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鴨川日記

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竹中大臣辞職表明と植草氏

2006-09-15 20:07:40 | 政治・社会
竹中平蔵総務相が小泉首相の退陣とともに参議院議員を辞職することを表明した。お疲れさまと拍手を送りたい。小泉・竹中ペアが日本を救ったといえるかどうかは歴史に委ねるしかないかもしれないが、不良債権処理と公共事業削減下での経済建て直しを推進した功績は大きいと思う。また、この去り際も鮮やかだ。

竹中氏の功績と身の処し方に感心する一方で、ジョークのようなニュースが、前早稲田大学教授の植草氏。かつてはテレビ番組で竹中氏と経済政策を論じる仲であったが、手鏡に続いて痴漢行為での逮捕。

人の生き様や運命をつくづく考えさせられる2人の姿であった。

竹中総務相、参院議員辞職を表明 (9/15 asahi.com)
植草教授、今度は痴漢容疑で現行犯逮捕「覚えない」(9/14 asahi.com)


竹中総務相、参院議員辞職を表明
  2006年09月15日12時49分

 竹中総務相は15日午前の閣議後の記者会見で「新内閣発足で大臣を辞するが、その際に参院議員の職も辞したい」と述べ、26日の小泉内閣の総辞職とともに、参院議員を辞職する考えを表明した。会見に先立ち竹中氏は、首相と会い、直接この考えを伝えた。

 竹中氏は04年7月の参院選で初当選。竹中氏は会見で「首相にも理解をいただいた。小泉内閣が終わるのに伴い、政治の世界での私の役割は終わる。今後は民間人の立場で、日本のために貢献したい」と語った。自民党総裁選では安倍官房長官に投票すると明言した。

 竹中氏は、小泉内閣が発足した01年4月、慶大教授から経済財政担当相として初入閣し、小泉首相が進める「構造改革」の旗振り役として経済財政諮問会議を取り仕切った。のちに金融担当相も兼務し、銀行の不良債権の抜本処理に取り組んだ。首相が「改革の本丸」と位置づけた郵政民営化では、担当相として法案成立に力を尽くし、昨年10月の内閣改造で総務相に就任した。

 竹中氏の議員辞職に伴い、公職選挙法の規定では、04年の参院選比例区で自民党の次点だったプロレスラーの神取忍氏(41)が、中央選挙管理会の手続きを経て繰り上げ当選となる。



植草教授、今度は痴漢容疑で現行犯逮捕 「覚えない」
  2006年09月14日12時47分

 電車内で女子高校生(17)の尻を触ったとして、警視庁は13日夜、名古屋商科大学大学院客員教授の植草一秀容疑者(45)=東京都港区白金台3丁目=を都迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕した。逮捕当時、酒を飲んでおり「覚えていない」と否認しているという。

 蒲田署の調べでは、植草容疑者は13日午後10時ごろ、京浜急行の品川駅から京急蒲田駅に向かう電車内で、女子高校生の尻を後ろから触った疑い。この生徒が叫び、乗客が取り押さえた。

 植草容疑者は早稲田大学大学院教授だった04年4月、JR品川駅のエスカレーターで女子高校生のスカートの中を手鏡でのぞこうとしたとして、同条例違反(粗暴行為)の疑いで現行犯逮捕された。裁判では一貫して無罪を主張したが翌年4月、東京地裁で罰金50万円、手鏡没収の有罪判決が確定している。

       ◇

 植草容疑者は今年4月、名古屋商科大学大学院マネジメント研究科の客員教授に就任。前期は名古屋伏見キャンパスで、「国家の経済戦略」と題した講義を隔週で担当。今月末には後期の授業が始まる予定だった。

 同大学院は「事件の事実関係の把握に努めている。現時点ではコメントできない」と話している。

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