クレジット会社の出来事

希望を胸に大学卒業と同時に勤めたクレジット会社、でもそこで見た物は・・・・・・

クレジット、ローンで購入した商品の転売・・・・・・・

2011-01-27 08:12:46 | Weblog
前に書いたように、クレジットカードのショッピング枠の現金化・・・・っていうのが、今は話題になることが多いですね。でも、これも言ったと思うんだけど、そんなのは昔からありました。

最近、そんな話が特に取り上げられるようになったのは、組織的に、そして派手な広告等々でいろいろ「表」に出ることが多くなったからかもしれませんね。

でもね、カードや個品割賦、立替え払いの分割払いで購入した商品については、支払が終わるまでは「所有権」はカード、ローン会社にある・・・っていうのが、あまり僕は法律のこと細かなことまでは知りませんし、例外もあるのかもしれませんが、一応は決まりだと思っています。

だから「36回払いで購入した高級外国製腕時計」を支払いも終わらないうちに『売却』する・・・なんていうことは本来はしてはいけないことなんだよね。

まぁ、もちろん支払だけは月々の約束を守り、ちゃんと支払っていたら、クレジット、信販会社には分からないし、問題も起きない場合がほとんどですが、そんな支払も終わって無い物を売却する人って、やっぱりお金に困っている人が多かった気がするので、支払ができず、「延滞」となることが多かった気がします。

そして・・・・・、数か月も延滞が続き、債権管理課の担当者が入金依頼ではらちがあかない。これ以上支払を滞るようなら「高級腕時計を返して・・・・」って言うと、「そんなのとっくに無い。売ってしまった・・・・。金に換えて使ってしまった・・・・」なんて話しになることもよくありました。

まぁ、クレジット、信販会社の担当者はそんな時、「所有権は当社にある。勝手に売却なんて許されない。契約違反だ・・・・・」って言うんだけど、延滞者、債務者さんからしたら「そんなの関係無い」(もう古いかな???)だよね。

もともと「毎月、一定額を支払する契約」を履行していない人に「法律違反、契約違反・・・」なんて言ってもねぇ。そんな言葉に驚いて支払をするなんて、無理、無理かもね。

ただね・・・・・、自動車とは違い、腕時計や何かの商品等には「所有権を示す書類」等々がないよね。
だから売却するのは簡単だし、購入する商店、会社、古物商さんも「商品の持参者が所有者だろう・・・」っていいように思ってしまうよね。

ただ自動車の場合は売却する時、「車検証」を見せるのは当然だし、そこの所有者欄には、クレジット、ローン購入の場合は「クレジット会社」または「自動車販売会社」の名前になっている場合が多いし、信販会社からしても高額な立替え払いになる場合が多いから、そうしておけば一応は「勝手に売却」することはなかなか難しいはずで、安心なんだよね。

でもね・・・・・、僕の記憶に残るあることがありました。ここからが今日の本題なんだけど、それは長くなったのでまた次回に書きます。    ごめんなさい。