KYOKO - HAN

Kyoko日和

『美味しい春』を総まとめ②

2015年04月26日 22時31分19秒 | 日記
昨日の続きどす。
急がないと、急がないと春が通り過ぎてしまう!
気合を入れて!





こちら、一乗寺青城町の『和喜(やわらぎ)』さん。
コースやお鍋の他にも、一品料理で好きなものが頂けるのも魅力どす。
今回は春の歌会の後に皆さんでコースを頂きました。

そして、こちらは祇園甲部歌舞練場の本近くのご存知 『杢兵衛』さん。



最初から最後まで桜🌸桜🌸の桜づくし。
「世の中に絶えて桜のかなりせば春の心はのどけからまし」by.在原業平
(もし、この世の中に桜と言うものが無かったら、春に桜はいつ咲くだろう?とか、散ってしまうのではないか?と言う心配事で心乱される事はないでしょう。)
と、ご主人がお手書きされた和歌が添えられて来る。
この時点でテンションの上がらない人はいるのでしょうか?
デジタルな世の中であえて手書きの和歌と言うアナログさが京料理を一層引き立ててくれます。
桜のチップでsmokeした西京焼き、〆のご飯は桜海老。
春爛漫を舌で味わう京の宵どすなぁ~

さてさて、お次に控えしは、
最近、西花見小路にお引越しして来られた『Grelt』さん
オーガニックの材料にこだわり旬の食材を美味しく頂けるフレンチです。



この日頂いた写真右中段の生ハムと筍のたいたんはホンマに絶品どした。
又、大好物の鹿肉も上質かつボリューミーで大満足どす。


今日もここまで書いたらお腹いっぱいになってしまいました
今日のところもこの辺でお許し頂きせっかくの休日ですので、Specialに入浴して休みたいと思います。
おやかましゅうございました。

そして、つづく・・・

『美味しい』春を総まとめ

2015年04月25日 21時27分51秒 | ブログ
都をどりが始まる少し前くらいから町には、『ぼんぼり』が灯り、お揃いのお提灯に灯がともります。
私のワクワク度も上がり何時もより少しだけ忙しさが増しお外でお食事を頂く機会も増えるのどす。
中々blogでまとめられず・・・。
今宵一挙にご紹介!

まずは、



『菱岩』
こちらは仕出しのみのお店どす。お客様のお上がりになられるのは何時もより見ているのどすが、『仕出しのみ』となりますと中々私達のお口には入りません。
いっぺん食べてみたかったのどす。この日はお友達の中華屋さんの女将さんのお計らいで頂く事が出来ました。
今回はお弁当。
『冷めても美味しい』をとことん突き止めたこのお味は老舗菱岩と呼ばれるに相応しいお味どす。

続いて、



こちらもお友達のお計らい
ベジタリアン料理家のericoさんをお招きしての春のお弁当会、それにビオワインを合わせて・・・
この鮮やかなお弁当は野菜や果物のみで作られていて私のイメージ、ベジタリアンフーズ=物足りない!と言う思いを完全に覆してくれました。
心も暖まる美味しいご飯でした。

更に、美味しいシャンパーニュ『Veuve Clicquot』のイベント



場所は祇園甲部歌舞練場。
春の訪れをお祝いするこのイベントでは、イエローラベルとローズラベルを頂きました。何時もの歌舞練場とは思えない装飾に驚きながら楽しい一時を過ごすことが出来ました。

そしてそして、



うちの本近くの『侘家古暦堂』さん。
鳥屋はんどす。
あの、マールブランシュさんのお店どす。
なので食後のケーキは外せません。

今宵一挙にご紹介!
なんて申しましたが無理どした。
スンマヘン
この続きは近々に続かせて頂きます。

おやすみなさい

都をどり・・・③

2015年04月09日 09時47分16秒 | ブログ


 歌舞練場の春のお庭を見て頂いた後はお茶席にご案内させて頂きます。

 (『特等観覧券』を購入して頂いた方だけがお庭と茶席に入れますので、気を付けておくれやす。)

 お茶席に入って頂きますと、左手側に『本日のお抹茶』が貼ってあります。

  

 意外と知られていないのどすが、京都の有名どころのお抹茶を4種類、日替わりでお出ししています。
 御贔屓の芸舞妓さんの役替わりを見に来られます折にお茶のお味も飲み比べてみるのも又、楽しおす。
 そして、床の間を拝見しつつ、

      

 正面を向きますと本日のお点前さんとお控えさんがいはります。
 視線を少し右に向けますとちゃんとお名前が貼ってありますので又、後でプログラムの写真を見ながら思い出しておくれやす。

  

 それから、
「どうしたら、芸舞妓さんからお茶を出してもらえるのですか?」
 この様な質問をよく受けます。
 一応、お正客席と言うのが有るのどすが、個人的に確保するのは中々至難の業どす。
 この広いお茶席の中で一席しかないのでよほど運が良いか後は執念で(笑)
 こういう時こそお茶屋はん!
 お茶屋さんのお客様には、普段お世話になっておりますので、頑張ってお席を取らせて頂きます。
 (本当に一生懸命に!)
 そして皆さん、お席に着かれますとお菓子が運ばれて参ります。
 『とらや』はんのお饅頭。
 やっぱり、ほんまに美味しおす。
 亡くなった祖母はちょっと大そうに「とらやはんのお饅頭は腐っても美味しい」と言うてました。
 重さと言い、歯触りと言い、お味と言い、贅沢を感じます。
 又、このお饅頭がのっているお皿はお持ち帰り出来ますので、どうぞ、皆様持って帰っておくれやす。
 
 

 これまた、毎年のコレクションに♬
 お色は、赤、緑、白、茶色、藍色と、どれが当たるかお楽しみ♬
 舞台が始まるまでにも沢山楽しんで頂けます~。

 では、お待ちかね会場へとご案内~。

            つづく{/heart/

 
 

『都をどり』・・・②

2015年04月03日 20時17分17秒 | 日記
 
 ついに開幕しました!

 

 今年も祇園に春がきました。

 『花都琳派染模様』
 
 琳派400年を記念して総踊りの御衣裳も『琳派模様』

 

 『都をどり』を十倍楽しんで頂くためにチョコッとお話しいたしましょう。
 
 チケットはお茶券付の『特等観覧券』を買うておくれやす。
 『特等観覧券』は一般の入口と違うのどす。
 その、入場口から入って頂くとまず右手に、今年の総踊りの衣装と説明が有ります。
 よく御衣裳を使い回し(笑)と思てはる方がいはるのどすけどイエイエ違います!毎年のテーマに沿って新調いたしております。
 そして、その横には色々な芸舞妓さんが普段お勉強してはる絵付けや書画、お花等の作品展も開催されています。
 皆さん中々の凄腕でその多才さに感心してしまいます。

 
 



 お庭へ向かう廊下には所狭しと京都の名産が並んでいて、「今度のお土産にはこれを使わせてもらおぅ♬」なんて、あらためて思うのどす。

 

 お庭へは下りることもできますので開演時間の最低30分前にはご入場下さいませ。

 ここまででもかなりのお得感は有ります。
 そして、いよいよお座敷へ!

 夜も更けて参りました。
 この続きは、次回に