁王門は、左右に金剛力士像を配し、右に口を開けた「ア」形、左には口を結んだ
「ウン」形の像が...
丁度、一時からのボランティアガイドに間に合い、説明を聞きながら本殿を見学できました
本殿は、奥殿・中殿(相の間)・拝殿から成る権現造りで、平成二十四年国宝に指定されました
大洪水等で中断を余儀なくされながらも、妻沼の庶民・農民の長年に渡る工事費用の負担で
親子二代の宮大工の棟梁により、四十四年の歳月をかけて、完成されたものだそうです
因みに日光東照宮は、幕府や大名等からの資金で、一年五ヶ月で完成したそうです
ガイドさんの真ん前が、奥殿と中殿の建物の境目になっていて、装飾も途切れています
激流に落ちた猿を救う鷲の絵↓、左甚五郎の作と伝えられているそうです
白い像の右側には、敢えて塗り残された部分が↓...「建物は、完成してしまうと崩れるのみ」と
意図的に漆を塗らず未完成にして、願掛けのような意味合いを持って、為されたものだそうです
出掛けた折には、目を凝らして探して見てください
三聖吸酸全景
ユーモラスに描かれた、縁の下の猿達
建造物の周りは全て、綿密な彫刻で装飾され、華麗な色彩が施されて、別名「埼玉の日光」と
似ているようでもどこか違って、同じ彫り物は、一つも無いそうな w(*0*)w
平和で暇を持て余し、七福神の布袋様と恵比須様が、碁に興じている場面
相撲を取る童
獅子舞等、七福神や中国故事に因んだ物語が描かれ、より霊験新かなオーラを、醸し出しているとか!
塀の外から眺める奥殿、ポスターに使われる撮影スポットだとか...
塀に沿って進むと、奥殿・中殿から続く、拝殿の側面↓へ
拝殿の正面です
高野山真言宗の寺院で、浅草の待乳山聖天、奈良の生駒聖天と並び、日本三大聖天の一つです
琴棋書画全景
四脚門(中門)↓は、釘を一本も使わずに建てられ、四百年前の姿を今に残しています
貴惣門と仁王門の間を取り持つことから、男女の待ち合わせ場所として、良縁を結んだと伝えられ
聖天様が、縁結びの神様として慕われている所以だそうな!
貴惣門は、設計から百年の時を経て完成された門で、現存する聖天山の建物の中では、最も古く
右に持国天、左に多聞天の像は、修復されていたものの、その姿は一瞬『ガンダム?』と
漆の塗り方なのか?...樹脂製のような像に見えて、何か違和感が...これは、個人の感想です(笑)
三つ重なる破風の、独特な屋根の形が特徴で、見事な彫刻と共に、国指定重要文化財に
入場料は七百円ですが、しっかり見るには時間を待ってでも、『妻沼ボランティア・阿うんの会』の
話術豊かなガイドさんの説明を聞きつつ、見学することをお薦めします
四季折々の聖天山の景色と、機知に富んだガイドさんの説明は、何度でも聞いて見たいと思いました
「オリエンタル」と言えばカレーです・・・独り言です。
ガイドさんは、ことに観光、と勉強には是非にもほしいですね。やはり、どんなに調べては見ても、肝腎なとこが抜けることって、あるよう思います。
不覚でした。こんなに色彩豊かで重厚な建造物だったんですね。
ガムちゃんパパの《何事にも先達は・・・》古典の授業ありがとうございます。
この年で兼好法師の言葉と勉強させていただきました。
エルさんママのブログでいろいろ情報をキャッチして大満足です。
これは是非誰かを誘って聖天山堪能に行かなくては!です。
と、前置きが長いですが、この辺りは「焼きそば」を看板に挙げる店が多いですね。美味しい焼きそばは、麺こそ決めて、麺にほんの少しのソースだけで十分美味しい。
前回に続き、古の言葉をタイトルにしましたが、もう、いっぱいいっぱいです。脳みそが、今晩あたり、つりそうです。
妻沼の縁結び聖天様と太田の子育て呑龍様、どちらも曾て遠足で訪れてますが、当時は然して興味を持つことも無かったのですが、歳と共に一度は訪れて見たいと...
日光に負けず劣らずの鮮やかな色彩や彫刻は、ガイドさんの丁寧で細やかな説明によって、より深い意味と知識を得られました
ガイドさんの説明が付かなかったら、恐らく建物をゆっくり眺めて一回りしても、二十分も係らずに終えた事でしょう
焼きそばですか!(笑)
妻沼は、山芋の産地なので、秋の紅葉の頃に、再度訪れて見たいと思っています
帰りは、美味しいスイーツをゲットし、睡魔との戦いの中やっとの帰宅でした(笑)
エルさんは、美の山散策とランでのはしゃぎで、未だ充電中ですよ
桜と紅葉の季節の聖天山は、きっと一番美しいのでは?
ガイドさんの説明は、時間が決められてますが、例え時間を待つようでも、是非是非聞いてくださいね
知識を得るだけでなく、とても話芸が達者で楽しませてくれます