きゃさゴノ annex

だめだめ母きゃさりんと進化する楓楓の記録。

五夜6日 香港むしゃむしゃ修行の旅 三日目 マカオ前編

2008-02-29 02:12:40 | 中華
旅行記3日目は澳門一日遊編です。よろしければ、1日目2日目もあわせてどうじょ。

さて、いよいよこの旅一番の目的だったマカオ日帰りです。
が、朝から天気悪い(-_-;) 天気の悪い日にマカオ行きたくないやん。
でも、天気予報では晴れる予定。とりあえず、朝ごはん食べながら様子見ようということに。

朝ごはんは玉ちゃんからのリクエストで、湾仔の金鳳茶餐廳の火腿[火局]雞批を食べに。
小さな間口の店の入り口にはすごい行列。朝ごはんを外買する勤め人の皆様。店内も満席ですが、なんとかテーブルをゲット。我も玉ちゃんに便乗して火腿[火局]雞批と奶茶を注文。

火腿[火局]雞批、ちっちゃっ(涙)

甘めのタルト生地にハムやら鶏も入っているらしいが、とにかく小さすぎる。となりでふんわり美味そうな菠蘿飽をぱくついている、しゃりの首しめたくなるw
おやつにはいいけど、腹の減った修行僧の朝飯には向いていません。

天気はあいかわらず、どんよりしていますが、とりあえずマカオ行きフェリー乗り場のある上環に向かう。中環の離島行きフェリー乗り場みたいに、MTRの駅から歩くんかなぁ?と思っていたら、地下道通ってあっちゅーまに到着。外にも出なくてすんじゃいます。まぁ方便♪
ここまで来たら、えーい面倒くさい、何も考えずにマカオに向かう、いつものように行き当たりばったりな我ら。

往復チケを買うと割安とは聞いていたのですが、帰りの時間なんて決められない我ら。マカオ行き片道チケット購入。サクっと香港出国。イミグレは通るけど、なんだか離島に行くのと雰囲気かわらない感じ。

フェリーは座席指定。広東語しゃべる人たちが大多数っぽいけど、大陸人の団体さんもちらほら。うとうとしていると1時間ほどで到着。朝のぐずついていた天気もすっかりよい天気に♪

無事マカオに入国。フェリー乗り場を出て一服していると、ガイドだというお兄ちゃんにつかまる。
恥ずかしいくらい真っ赤な観光用の小型車に乗せられて、観光名所を8カ所くらい回ってくれるらしい。2、3カ所は我らの目的地も入っている。で、幾らでいくねん。

「800」
「はっっぴゃくぅぅ?高すぎるわ!あほらしい。バスで行くから」と、追い払おうとすると、
「君らの行きたいところは高台だから、バスではいかないんだよぅ」との事。
「嘘つけぇ。それにしたって高すぎるわ、しっしっ!」
「じゃああ600でいいからぁぁぁ」
おにいちゃん、根性なさすぎ。そんな根性なしの車にはのらなーいw

いくらひとり200まで下がったとはいえ、行きたくないところまで、あんな恥ずかしい乗り物で素敵なマカオの街並みを引き回されるのはごめんである。

マカオはきっとめちゃめちゃ小さくて、さくさく歩き回れるもんだと思いこんでいた我。マカオ、結構手強そう。八達通も使えないしw

そんなところに旺角の神様の御利益か、救世主が現れる。

「どこ行きたいの?行きたいとこ回ってあげるけど?」

日本語めっちゃ上手なおっちゃん。怪しい者と違うと、ガイド証明書もみせてくれる。
ペンニャ教会と聖ポール天主堂跡、最終的にはタイパ島のフェルナンドまで連れていってほしいと伝えると、13時半くらいまでにはフェルナンドに到着できるとのこと。で、おいくらで?

「800!後払いOKらー!(にかっ)」
マカオは800がデフォルトらしいw
さっきお兄ちゃんが600に下げたのを思い出し、思い切って600を提案。
「えぇ?タイパまで行くんだよぉ?750!(本気と書いてマジな感じ)」
まぁ、ひとり3000円ちょいだと思えば安いものか?いろいろ注文も聞いてくれそうだしと決定。

この選択は、この旅一番の当たりだったと思う。
この日本語ぺらぺらなマカオ人おっちゃん區先生が好人で使える人だった。
區先生は35年前に八百屋さんをやめて、日本語を独学ではじめたそうな。18年前には奥さんを連れて東京、大阪、名古屋を旅行して、日本語の腕試し。それで自信をつけると日本語ガイドの試験を受け、無事合格。試験には、観光、歴史などの論文のほか、日本語での面接があるらしいんだけど、

「一番大事なことは、ギャグかますことやなっ!」
と、力説する區先生は、観光地やら歴史やらのウンチクの最後には必ずオヤジギャグでオチをつけてくれた。気つかうっちゅーねんw

いよいよ區先生のワゴンに乗り込み、観光スタート。
マカオグランプリのコースを抜け、マカオタワーを過ぎ、ペンニャ教会へ向かいます。
昼間のマカオは、異国情緒いっぱいの美しい街並み、高低さのはげしい地形、石畳の坂道など、なんだか神戸や長崎を彷彿とさせる。
ペンニャ教会は、領事館やらが建ち並ぶ、高級住宅街を抜けていった高台にあります。道すがら、カジノ王スタンレー・ホーの別荘なんかも教えてもらって、テンションが上がる。高級車がやまほど止まってましたがなっ。


アンシンメトリーな正面。尖塔がかわゆい。

17世紀に建てられたという美しい教会。現存する建物は18世紀に建て直されたものだそうです。レスリーの映画、「大三元」で使用された教会。れっちゃん神父がツボなしゃりさんと、建物フェチなきゃさりんさんは大はしゃぎ。


中も見学できます。

我らが到着した時は、ラッキーにもゼロ観光客で、とってもゆっくり見学させていただきました。
静かな高台に佇む美しい教会は、そこだけ別世界のようです。
いやぁーん、素敵ぃぃぃ!
夢中で写真を撮りまくる。ここはいいです!ぜひ観光客の少ない朝一番をお勧めします。



夢中になっている我らに「そろそろ・・・」と區先生から促され、後ろ髪引かれながら出発。教会の敷地のすぐ脇には小さな展望台があって、マカオ市街が見渡せます。

「區先生、実はこの近くに行きたいところが。。。」
このペンニャ教会の近くにあるリラウ広場と、隣接するアパートは映画「放・逐」のロケ地。あの映画冒頭で、秋生ちゃん、ラムシュー、ジャンユー、ロイチョンが銃を向け合うアパート前の公園。



石畳のほそい坂道を進む。ところどころに残る古い壁は、ポルトガル領地時代、ポルトガル人の専住地区を隔てるものだったそう。ペンニャ教会に向かうときとはまた違った雰囲気。南国チックなパステルカラーの壁の色がかわいい。なんてことない住宅街なんでしょうが、さりげなく素敵なのん♪きゃさ夢中。

「路駐なんでやばいんっす」車を止められる場所がなかったので、おまわりさんに見つからないうちに移動。

いよいよ有名な聖ポール天主堂跡へ向かう。

「えー、皆さん。ここには観光客を狙うスリがいっぱいいますから、気をつけてくださいネ。一人目がすって、二人目に渡し、三人目が逃げマス。必ず三人組ネ。さて、問題です。英語で3は?」

「すりーw」

と、こんな感じで區先生のオヤジギャグがもれなくついてきますw

ここって、香港映画にもよく出てくるけど、壁だけ残ってるへんな建物だと思っていたら大間違いでした。
神父さんがお料理中に居眠りしてしまって、火事で焼け落ちてしまったとの事ですが、焼け残った地下の聖人たちの納骨堂なんかも、上から見られるように強化ガラスで保護されています。
また、江戸時代の日本人キリシタンたちが、迫害から逃れて聖ポールに身を寄せていたそうで、その方たちの納骨堂も見学できるようになっています。日本人ならいっとかなアカンと區先生に連れていかれ、合掌。

階段の上にそびえる巨大な壁には、様々な装飾がされていて、その一つ一つに意味があります。4人の聖人をかたどった中には、あの日本では有名な宣教師フランシスコ・ザビエル先生もいますのよ。
「ザビエル、ザビエルなんてバカにしてたけど、偉い人なんやな」
いや、バカにしてたのは我らだけです、すみませんw


ザビエル先生は偉大な人。名前もはいっています。

それ以外にも、様々な装飾がほどこされた聖ポールの壁は見ていて飽きない。
我らには、そのすべてを解説してくれる區先生という最強アイテムもあり、無敵やし。
でもさぁ、どうしてこんな立派な建物、再建しなかったのかしら?
區先生の解説によれば、火事のあとすぐにアヘン戦争勃発となり、外貨の獲得に困窮した政府は、聖ポールの再建どころではなく、カジノつくりに夢中になっちゃったためなんだって。
はっ!今気づいたけど、火事とカジノをかけた、區先生ギャグだったのか?
うわ、そのまま信じて、へぇぇぇなるほどねぇなんてうなづくだけだったんだけどw

さて、いよいよ魅惑のタイパ島へ向いますが、長すぎるので続きは次回。
日帰りなのに長すぎw


五夜六日 香港むしゃむしゃ修行の旅 二日目

2008-02-24 22:35:36 | 中華
香港旅行2日目です。1日目をご覧になってない方は、まずこちらからどうぞ。

前日たっぷり睡眠もとり、元気で腹減り状態の我ら。しかし、手持ちは120H$しかありませぬw

まず両替にいくかぁーと話していると、お粥なら十分食べられるんじゃン?ということになる。
羅富記のお粥、2年は食べてないぢゃん!あれなら1人20H$で腹いっぱいになるということで、トラムにのって上環へ。トラム乗り場もホテルの目の前にあります。

ひさびさの香港粥@羅富記。ああ、なんて優しい味。癒されまくりの我ら。おばちゃんに広東語の発音練習もしてもらって、九龍島へ。

MTRで尖沙咀へ。重慶で両替。旺角で11時50分の功夫灌籃を見る予定ですが、まだ1時間弱くらい時間がある。HMV行っても良い?と軽く時間つぶしするつもりが・・・夢中になってて時間すぎてるし!!!

うーん、まだガツガツさが抜けない(涙

とにかく旺角へ。ランガムのUA。広東語版なら13時の回があるけど、せっかく見るのにジェイ吹替えはいやだということで、18時の普通語版まで見送ることに。とりあえずチケットだけ買っておく。中段ブロック、一番前のど真ん中3席げと。

ランガムに来たついでに、満記でマンゴーパンケーキを!!!
ところがあいにくマンゴーパンケーキは売り切れ。
一度食べてみたかったドリアンパンケーキを連れに嫌がられながら注文。
満記の小姐にも「え”ドリアンだけどぉ?」とか変な顔されるが、胸はって「我 鐘意 榴[木連]!(私はドリアンが好きっ!)」とアピる。
薄緑色のクレープがかわゆい。生クリームと一緒になったドリアンはちっとも臭くないし(多分)全然モウ問題ではあるが、次も食べたいか?と聞かれると困るw



お腹も満たされたところで西洋菜南街へ。いつも行ってたDVD屋がジョルダーノになっちゃってたもんで、店を探す。並びに移動してますが、残ってますので皆様ご安心を。

広東語教室の華仔迷に頼まれていたアンディ社長のDVDを購入。社長、おんなじ演唱会のDVD、3パターンも出すのやめてください!頼まれた他明星迷がどれ購入するか分からなくて苦労しますから(涙)
それから、フィギュア付のDVD、10倍くらいの大きさの布張りボックスに入れるのやめてくださいっっ!でかいスーツケースで正解でした(号泣)
荷物になるし、買うの最後でいいかなぁと思いながら、行く先々の店でチェックしちゃうのも癪なので購入w

信和に行く前にお昼食べよーとお店探し。特に目的もなく旺角をふらふら。適当に茶餐廳に入る。その茶餐廳に入ったのは、たぶん店先に灰皿置いてあって、我が一服したかったからだと思うw 香港、禁煙エリア多すぎです(涙


旺角の茶餐廳。旧正月な飾付け。

・・・何食べたんだっけ? ああ、フレンチトーストだ。美味しかったんだけど記憶が。。。なぜなら、その茶餐廳には食べたものの記憶なんか消し去るほどのインパクトがあったから。
我らの席のとなりのボックスに座るおっちゃん1人とおばちゃん2人の三人組。なんだか楽しそうに話し込んでて気になるなぁと思って、ふとおっちゃんを見ると、目が釘付け。

いやいや、明星がいたとかじゃないの。期待しちゃった人、ごめんね。
でもね、もっとすごい人。だって多分、神様だと思う(爆)
ぽっちゃりした、ふつーのおっちゃん。常に目が笑ってて、すんごく楽しそーに喋りまくり。
でもなんだかオーラが出てんの。神様ってこんな感じじゃない?と直感。
あ、少し高木ブーにも似てる。雷様系?w
福顔ってやつですね。もう、この旅の安全と美味しさは保証されたかもと幸せな気分に。なんとか、画像をゲトしようとしたんですが、うまく撮影できず。残念っ。

まだ少し時間があるので信和へ。さっき西洋菜南街で買ったジェイのDVD、50H$も安い(鬱 か、神様パワーか?
でも、漫画屋で大好きな「のだめ」ゲト。もちろん日本版は全巻持ってるけど、うれしくって広東語版も全部買っちゃおうか、すごーーーく悩むw でも、中身が見られないのでとりあえず1巻だけゲト。強力な広東語テキストになるか?

今度こそ、時間に遅れることなくUAへ。チケット売り場はすごーーーい行列。朝買っておいて正解っ!とか強がりながら劇場へ。


これは尖沙咀で撮影。

がらーーーんwもう、上映時間だっていうのに我らのほかに客おらず。普通語だから?平日だから?
貸切かなぁと思っていたら、本編スタート直前からバタバタと数組のカップルが入場。でもスキスキ状態は変わらず。

さて、前勉強一切なしで見た『功夫灌籃』でしたが、言葉わからなくても十分楽しめました。

映画のあらすじ、かなりネタばれ。知りたくない人は見ないようにご注意を。

親に捨てられたBB仔ジェイが、預けられたのは功夫学校。幼い頃から功夫漬け。
そのおかげなのか、特技は『百発百中』
夜の公園で、特技を生かして空き缶をゴミ箱に入れまくっているところを、エリック・ツァンおじさんに目をつけられる。
メシをおごられ、「その特技を生かして、一儲けしようぜ!」なんて誘われて、バスケを始めるあたりが「おや?少林サッカー?」と思ったりしますが、気にしないw

エリックおじさんに連れて行かれたお洒落な飲み屋で一暴れ。功夫らしいアクション披露するのはこのシーンだけかな。
ジェイ、1人で100人くらいやっつけ、店大破(爆) 

でも、この事件が原因であっさり功夫学校を追い出され、バスケの大学リーグチームに鳴り物入り状態で加入。チーム隊長のチェン・ボーリンや、マネージャーの阿saに最初は認めてもらえなくって、ジェイ君不満そうだけど、当たり前やろ。実績なにもないぢゃん。大体なんで加入できるのさ。

とか、突っ込みいれている間に、どんどんストーリーは進む。街中を走る市内バスの後ろに腰紐くくりつけてドリブルの練習したりw ダンクの練習するけど飛びすぎて天井に激突したりw かなりコメディちっく。

そして、ジェイ君は阿saのことが好きなんだけど、阿saは同じチームのエースが好きなんだな。ジェイ君、家におしかけてストーカーに間違えられたり、街中の証明写真撮影機で山ほど写真とって、パラパラジェイ君を作ってプレゼントしたりする。かなりイタイw

そして、かなり黒そうな敵チームと闘ったりするところが、また少林サッカーちっくではあるんだけど、ジェイが可愛いから許す。
つまりアイドル映画? ああ、楽しかったw

劇中で何度か周大侠が流れ、エンドロールでももちろん周大侠がフルで流れるんだけど、やっぱり香港人、最後まで聞かない。我ら日本人三人だけが「豆腐~」いいながら最後まで聞きました。満足。

大満足して夜ご飯へ。佐敦の麥文記麺家へ。またまた豚足麺を頼んで、「ビールもっ!」と注文して思い出す。ああ、ここはビールの飲めない店(涙)


うまうま豚足麺と蝦水餃子。

あいかわらず美味かったけど、ビール、ビールと思いながら返天后。7-11でビールを買ってホテルへ戻る。

玉ちゃんはジェイの功夫灌籃写真集をウハウハと眺め、我はのだめ広東語版をウハウハと読みふける。
結局、のだめ広東語版は当然のことながら話し言葉で書かれているわけではないので、あまり広東語会話のテキストとしては使えないと諦めました。
そして、画とふきだしの位置だけで、台詞がすべて浮かぶ自分にかなり引くw 
広東語の台詞を読まないので、我にとっては一切テキストにならないと判明。購入はこの1巻だけ、我ののだめコレクションに加わりました。
ちなみに、広東語でのタイトルは「交響情人夢」一冊28H$。
のだめは「野田妹」と書かれ、千秋は千秋のままでした。
TVBで放送が始まって、DVDが発売されたらぜひ広東語テキストとして欲しいw

三日目はいよいよマカオへ! 続く。

五夜六日 香港むしゃむしゃ修行の旅

2008-02-24 20:57:05 | 中華
・・・皆様大変ご無沙汰しております(大汗
最後に更新したの、いつ?ってな感じのきゃさりんです。
楓楓に「今回こそブログ更新するんでしょうねっ?!」とか怒られながら、PCにひさびさに対面しております。

さて、昨年の東京国際映画祭で来東京していた朋友しゃりと、朋友玉ちゃんと3人ひさびさに揃ったところで、「そろそろ香港行きたいねー」と話がでる。
今回の旅行の日程をきめた条件は、旧正月の香港に行ってみたいと我が主張したのがひとつ、そして最重要条件は楓楓が行けない時期(学校が休みじゃない)であること。
理由は「楓楓を連れての香港にはこりごりだから」(爆>しゃりと玉ちゃん、特に我が)

今年の旧正月は2/7から。玉ちゃんがお仕事の都合で月末月始は無理ということで、2/7以降に出発となったのですが、この時期やはり高い。エアしか見てませんが、1週間ずらすと半額で行ける。もたもたしてて安いチケットを購入できなかっただけかもしれないのですが。
とゆーことで、出発は2/17(日)と決定。じえるん武道館の翌日ですわw

前夜、爆満の武道館じえるんライブで盛り上がり、その後は1時間くらい食事だけ・・・と思いつつ、結局終電近くまで飲んで、しゃりからも玉ちゃんからも「寝坊しないでねーん」とメールをもらい、老公からも「飛行機のりおくれんなよ」と釘をさされる。
ああそうさ、2004年の香港行きで2時間ばかり寝坊したさっ!急いでるんですシールを貼られて空港を走ったさ!イミグレも並ばないで横入りさせてもらったさ!でも、飛行機には乗り遅れてねーよ>老公

そんな皆の期待にこたえることなく、目覚ましの1コール目で飛び起き、無事CXに乗り込む。少し遅れ気味に到着。ネイホウ、香港!

さて、一発目はやっぱり許留山。玉ちゃんからスイカジュースのオーダーを受け、空港許留山に向かう。
今回もできるだけメニュー指差し、数量指表示はやめようと決め向かった許留山。
一発目は自信なさげにおどおどと、「さいぐあざっぷ、りょんごぉ(スイカジュース、2個)」と注文。

るるるー(涙)緑色のジュース(メロンジュース)出てきた(爆涙)
それは違うと言えない弱気な我。玉ちゃんにおごって勘弁してもらう。

今回も一発目からブログねたを生産しながら旅開始。まずはいつものようにエアポートエキスプレスに搭車。ホテルに向かいます。

当初、ホテルは香港島にしようってことで、湾仔のワーニーにトリプルをリクエストするもNG。結局今回は天后のL'HOTELに決定。これが幸いでした。
MTRの出口でて、横断歩道渡ったら、20歩くらいでホテルw 激ちかー!
しかも、トリプルで5泊ってこともあってか、用意された部屋は2部屋、2シャワールーム、2トイレのぷちスイートルーム。豪華ばぁーん!
ベッドルームは1つだけなので、3つめのベッドはエキストラベッドではあったのですが、寝床にこだわらない我には、1人部屋で気兼ねなく喫煙できたので、とっても快適でした。

ただ・・・。

バスタブがオープンエアーなのはなじぇ?w

バスタブから顔を覗かせているのは、貞子ではありませぬw

確かに我はオープンエアーな中華トイレにも耐えられる女ではある。
だが、腰壁すらもない、ベッドルームにぽつねんと置かれた浴槽でリラックスできるほどの度胸はない(涙

エキストラベッドをベッドメイクしにきてくれた小姐に、身振り手振りで、「バスタブエリアには何もないのか!!!」とアピールするも、「ああシャワーカーテンとか?モウっ!」と残念そうにいわれるw 好悲すい。

チェックインを済ませ、夕飯どうしよっか?と相談。
今回の旅は、マカオに行くのと、火鍋を食べることくらいしか決めてなかった我。
玉ちゃんにも、「今回はさぁー、ガツガツしないで、のんびり香港?してみない?」とか言ってた我。

北角の街市の中にうまい飯屋があるらしいってので出かけることに。近いしね。

街市の中の飯屋に行くのは初めて。人気のお店で、夕飯時は激混とのことだったので、早め(17時過ぎ)に行ったのにすでに店内はいっぱい。

東寶小館というお店。どうしてよいのかわからずウロウロしていると、あっちで待ってろ!と指示され、「日本人、3人!」と社内連絡されるw 案内役の男の子に番号札を渡され、店の外で待機。すでに数組、待っているグループで、ウエイティングエリアはいっぱい。(いや、ただの外廊下だけどw)

小一時間待って、やっと呼ばれる。とりあえずビール!!!と頼むと、大混雑のためコップの数が足りないのか、お椀にビールを入れられるw


お椀ビールw

広東語メニュー見てもさっぱりわからん。日本語メニューがあるとの事だったので、日本語メニューくれと頼む。確かに日本語では書かれているが、やっぱり分からない(爆)

とりあえず、我の持っていた「るるぶ」に載っていた美味そうな牛テール煮込みを頼む。辛いぞーと脅かされるが、「辛いのは好きやっ!」と強気でオーダー。
ああ、すごい辛いですw でもうまーいっ!
蝦蛄が美味いとのことだったので、時価と書かれた蝦蛄の値段を聞く。なにしろ両替前のため、手持ちがない。300弱くらいの値段をいわれ、あっさり諦める。
焼きそばと、エビのガーリックいため、スープを注文。
いやぁ、どれも量が多い。頼みすぎたと思いつつ、うまいもんだからガツガツとほぼ完食。


エビとか焼きそばとか。

なんとか手持ちの香港ドルで会計をすませ、せっかく北角きたんだからと、生じゃ屋へ。
ところが、時間がおそかったのか生じゃ屋は閉店。旧正月中で休みだったのかもだけど、後にも先にもこの日しか行ってないのでわからない。

「じゃさーーー、旺角行って生じゃみて、ついでに映画もみちゃおっかぁー?」
「お、いいねぇー! 『功夫灌籃』?それとも『長江七號』?」

おいっ!のんびり香港は?!

いかん、いかん。今回の旅はガツガツしないのがルールwと自らを戒め、一日目は大人しく天后へ返る。

ホテルの近くには1分のところに百佳、さらに1分くらいで恵康、駅のうらには7-11もあるという、方便さ。
百佳で買い物。念願のキュウリ味ポテトチップをげと。



しゃりには嫌われたキュウリ味も、玉ちゃんには好評。我的には不味くはないが、美味くもない、といった感じ。

じえるん武道館から、ほぼ完徹だった玉ちゃんは21時ごろベッドで撃沈。我も12時前には就寝。
いやーん疲れてない(爆)ゆとりぃぃぃ。これが大人の女ののんびり香港旅?w

二日目につづく。