*Bistro de Mariage* 

*欧州で開眼した、マイペースな生活。いつもどこでも和のエッセンスを忘れずに*

あと一品*小皿

2007-10-31 17:56:13 | Food (Other)


”「一汁三菜」 「一日50品目」 を忘れちゃダメよ。” 母がいつも言っていた言葉です。

出来るだけ多くの種類のおかずを作るのは、簡単そうでいて実は結構大変。

あと1品あれば!という時に簡単に出来る小皿料理のレシピを、
色々ためしに作ってみるのが最近の小さなブームです。



*パプリカのおひたし*

マーケットの屋台には、色々なかたちのパプリカがあります。
だしじょうゆと鰹節、すり胡麻でシンプルに。

そのままあえてもOKですが、パプリカは火を通すと甘くなります。
オーブンでグリルするかさっと湯通しするとベター。

ナンプラーを加えるとタイ風に、ごま油と唐辛子を加えると韓国風に。
いろいろアレンジ可能です。




*コーンとじゃがいものガーリックバター炒め*

完璧、居酒屋メニューですね。笑
本当はパセリを入れると彩りがよく綺麗なんですが、家に無かったのでパス。
めっちゃ簡単です。

 

↓これは、小皿料理というより、おつまみ&箸休めといった感じですが・・

我が家のぬか漬け。
最近のヒットはセロリとラディッシュ。 んまいです。



ブリーチーズ&ドライフルーツ(マンゴー・プルーン・クランベリー)↓
昔から、この「チーズとドライフルーツ」の組合せが大好きです。

マーケットに、金曜日のみやって来るオーガニック食材の屋台にて
いろいろなドライフルーツが購入出来ます。 値段もお手頃。

それにしても、画面が暗い・・






*いろいろ野菜のマスタードドレッシング*
オリーブオイルに塩・あらびき黒胡椒、粒マスタードを混ぜれば
自家製ドレッシングの出来上がり。



そういえば、夏に両親が日本から遊びに来た時に
英語もオランダ語も(もちろん)話せない母が、マーケットで山ほどの野菜&果物を
買ってきたのを見て、感心したのを思い出しました。

バジルやパクチーの鉢植え、それから何とスイカまで。
主婦はどこに行っても強し。

小皿料理のレシピは、また少しづつ更新していこうと思っています。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました♪
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*memorial day*

2007-10-22 17:01:36 | Restaurant


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本日は、記念日のお話。

ヨーロッパには、古城や古い邸宅を改装して作られたロマンティックな
レストランやホテルが沢山あります。

オランダには、世界遺産の「風車」を改築してレストランにしている
ユニークなスポットも。

日本で言うと、新宿の小笠原伯爵邸のような感覚でしょうか。
古いものと新しいものが融合した場所というのは、何とも言えず心地良いものです。

先日、10月10日は結婚1周年の記念日でした。

真っ赤なバラの花束と共に帰宅したオットと、夜に「CHALET ROYAL」という
家の近くのレストランに行ってきました。

私たちが住んでいるDenbosch という街からVoghtという隣街へ行く
途中の、川沿いに建っている真っ白なレストラン。
前から気になっていたところです。

19世紀に建てられたVilla(大邸宅)を改造して作られたレストランだそう。
オランダでは珍しくミシュランの星が付いています。






シンプル・モダン・シックで、オランダらしくとても広い内装。
料理長も給仕長もとてもフレンドリーで、自分の家にいる様にくつろげる
アットホームなレストランでした。

ちらりと見えた厨房。
ちなみにガラス張りなので、厨房は外から丸見えです。






 
アミューズからアーティチョーク・イベリコハムのサラダ、メインの白身魚のグリルに
鹿肉のワイン煮、そしてデザートへ。。 ピンボケしてますが・・一部写真を載せました♪














コースの間、前菜とデザートの前に「シェフからのプレゼント」が。

オランダのレストランでは、こういった「台所からのプチギフト」のような
とても嬉しいサプライズがあります。
ヨーロッパでは、どこのレストランにでもあるものなんでしょうか?

デザート前に出てきたサプライズ料理は、白いカップに入ったカプチーノ????
かと思いきや、なんと下にピスタチオのクリームが入ったラム肉のシチューでした。

ゆっくりとワインと会話を楽しみながら食事をしていたら、3時間もの
時間が経過。

おうちでのご飯もとても好きだけれど、たまには外食もいいものです。
異国の地で、大変な事も楽しい事も、全てオットと分かち合って共有してきた日々。
これからも2人で助け合いながら、楽しい思い出を少しずつ積み重ねていけたらいいな
と改めて思った、感慨深い記念日でした。



ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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秋の味覚*ムール貝

2007-10-13 08:03:51 | Food (Other)


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今日はこの秋からの旬の食べ物、ムール貝について。

10月に入ってから、ヨーロッパのあちこちで見かけるようになったムール貝。

カフェやレストランでも、バケツいっぱいに入ったムール貝のワイン蒸しを
ほおばるオランダ人が目につきます。

今までベルギー、ニースのレストランでしか食べたことがなかった
ムール貝が、先日スーパーマーケットで売られているのを発見しました。

1パックが2KGで約8ユーロ~10ユーロ。
同じムール貝でも大きさや色などが様々で、何と4種類もあるそうです。
私には違いがよく分からないけれど・・・・(^^;)

外食の時だけでなく家でも食べてみたい!と思い、さっそく購入してみました。

貝類は砂出しなど、調理前の処理がメンドウだなぁと思って今まで敬遠していましたが、
スーパーで売られているムール貝は、どうやらすでに下処理が済んでいるようです。

何と親切!

念の為、塩水に付けてフタをし、暗いところに1時間ほど置いてみましたが
砂が全然出ていないし、ヒゲも取り除かれていたので、洗ってお鍋にポイッと
放りこむだけでOKでした♪

* オリーブオイルを熱した中ににんにくを入れ、香りを出してから玉ねぎや
  セロリなど、好みの野菜を炒めます。

* 火が通ったら白ワインをどぼどぼ入れ、ムール貝も入れて蒸し煮にします。
  最初は閉じていた貝殻がパカッと開いたら、お鍋から出してお皿に盛ります。
  最後に、ムール貝のうまみエキスたっぷりの、美味しいスープを上からかけて完成♪


綺麗なオレンジの色でぷりぷり肉厚のムール貝は、味付けがシンプルなほど
最高に美味です。



ちょっと画像が暗いですが・・・・(^^;)
↓↓ これでも半人前です。 白ワインのガーリック風味。 バジルをたぁ~っぷり。





ムール貝には、やっぱりキリッと冷えた辛口の白ワインか、又はジェネーヴァも意外に合います。
もし手に入るなら、日本の焼酎ともマッチしそう。

大食漢のオットと2人で食べても、結局食べきれなかったので
残りは次の日に持ち越し☆





余ったスープとムール貝を使って、ガーリック風味とトマトクリーム味の
2種類のパスタを作ってみました。

オットも 「この味尋常じゃない!美味いっ!!」と大絶賛。
何も手の込んだことをしなくても、深みのある味になってしまうムール貝の
スープは、本当にありがたい食材です。

今度はパスタだけでなく、味噌や醤油を使って和風のリゾットにしてみたり、
チーズを乗せてオーブンで焼いてみたり、とトライしてみたいレシピが次々出てきます。


ちなみに、オランダやベルギーではレストランでムール貝を頼むと
必ずフライドポテト(お店によっては白いごはん)が付いてきます。

こんな感じ。↓




日本で好きだった「あさり」や「しじみ」を購入することが出来ない代わりに、
この季節はどこででもムール貝が購入できるので、またお家で
白ワイン蒸しを作ってオットと一緒に旬の味を楽しみたいと思います♪


ここまで読んで下さり、ありがとうございました!
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*オランダの飲み物*

2007-10-10 05:42:23 | Wine, beer, etc..


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さて、今日はオランダの飲物について。
以前にも、このブログでちらっと触れましたが。。。

あまり知られていませんが、ジン・トニックの「ジン」はオランダが発祥の地です。

ここオランダでは、ジンの事を「Jenever(ジェネーヴァ)」と呼びます。

私は、オランダに住み始めるまで「ジン」はイギリスの飲物だと思っていました。

イギリスのドライジンと比べると、ジェネーヴァはヘビーでコクのある香味が特徴です。
アルコール度数が高いのに、さらさらとしていてとても呑みやすい。
意外なことに、和食ともよく合います♪



昔むかし、オランダのライデン大学の医学部教授、フランシスクス・シルヴィウスが
当時世界で流行っていた熱病対策のために作り出した、解熱&利尿用の薬用酒が
ジェネーヴァの起源だと言われています。  
1660年のことでした。

そのジェネヴァの有名な製造メーカーが、オランダの「Lucas Bols社」。
1575創業の老舗です。 (ジェネーヴァ発売は、創業から100年後。)


今では、ジェネーヴァを含む30種類以上のリキュールを、年間3500万リットル製造し
世界110カ国に輸出しているそうです☆

デルフト焼きの容器に入った、Bols社のジェネーヴァ。↓ 可愛いですね。



ジュネヴァの代名詞とも言える、このBols社が運営する「House of Bols」がこの春
アムステルダムにオープンしました♪

ジュネヴァの歴史や秘密をわかりやすく教えてくれる新しいスポットです。
様々なフレーバーを使ったジュネヴァがテイスティング出来るので、近いうちに是非訪れてみたいです


ジュネヴァを使った好みのカクテルも、テイスティング可能。
バーテンダー・アカデミーが併設されているので、バーテンダーのレッスンを受けることもできます。

◇住所:Paulus Potterstraat 14, 1070 CZ Amsterdam◇


さて、ジンのお話はここまで。
ここからはビールのお話です。


先日、近所のカフェで「*ボックビール*」という旬のビールを初めて飲みました。

オランダではBokbier(ボックビール), Herfstbier(秋ビール)と言います。
秋(10月から2月頃)にだけ呑むことが出来る、期間限定のビールなのです。

ボックビールは、ドイツ語でストロングビールを指し、アルコール度数が6.25/vol以上がお約束。
中には7度~7.5度というものもあります。







ルビーの様な赤褐色で麦芽とカラメルがmixしたような、濃厚な味。
でも、なぜかとても呑みやすいので危険なビールかも*

名前の由来は、その発祥地であるドイツの Einbeck 、Einbecker Bier が
訛って、Ein Bock Bier(独語)、een bokbier になったようです。

写真は、オランダのビアーブランド「Amstel」の期間限定ボックビール。
他にも、「Bavaria」や「Grolsche」のボックビールも売られていました。

TOPの画像は近所の飲み屋さんのメニュー。

オランダ・ベルギー・ドイツと勢ぞろいなので、ものすごい種類のビールが
楽しめます。
写真のメニューは、半分以下のお品書き。
つまり、あと半分以上のビールの種類があるのです。 さすがですね!

近年、うなぎのぼりのユーロ高は日本でも話題になっていますが
「倹約家」で有名なオランダ人も、ヨーロッパ全体の景気の良さに伴って
お財布のヒモもゆるくなっているご様子。

オランダ人のカップルや家族連れが、外食に出かける姿を
最近よく見かけます。

特に、ここデンボスはオランダの南部に位置するので、北部に比べると統計的に
お給料の平均値も高いそうです。 (同じ役職でも、最大で16%も違いがあるとか。)

近所のカフェやパブも、週末などは空いてる席が見つからないほどぎっしり満席☆

この寒い期間にしか楽しめない「ボックビール」、せっかくなので私もオランダ人にまじって
色々な種類を試してみたいと思います。
ビール腹にならないよう気をつけなければ・・・・(汗)

ここまで読んで下さり、ありがとうございます

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