香水まにぁっくヾ(@゜∇゜@)ノとほほ伝書

香水マニアと化した私がいろんな香りを探してパニくってるみたいな(意味わかんねー)

サンタ・マリア・ノヴェッラ サポーネ・ペル・ウオーモ サンダーロ

2006年10月12日 | 石鹸
サンタ・マリア・ノヴェッラ サポーネ・ペル・ウオーモ サンダーロ
Officina Profumo-farmaceutica di Santa Maria Novella
Sapone Per Uomo Sandalo

ここのところサンタ・マリア・ノヴエッラの石鹸を愛用中。ミルクソープのローザ、ジャスミンやザクロを使い、ザクロが良かったので、メンズ用のサンダ―ロを試しました。
ウッディスパイスな骨太な香りがたまらない。ザクロのラベンダーだかラベンサラだかの香りも大好きなんだけど。

泡立ちの良さも抜群。洗い上がりもさっぱりしすぎない、ベタっとした感じもなくすごくいいです。
普段はこれで顔も洗ってしまってます。大胆かなぁ。ベースは牛乳らしいので大丈夫? 小さな息子の頭もこの石鹸で洗っています。洗い上がりにくんくんしながら、子ども特有の脂肪臭に混ざって男っぽい。と一人悦に入る怪しい母親です。学校でオヤジ臭~いと言われして。
ちびな息子にこの香りはどう? と聞くと
「ちくわが焦げた匂い」だそうです。よくわからん。
オットに香りの感想を聞いたら「抹香臭い」。あぁ・・・なるほど、お線香、お寺の香りそのものですね。だからこの香りは妙に落ち着いたりするのかも。あ・・・なんて辛気臭い私。

サンダーロはサンダルウッドの香りだそうですが、白檀の香りといっしょのゴムっぽいレザーのスパイシーな香りは何だろう? クローブ? パチョリ? ベティバー? 予想はパチョリですが正解はなんでしょう。

サンタ・マリア・ノヴェッラは、現存する世界最古の薬局だそうですが、ヨーロッパでペストが流行った頃に、ペストで亡くなった人たちから物取りをしていた盗賊達を捕まえてみて、盗賊がペストに罹らなかった秘密がなにやら盗賊の使っていた薬草の薬だった。そこから、七人の盗賊というものがあるらしいと耳にしたのだけど、ネットで調べてみたら現在販売されているのは、強烈なお酢の気付け薬らしいです。

他にメンズの石鹸には、ルシアン・コロン、ポプリ、パチュ―リ、ベティベールがあるそうです。次は何を試そうかしら。

L'heure Bleue ルールブルー

2006年10月06日 | お気に入り香水
L'heure Bleue ルールブルー Guerlain ゲラン

1912年 ジャック・ゲラン

こう雨が続くとどうしてもこの香りが欲しくなります。理由はわかりません。イリス=雨の香りとずっと昔からインプットされているようです。
パウダリ-でいて水のような透明感を湛えて絹のような上品な肌触りを感じる香り。内向的でありながら秘めた情熱と女性らしさを感じます。

L'heure Bleueとは、heureは時間、Bleueは青で青い時間。
第一次世界大戦の始まる3年前、セーヌ河岸に貯んだジャック・ゲランが感じた、夏のけだるさから黄昏時から青色の静かな時間を迎えられた平和で古き良き時代の面影を少し現代に伝えているようです。

この香りは、妻のリリーに捧げられた香り。
ずっと気になっていたのでですが、ゲランの蓋はハートを象徴しているそうです。

トップ、ベルガモット、アニス
ミドル、カーネーション、オレンジブロッサム、ヘリオトロープ、ブルガリアンローズ、チュベローズ
ベース、イリス、バニラ、ムスク

調香の話しなりますが、このルールブルーは1905年のロリガンのカーネーションとアニスのアコードが組み入れられ、ゲランで初めてアルデヒド系の合成香料を少し入れた香水だそうです。

Kinmokusei Floral 4 Seasons 武蔵野ワークス

2006年10月01日 | ひとり言
雨が降り、あっという間に今年の金木犀は散ってしまいました。去年はちびすけを迎えに行く保育園の入り口に金木犀の樹があり、一週間くらい毎日香りを楽しんだ記憶があっただけに残念でした。
ご近所にある金木犀の樹はちゃんとチェックはしておくべきですね。

武蔵野ワークスの金木犀です。
トップ:オレンジ、フルーティノート etc.
ミドル:金木犀(キンモクセイ)、ライラック etc.
ラスト:ムスク etc.

こちらの香りもフルーティですが、昔ロッテから発売されて一斉風靡したイブガム系の香りです。イブは若い人は知らないですよね。昔、金木犀の香りのガムが売っていたんです。
この金木犀のトワレはトップにフレーバー系の香りが入っている感じです。
あー、この香りでまたイブ食べたくなっちゃいました。


Fleur de Kinmokusei palm tree フルールドキンモクセイ

2006年09月26日 | その他の香水
パームツリー フルールドキンモクセイ
Fleur de Kinmokusei palm tree EDP

すごい雨! 
今日はいっぱい金木犀の樹がある図書館に行く予定だったのに見送り・・・。
地面が一面金木犀のオレンジに染まるほどだから少し集めてこようかと計画中。

これはシングルノートで、ベースの香料など入ってないので、香水というよりも日本の金木犀の香りに似ています。花そのものというより、金木犀の樹木全体の雰囲気が出ているような気がします。この香りはなんて形容したらいいんだろう? と考えていたら
パームツリーのサイトの説明で「高級で希少な花の精油から生まれた」と書かれてあったので、そうか~、これはオスマンサスの精油の香りそのものだなぁ、と納得。金木犀の精油は中国産が多いのですが、あの小さなお花からちゃんと精油が取れるんです。
オスマンサスの精油は秋に漂う甘ったるい香りではなく、どことなくエキゾチックな異国の雰囲気を漂わせています。


The pour un Ete ひと夏の紅茶

2006年09月23日 | その他の香水
The pour un Ete ひと夏の紅茶
L'Artisan Parfumeur
1996年

夏の昼下がり木陰でミントを浮かべたアイスティー(甘いジャスミン茶/紅茶)を楽しんでいるイメージだそうです。ジャスミン茶にも思えるし、紅茶にもちゃんと思えるところがすごいです。

何故秋にこの香りかといえば、ひと夏の紅茶には金木犀が隠れていました。
こんなところにも小さな秋。
というかぶっちゃけ桂花茶じゃなかろうか?

同じお茶系+金木犀ですが、エルメスは中国茶の渋みにも似た香りが強くて沈んだ感じですが、ラルチザンは爽やか~でアップテンポな明るいお茶の香り。ラストノートに向かって金木犀らしさが出てきますが、それほどフローラルは強くありません。でもちゃんと金木犀の香りが隠れているところがにくい演出です。
金木犀の香りは簡単に言うと、ジャスミンノートをバニラ系の香りで甘くしてスミレ系の香りを入れると金木犀のそれっぽくなります。

ちなみにディファレントカンパニーの金木犀はお茶の香りが特別入っていないので、この二つと比べるととってもフルーティで甘みがあって花開いて咲き誇っている金木犀に近いです。

も、もしかしてこの金木犀レポートは続くのだろうか?

The Different Company Osmanthus

2006年09月21日 | お気に入り香水
The Different Company Osmanthus
ザ・ディファレント・カンパニー オスマンチュス

朝の空気の中、今年初めての金木犀の香りがしました。
姿が見えずに遠くまで運ばれるかすかな秋の香りはこちらの香水にぴったりです。

トップの香りはベルガモットで爽やかです。次第にパウダリ-が出てきてほんのり甘くなってきます。
私の肌ですと、だんだんフルーティな甘さになります。ミドルノート以降に金木犀っぽくなります。金木犀のフローラルな香りです。エルメスの金木犀と比べてみると、オスマンチュスの方が肌に乗せた瞬間にツーンとしたフローラルノートのジャスミンが強いような気がします。トップのベルガモットもそうですが、全体的にナチュラルです。エルメスの方は最初からお茶です。お茶の香りが立っています。拡散性でいえばきっとエルメスの方がよく香るかも。
他には、フレデリックマルの苦オレンジのコロンとベルガモット、べチバーはエルメスというように同じ調香師の香りを比べてみるのもおもしろいですね。

The Different Companyのディファレントとは、他と違う、特別のという意味で、すごいこだわりを感じますね。ボトルは、「ブルガリ」「カルティエ」を手がけたティエリー・ドゥ・バシュマコフ。ぱっと見は建物のビル? キャップがスクリュー式のネジになっていてかなーり重厚です。

伊勢丹のパンフレットには、ジャン=クロード・エレナは「中国の紫禁城への思いを込めて調合」したと書いてありました。金木犀の精油といえば中国だからでしょうか。

components、Osmanthus fragrans(中国)、leaf green、ベルガモット、オレンジ、タンジェリン、バラ、キョウチクトウ、カストリウム、干し草、ムスク

MONTALE Oud Rose Petals

2006年09月20日 | ローズ系香水
MONTALE モンタル Oud Rose Petals

息子が毎日のようにどんぐりのおみやげを持って帰って来たのが今年の秋の始まりでした。今朝の日差しはまだなんだかギラギラしているのに空気だけは涼しい。天は思いのほか透き通った空色。

ずぅ~と香水瓶らしからぬ空気ボンベ風のボトルが気になっていて、サンプルだけ一度取り寄せたことがあったのですが、一瞬だけ香ってみてそのまま放置中でした。
日本に入ってきて実際に肌に乗せてみてやっとこの香水の価値がわかりました。
特にAoudのバラのシリーズが天然のローズオイルやサンダルウッドの深みのある木の香りが良いです。この空気の澄んだこの季節にもよく似合います。

人の体温を通して魅力的になる香水。

Aoud(Oud)ウードとは、最初なんだろう? と言葉の意味がピンとこなかったのですが、調べてみて一番ヒットした意味は、リュートの祖先である中東・北アフリカの楽器の名前で、日本で例えるなら琵琶法師の琵琶。ウード(アラビア)→lute(英語)→リュートって流れなんですね。
ウードは元々アラビアで木片や棒を意味する単語で、日本の沈香のことを指すのがわかりました。アラビア語起源の言葉でウード「木」→aloeswood(英語)
木片から貴重な香木をウードと呼んで、木を何枚か張り合わせて作った王族の楽器もウードと呼んだんでしょうね。

MONTALEの香水は種類も多いのですが、とりあえず好きなローズあたりを試して気に入ったものから書きます。

「Oud Damascus」
アラビアのウード、ダマスクローズ、オリバナム、sparkling Gurgum

Gurgumって何? なにやらロシア語のサイトばかりヒットします。近い言葉でgurjun、ガージャン、ガージュンバルサムというのが見つかりましたが、安いバルサムのようです。
国内のMONTALEサイトではボディクリームだけの取り扱いになっていますが、説明文には「スパイスにガージャンを散りばめた」とあって、スパイス?

香りはローズはローズでもミュゲ風で清楚です。ふわりと甘く、オリスっぽい香りがとっても上品です。これ国内で売って欲しいです。

「Oud Rose Petals」
ローズ、ゼラニウム、アンバー、Bois de Teck、シダ-ウッド、Bois de Kayak(ガヤックウッド?)、Gurgum、サフラン

艶っぽいローズです。肌の上で品よく甘くなります。かすかなサンダルウッドのような木の香りとハチミツみたいなとろりとした甘い香りが絡み合って高そうな雰囲気を醸し出しています。自分の肌からこんな香りがするとなんだかいい気分(笑)。

「Oud Queen Roses」
これは上の二つに比べるとウッディが強いです。肌の上で甘くはなりません。イメージするカラーは赤いボルドー。華やかで落ち着いた香りです。品の良いローズアブソリュートの香り。大人の華やかさがあってちょっと年齢層が高そう。サイトの説明では、グラースとアラビアのバラ、ギニアのハイビスカスの香りが入っているそうです。イメージは東洋のプリンセス。

あとよかったのがジャスミンの香り。
「Jasmin Full」
香りは、3種類の白いお花のぶーけ。
ジャスミン、オレンジブロッサム、ハニーサックル。
甘く濃厚でグリーンも感じて、質のいいジャスミンアブソリュートの香りに甘めのローズが入った感じです。そしてネロリの草っぽい香りが立ち昇ります。甘めのローズはハニーサックルなんですね。
なんだかお花に囲まれているようなうっとりしてしまうような香りです。
うーん、うっとり。
うっとり・・・。

ムエットだとかなり青臭いですが、肌に乗せるとふんわり甘い。
あ、でも甘い香りが出にくい方ですと、ずっと青臭いままという可能性も?

この香水のキーノートのウード(香木)ですが、日本の皇室に男子が生まれると香木の中の上級品である伽羅を焚くと聞いたことがあります。40年ぶりに焚いたのかなぁ。
沈香ってそのままだったらたいしていい香りもなかった気がするんですが、サンダルウッドなどの香木や焚いた沈香のなんともいえない香りってきっと本能に訴えかける何かがあるんですね。

これノンブルノワールにちょっと似ている気がします。ノンブルノワールの方がアニマル、レザー臭ですが、いままでノンブルノワールの艶っぽい香りはIFRAで規制されているMuskketonとかなんちゃらSalicylate系が入っているかと思っていたのですが、サンダルウッドより希少なウードじゃ市販は無理ですよね。あとノンブルノワールは天然の麝香とかアンバーグリスとか入っていそうだし、いまの合成ムスクや合成アンバーじゃあの妖艶な女性の素肌のような艶っぽさは出せないものね。フローラルのジャスミンはもちろんグラース産。いまからでは手に入らないよね。昔からジャスミンの畑買い取らないと。いろんな人に聞いたところ、ノンブルノワールはジボダンだったそうで、サンダルウッドは入っているけど、香木はどうかな? と入ってないのかなぁ。

Creed Private Collection Tabarome

2006年08月31日 | その他の香水
またクリードのフライベートコレクションです。
名前のTaba-Romeってローマのタバコ??? 香りは大人のメンズです。

香りは、タバコフラワー、グリーンティ、ペッパー、アンバーグリス。

ローズ、ジャスミン、ガーデニア、リラ(←イメージ)のフローラルブーケのロマンチックな香りにウッディっぽいようなスパイシーっぽくて渋みのあるお茶っぽいタバコの葉っぱの香りが効いているようです。バニラが男性の温かみを感じさせますが、このほんのりとしたタバコの香りは野性的というよりとっても上品な香りです。

プライベートコレクションということで、ウィンストン・チャーチルとボガートの大好きな香りボガートの名前がありますが、ハンフリー・ボガートのことでしょうか。ハンフリー・ボガートというとトレンチコートにタバコをらしく、この香水はぴったりです。

チャーチルといえば、ペンハリガンのブレナムブーケですが、フレッシュなシトラスとラベンダーの香りが爽やかなシンプルな香水です。ブレナムブームは、1902年に創られた、1874年チャーチルの生まれたブレナムパレスから名前が付けられました。

ちなみにブレナムパレスとは、1704年スペイン継承戦争でマルボロ公爵ジョン・チャーチルがドイツの小さな村ブレナムで、フランス軍を打ち破ったのをたたえて、アン女王が建築した壮大な宮殿だそうです。そしてこの一族から出たのがダイアナ元王妃です。

チャーチルは香りが好きだったんですね。
チャーチルで思い出すのは私の黒い犬。黒い犬とは鬱状態のことで、当時投薬も無かったときその時が過ぎるのをじっと我慢していたんでしょう。


Angelique Encens

2006年08月15日 | お気に入り香水
Creed Private Collection Angelique Encens

1933年
顧客は、Marlene Dietrich and Alexandra Kazan
香りはバニラ、encens、アンバーグリス、インド産ジャスミン、ブルガリアンローズ

春に購入したクリードといっしょに注文したサンプルからちょっと季節の先取り。

まずバニラの香り、クリードでこんなにバニラが香るのはあったかしら? というくらいバニラが香る。
あとスターアニスとかシナモンとかのスパイスの香り。
ベンゾインとかサンダルウッドの香り。
ふわりとした昔のおしろいの香り。
なんだか妙に青臭さも感じる。
肌に乗せると皮のようなスパイシーさがあります。

うーん、同じレザーが使われた香水でもカボシャ-ルはごうじょっぱりというくらいなので、人を寄り付けないビターな感じだけど、これは下町風の香りで誰にでも優しく他人を受け入れるイメージが浮かびます。

この香りは娘から頭が痛くなると大不評。
いい香りなのに(涙)。



沖縄ゴミゼロ大作戦ワンマンライブスペシャル2006

2006年08月15日 | ひとり言
CoccoのライブをWOWWOWで観た。病中よく音楽だけずっとずっとずっと繰り返して聞いていて、実は本人の顔もどうい人かもよく知らなかった。
ミュージックステーションを観て気がついたんだけど、この人ライブの人を癒す力ってどこからくるものだろう? 
古来、歌い手というのはあんな風に癒したり、アジテーターだったんだろうなー。

ライブをテレビで観ながら泣いた。苦しみの中、この歌を聞いた人たちはものすごくたくさんいることだろう。

一番びっくりしたのはお客さんがみんな真面目そうだったこと。

何故か絵本も持っているけど、沖縄ってきれいなところなんだろうなぁ、ほんとあっちゃんって故郷が大好きなんだね。いやごめん、私もゴミを拾うものだと思っていたよ。私もまず身近なところから大事にしていくのが一番のエコだと思うよ。
歌える場所、歌っている自分を大切にすることか一番なんだよね。

今日は、終戦記念日。
母の実家に行くと、靖国神社の写真の脇に集合写真に載って欠席者みたいな楕円の丸い写真に、母の兄(二十歳くらいの若い兵隊さん)の顔があったのを思い出す。
戦地の南の島で食べ物がなくて餓死したそうだ。
よく子どもの頃に東京大空襲のときの話しやとにかく物が無かった話しを死ぬほど聞かされた。食べ物の恨みは恐い。

Coccoのライブで、おばあから1回だけ戦争の話しを聞いたけど、知らないで幸せにおなり、みたいな
とても語れるものではないこと
ひめゆりの話しでは、語ってくれたおばあ達に感謝といまでは平和への願いの場所になっているって。
子どもの頃読んだひめゆりの塔の本は、トラウマでいまだに恐いよ。

あーガジュマルの樹に登ってみたい。夢の島植物園のガジュマルの樹は民話に出てくるようなすごいおどろおどろしい樹だけど。

フルール・ド・テ・ローズ・ブルガリ クリード プライベートコレクション

2006年04月19日 | ローズ系香水
Creed Private Collection Fleur de The Rose Bulgare
フルール・ド・テ・ローズ・ブルガリ クリード プライベートコレクション

1890年
シチリアンベルガモット、イタリアンレモン、ブルガリアンローズ、グリーンティ

tea blossom (camelia sinensis)とという記載のページがあったのですが、お茶の花? 日本のお茶の花で検索しましたら、花は椿にそっくりで、色は白だけ、香りは余りないそうです。お茶の葉を作るときには手入れを怠ってお茶の花を咲かせたらいい香りの葉っぱにはならないそうです。
機会があったらお茶の花が見てみたいです。

最初、新鮮で力のあるグリーンな香りはガルバナムかと思ったのですが、名前の通り緑茶だそうです。厚みのある椿科の葉っぱの青々とした香りがよく出ています。

この季節、葉の香りが鮮明で、妙に心が癒されます。

今日の香り

2006年04月05日 | アロマテラピー
和ハッカ
ラベンダーヌーボー
レモン
ジャスミンabs
ベンゾイン

メインはジャスミンです。
ジャスミンにラベンダーのスーとしたところが絡んで、ハッカとレモンで香りを立てて
ベンゾインでふわっとしたところが出たような?
香りを焚くのにも、ついついトップ、ミドル、ベースと考えてしまうので
我ながら笑えます。
今回は娘の「いい香り」が出ました。

ラベンダーはジャスミンより、ローズの方が合うみたいですね。
しかもローズにはいろんなスパイスが合うし。


かおり風景100選

2006年04月02日 | その他の香水
かおり風景100選というのがあるんですね。

東京は、神田の古本屋街が入っていて、古書の独特のにおいも好きだけど(それをとりまく薄暗い雰囲気もいい)、
街の裏の方へ行くと、まだ印刷のかおりが残っているような新刊が発売日より早く(この発売日より早くというのが神田なのである)店先に並んでいる新刊のにおいのほうが妙に印象に残っているような。
ようするに、本の紙のにおいとインクのにおいが新しくも古くもとにかく神田には似合っている。
私が一番最初に就職した会社の倉庫もインクと紙の香りがして、図書館と並んですぅっと自分自身に馴染む空気ではある。

お花見してきました。
濃い桃色の花があったので、これは何の樹? と見ていたら、桃の花と書いてあり。
今年は、桃と桜が同時期に咲いているんですね。

桜の花、ソメイヨシノには香りってあったのかしら? 
花に鼻を突っ込んでみたら(まるで蜂のようだ)、コンクリートの上にうっすら漂って留まる土ほこりの香り。
んー。このほこりっぽい香りっていったい。
排気ガス? 
桜の花の香りは、よくお茶っぽかったり、桜の葉の桜餅の香りで表現されているような。
桜餅といえばクマリンだけど、クラシックなパウダリーなクマリンがあんまり得意ではないのよね。なんでかな。

梅の花はいい香りなんだけど、今度八重桜が咲いたら嗅いでみよう。

何をつけようか考えて、久々にランスタンドゲランにしてみました。
あらためていい香水だと思いました。
個性もはっきりあるし、持続性もあるし。
体感温度の低い春ぎりぎりにつけられる香りです。

娘が「これTDLの香り」と言いました。
以前TDLにつけて行ったことがあったのを思い出しました。
よく覚えているものだ。
私も香りで情景が出てくるタイプだけど、何かそういうDNAがあるのだろうか。





FLOWERBYKENZO LE PARFUM

2006年03月30日 | ローズ系香水
FLOWERBYKENZO LE PARFUM

2001年 

どう見ても秋、冬に似合う香りです。
でも、今日のように桜がぱぁ~と咲いていて明るいんだけど、空気は冷たいと、このフローラルオリエンタルが妙に合いました。

今年は、梅が遅くて木蓮が膨らんだと思ったら、あっという間に桜が満開。
近所の木蓮の花の数が例年より少ないという、どうでもいいようなことが気になってしまう。

2000年発売の透明ボトルは、フローラルフローラルでとても女性的な香りですが、こちらはクリィミーでアーモンドとバニラが美味しそう。
それとちょっとお香っぽい表情もみせます。落ち着いた着物をきた女性のおしろいの香りにも思えて、日本女性的な香りです。

色素沈着が起こらないように作られているそうで、服に直接つけることができるそうです。
香料って色を取ると香りが変わってしまうので、きっとこの香水にも最新技術が使われているんでしょう。昔の天然香料で作った香水は澱ができるので、ろ過したそうです。でもろ過するとまた香りが変わってしまうとか。

このボトルって本当はお花なんでしょうけど、なんとなく竹の節と節の間っぽい。
フーレッシュは竹だし、ケンゾーエアーも竹の香りっぽい。
竹、お好きなんでしょうか。

これ2004年のFiFi賞のパッケージ部門を受賞しているんですね。知らなかった~。

Amber, Oppoppnax Resin, White Musk, Bourbon Vanilla, Almond, Parma Violet, Bulgarian Rose.

香水ショップめぐり

2006年02月10日 | その他の香水
銀ブラ(死語)行って来ました。4丁目付近を歩いていたらぽかぽか陽気というよりも日差しが強い。2月でこうなんだから今年の夏も天火状態かも。

バーニーズ→サンタマリアノヴッラ→コマツ→三越→松屋

・コマツではディプティック新作のDO SON ドソンを見てきました。チュベローズそのまんまの香りが気に入りました。

・ブリトニースピアーズファンタジーはほんとにトップの香りがカップケーキでした。ちょっと笑ってしまう。濃厚なお菓子の香りはComptoir Sud Pacifique並みな甘さ。

・ブルガリオ・パフメオーテルージュは、トップからの渋みのある香りに反応は鈍そう。これコロンなのね。多くは持続性のある香りを欲しがるからほんとどうかなぁ。三越ではすごい勢いでムエットを配ってました。

・ゲラン ラブリーチェリーブロッサムゴールドスパークルのトップの香りはイチゴ! 「わー苺ですね」と言ったら、「ベリーフルーツが入ってますから」とのことです。このコフレにはパウダー付き。あとミニボトルセット。今年のチェリーブロッサムパルファンコフレは、バカラではなくパールネックレス。んー今年はコフレは見送りそう。

・アラミスオールウェズハーは育ちの良さそうな奥様から香る匂いで、香水臭くない。パウダリ-なのにそれほどおばさん臭くない。これ子供の卒業式と卒園式と入学式×2に付けるのに良さそう。我ながらベタ。目的で香水を選ぶことってあまりないのでこれもおもしろいチョイスかも。メンズの方はキュウリそのものでした。瓜っぽいのが大好きなメンズはこれがいいでしょう? 松屋のアラミスのところではダナキャランを扱っているんですね。カシミアミストも置いてありました。今まで気がつかなかった。

松屋のアニックのお店は店員さんと対面距離感が近いのでちょっと冷やかし、もとい試香に勇気がいる。

松屋裏手のスタバでアイスココアショートサイズ氷少な目を買って、目の前のビルの一角でガンガン日差しを浴びながら一休み。

なかなか楽しかった。