クレジット会社の出来事

希望を胸に大学卒業と同時に勤めたクレジット会社、でもそこで見た物は・・・・・・

僕って変???・・・・・・・・・

2008-11-04 09:28:19 | Weblog
 前回に関連して、前払い、先払いの件だけど、僕は何かの購入、申し込みに当り「先に支払うのは不安なんですよねぇ・・・・」なんてよく言います。

 そんなの何度も言ってますが、先に支払って「ちゃんとした商品が引き渡される、サービスが受けられる、って保証があるのか分からないやんなぁ」。

 そんなことを言う「僕って、僕の方が変?」ってなもんです。

 もちろん、そんなことを言われた人も「驚き」「怒り」「変な顔」をしたりします。

 でも、でも・・・・・、お金を払って、その後「契約が履行」されるかどうか、その対応をしている担当者、従業員さんが責任を持つ。自分個人の財産を処分しても返してくれる・・・・ってのなら話は別だけど、そんなことは絶対にしないようなことだよね。

 だから僕はどうしても先払い等をしなければならない時は、何かあった時には、もうお金は戻ってこないかも・・・なんて思い、支払いをします。

 これは友達や知人に「お金を貸す」時と同じですね。

 「貸す」「貸した」なんて思うと、返して欲しいと思うけど、人に貸したお金って大体返ってきません。だから「貸す時はあげるつもりで・・・・」と言うのが僕の勝手な考えです。

 それと「貸す時は、友情や人間関係はこれで終わりかも?」とも思います。

 僕自身はあげるつもりなんだから、例え貸し金が返って来なくても「なんとも思わなくても」。踏み倒した側からしたら、まぁ普通は「心に何か?が芽生える」よね。

 とにかくこんな性格だかすら、「ダメなものはダメ」ってよく会社でも言いましたし、上司や支店長にも言いました。

 僕は自分のことだから「あれでよかった」と思っていますが、社会人としては失格行為だと思うから、今の会社、組織人のみなさんは真似をしたらダメですよ。

 でもね・・・・・、貸し金の審査で、支払うのは借りる人なんだ。それが個品割賦。立て替え払い契約だと「商品の販売会社」「加盟販売店」さんの力が強い場合があり、「ローンの申し込み人さんの資力やその他」を検討した結果、「ローンの承認を出せない」となっても、申し込んできた「加盟販売店」から「ローンを通せ!断るのなら二度とお前の会社のローンを使わない・・・」なんて言われ、支払えなくなる可能性が高い人にローンの承認を出す場合もありました。そして、そんなの見ていられなかった僕なんです。

 だから「ローンの承認を出すのはおかしい・・・・」と言い張る僕は、みんなから「変人」と見られていたんだろうね。

 でもね、支払いが無理と分かっているというか、支払えなくなる可能性が極めて高い人に対し、ローンの承認が出たばかりに、将来に支払いが滞り、延滞者となった人が「おら、金返せ!支払いしろ!」って強い督促を受けるのも「被害者?」とも言えるのかもしれませんね。

その都度の支払・・・・・

2008-11-02 13:16:01 | Weblog
 商品の購入でも、サービス、授業の提供でも、その商品の引き渡し時、授業の終了時にその分の支払をするっていうのが、昔は普通だったと思います。

 もちろん、先払いもあったかもしれませんが・・・・・・

 少なくとも、僕が田舎で何かの「塾」に通っていた頃には、その月の授業料を、その月末に支払をしていました。

 だから前回に書いた「自動車教習所」の支払でも、本来は一時間の運転講習を受け、その後に「ありがとうございました」と、その一回分の支払をする。もし、何かの意見の違いや、先生、指導員の教え方に問題があれば、次回からは誰か別の人に変えるとか、最悪違うところに代わるってことも出来るよね。

 まぁ、今のシステムが「先払い」、しかも「全額払い」なんかになって来たように思うので、それは無理があるかもしれませんが・・・・。

 とにかく、先払いで支払う場合、そんなのちゃんと契約が履行されるのか?商品ならちゃんとした物が届くのか?なんて、心配性の人ならいろいろ不安があるよね。

 そう言えば、先日は何かの留学斡旋会社が、みんなの留学準備費用を先取りして、結局、倒産した・・・・・。支払った人は留学も出来ないし、支払った費用も返してもらうのが難しい・・・ってニュースも見ました。

 なんか今の世の中、先に何かの代金を支払うのって、とっても不安ですね。

 そうそう、随分前の話なのですが、僕の知人が何かのレッスン教室に通うってことを聞きました。

 で・・・・、僕は言いました。「必ず会員になれ!レッスンチケットを何回か分をまとめて買うと得になる。だからチケットをまとめて買うのがいいですよ」って言われるよってね。

 そして、僕は絶対そんな勧誘には乗ってはダメです。必ず「高くなってもいいです。その都度支払ます。レッスンを受けて、それで満足したら払います。もちろん満足しなくても、受けた分は支払ます。」って言うんだよ・・・って言いました。

 そんなの「体験レッスン」、最初のレッスンは懇切丁寧、とっても素晴らしいものでも、先払いでまとめ払いをしてから、先生がいい加減で、自分の思った通りの授業やレッスンが行われなくても、それがよほどひどいもの、誰が見ても「おかしい」と思うもの、契約内容と違うものでなければ「先払いしたお金を返して・・」ってなかなか言えないもんね。

 でね・・・・、その知人はどうしたかって?

やっぱりまとめ買い、チケットを5回分を買ったそうです。

 もっと回数の多いチケットもあったようですが、そこだけは僕のアドバイスを受け、「一番少ない回数券を購入した」って言ってました。

 でも、僕からしたら「もし潰れたらどうするの?」って、そんな心配はありました。

 で・・・・、見事というか、それからすぐにその「教室」は突然の閉鎖。

 僕の不安は大的中となった訳です。

 5回分のチケット代って、2万円以下だと思うけど、それが紙屑になったった訳だよね。

 そして、ここからが本題。

 普通は「バカだなぁ・・・・、僕の意見をちゃんと聞けば良かったのに。まぁいい勉強になったってことで、その授業料だね・・・」で終わった話なのですが、今回は少し違いました。

 なんとその「教室」があった場所が問題だったんだ・・・・・・

 あまり詳しくは書けませんが、大手の、名前を聞いたら誰もが知っていると思うほどの「流通、物品販売会社」の建物に、テナントとして入っていたんだよね。そして、レッスンの宣伝がその会社の会報にも載っており、僕の知人もその会報を見て「行ってみよう。」って思ったそうなんだ。

 で・・・・突然の閉鎖。生徒が困っている・・・って評判になるかならないかのすぐの時期、知人にその流通、物品会社から電話が掛かり、「未使用分のチケット代金は返金します。チケットをお持ち下さい。」って話がありました。

 潰れた教室と流通、物品販売会社とは、資本関係も何も、全く無いにも関わらず、単にテナントとして「教室の場所」を貸していただけなのに、何故ってもんだよね。

 まぁ一流、大手と言われる会社、しかもお客様の評判が大切な小売会社だから、自社の会報にも広告を載せ、場所も貸した手前、きっと「評判」を気にしたんだと思います。

 普通なら、絶対返って来ないはずの「チケット代」、知人は返してもらえました。

 世の中、こんなこともあるんだね。

 その時、僕は「世の中、まだまだ捨てたものでもないかもな」って思いました。
 でもこんなことは本当に「まれ」、奇跡に近いことだと思います。

 突然、張り紙一枚で閉鎖する教室。その前日までは普通に授業もし、生徒募集も行い、チケットの先払い販売、まとめ売りもしながら、次の日に閉鎖って、それって詐欺みたいなもんだと思う人も多いと思います。

 まぁ、潰れるのを知っていたのは一部の幹部社員だけで、教室の受付、事務の一般従業員さんたちもきっと何も知らず、生徒さんたち同様、被害者?かもしれませんが・・・・・。

 

 

自動車教習所・・・・・・・・

2008-11-01 09:33:28 | Weblog
 昔の話ですが、自動車教習所の教習料のクレジット、ローン、分割払いもありました。

 あのバイクや車の免許を取るためのものです。

 で・・・、なぜ、そんなことを書くのかと言うと、ニュースで何処かの自動車教習所が突然の倒産・・・って聞いたので、そう言えば「昔は教習所も加盟店だったなぁ」なんて思いだしました。

 もちろんこれは、その潰れた何処かの教習所さんのことではなく、昔、昔に僕が担当したり、加盟販売店として勧誘したところのことです。

 だから誤解だけはくれぐれもしないでね。潰れたところのことは全く、名前すら知りません。だからごくごく一般的なことで、僕の考えとしての話です。

 突然つぶれた教習所、もし教習料を前払いで一括現金払いにしており、それであまり授業を受けていないと大変かもしれません。

 前払いした現金が返ってくる・・・・可能性って低いかもしれないよね。

 でも、もしローンで分割払い契約をしていた受講生さん、今のシステムはよく分かりませんが、昔なら「契約したサービスが受けられなくなったので、今後の支払はしない・・・」で、全額を丸損しなくて済むよね。で、今なら「消費者、契約者保護」の意識が強くなり、クレジット、ローン会社が「お客様のローン会社への支払い分は返却します・・・」なんてことになるかもしれません。

 だから以前に書いたと思うけど、クレジット、ローン契約って、金利の掛かる場合が多く、金利分が損って思うかもしれませんが、ある意味、今の時代「それは保険料」と考えるといいかもしれないと思うこともあるんだよね。

 まぁ、人それぞれの考え方だよね。

 そうそう、以前に「キックバック」、「バック」、「リベート」の話をしましたが、一部の教習所さんにも「そんな制度、契約」がありました。

 本来、安い金利で受講生さんに授業、教習を受けてもらえばいいのに、「他の信販会社、クレジット会社は、これこれのキックバックをする。お前のとこはいくら出す。それ以上出すなら契約する。お前のところを使う・・・」なんてよく言われました。

 そんなの、もし僕の会社が「これこれ出します」と言っても、教習所さん側としたら今まで利用していた馴染みのあるクレジット会社に、「○●信販はいくらバックを出すと言っている。今までお宅のクレジットを使っていたので今後も利用したいが、○●信販以上のキックバックをしてもらわないと・・・・」なんて言い出し、結局、リベート競争になってしまうんだよね。

 だから・・・・、僕はいつも言いました。「キックバックは出せません。僕の考えですが、出来る限り、ローンの申込者さんには安い金利で利用して頂きたいと思います。バックの分の金利を下げて、生徒さんの募集に『ローン金利は他の教習所より安い』を一つの宣伝に使われたら・・・・」、のような提案をね。

 でもね、そんなことを言っている僕は、教習所さんだけでなく、車でも楽器でも、そしてキックバックのある契約をしているいろいろな加盟販売店さんからは「お前はバカか???帰れ・・・・」って怒られるのが常でした。

 まぁ、そんな時代もありました。

 最後に、昔も今も、教習所さんの中には、キックバックなんて要らない。安い金利でお客様に利用してもらっている・・・ってところが大半だと思うし、他の車や楽器、その他商品の加盟販売店さんも、キックバックを取っているところなんて「ほんの一握り」だと思います。

 いや、今はそんな制度は全く無くなっていると思います。

 と・・・・・・・信じたいです。

 何度も言いますが、僕の書くことは、とっても昔の話で、誰か特定の人や加盟販売店、会社等のことではありません。また誰かや何かをおとしめたり、悪く言うつもりもありませんので、そのことは分かってね。