先日紹介した、『自由戀愛』の撮影が行われたという・・ここ明治村の帝国ホテル。
フランク・ロイド・ライトの建築として日本の代表的な建物。
建築の仕事をしてから訪れると、また目に入るところも違ってくるから不思議。
京都宇治の平等院鳳凰堂を見て衝撃を受けたというライトが、
鳳凰堂をイメージしながら設計したといわれている。
1923年に建設され、竣工直後の関東大震災の地震の中で行き残り、
その後の火災にも耐え抜いた建物として、
意匠的なイメージだけではなく、建築的にも意義のある帝国ホテル。
当時の玄関部分だけが明治村に移築された。
この日は、お天気もよく、人も少なく、ほとんど私たちの貸切かと思うくらい
ゆったりと見学することができた。
これでもか・・というくらいに細部に到ってデザインされた意匠の数々。
ライトのデザインに多用される大谷石の細工も、職人あってのデザインだと、
あらためて思い知らされるくらい、細やかなデザイン。
ライトが帝国ホテルのためにデザインした椅子。
この椅子は、レプリカではなく、当時のもの。
人間工学的にもデザインされたこの椅子は、腰を深く座ると自然と背が安定し、
美しい姿勢が保たれる。
ライトの建物の魅力は、目線の効果を生かして、いくつものフォーカルポイントを作っている
というところだと感じている。
シンメトリーのデザインでありながら、動線の先の目線を意識したデザインと光が、
様々な表情を見せてくれる。
スキップフロアをうまく利用し、天井を低く横のラインを強調したかと思えば、
吹き抜けへの目線へと誘導し、高さのあるタテのラインを強調している。
そういう視線の変化が楽しめるところが、いいなぁ・・と思っている。
帝国ホテル内のカフェで、ライトの夏の夏仕立ての椅子に座りながら、
ブルーベリーチーズケーキセットをいただけるなんて・・贅沢な気分。
食器も・・ライト三昧。
この噴水の中にある、オブジェのような意匠は、人の顔になっている門番とか・・。
こんなところに顔があったなんて・・ライトのデザインは深い・・。
+++人気blogランキングへ+++
フランク・ロイド・ライトの建築として日本の代表的な建物。
建築の仕事をしてから訪れると、また目に入るところも違ってくるから不思議。
京都宇治の平等院鳳凰堂を見て衝撃を受けたというライトが、
鳳凰堂をイメージしながら設計したといわれている。
1923年に建設され、竣工直後の関東大震災の地震の中で行き残り、
その後の火災にも耐え抜いた建物として、
意匠的なイメージだけではなく、建築的にも意義のある帝国ホテル。
当時の玄関部分だけが明治村に移築された。
この日は、お天気もよく、人も少なく、ほとんど私たちの貸切かと思うくらい
ゆったりと見学することができた。
これでもか・・というくらいに細部に到ってデザインされた意匠の数々。
ライトのデザインに多用される大谷石の細工も、職人あってのデザインだと、
あらためて思い知らされるくらい、細やかなデザイン。
ライトが帝国ホテルのためにデザインした椅子。
この椅子は、レプリカではなく、当時のもの。
人間工学的にもデザインされたこの椅子は、腰を深く座ると自然と背が安定し、
美しい姿勢が保たれる。
ライトの建物の魅力は、目線の効果を生かして、いくつものフォーカルポイントを作っている
というところだと感じている。
シンメトリーのデザインでありながら、動線の先の目線を意識したデザインと光が、
様々な表情を見せてくれる。
スキップフロアをうまく利用し、天井を低く横のラインを強調したかと思えば、
吹き抜けへの目線へと誘導し、高さのあるタテのラインを強調している。
そういう視線の変化が楽しめるところが、いいなぁ・・と思っている。
帝国ホテル内のカフェで、ライトの夏の夏仕立ての椅子に座りながら、
ブルーベリーチーズケーキセットをいただけるなんて・・贅沢な気分。
食器も・・ライト三昧。
この噴水の中にある、オブジェのような意匠は、人の顔になっている門番とか・・。
こんなところに顔があったなんて・・ライトのデザインは深い・・。
+++人気blogランキングへ+++