マカオ後編。タイトルが若干変更されたのは、昨日の広東語教室で間違いに気づいたからw
さて、聖ポールのザビエル先生とお別れして、いよいよタイパ島に向います。タイパに向う橋を渡りながら區先生は言います。
「タイパに渡る橋は3本。そのうち2本はニホン人の設計でーす」
「へぇぇぇ」「へぇぇちゃう、今のところ笑うとこやろ」「え、これからオチ言うんちゃう?」
區先生、悲しげw
タイパ島に入ってからは寄り道しないで、目的のポルトガル料理店フェルナンドへ向います。向いながらも區先生のガイドは続きます。
まず、新しくできたカジノホテル「ザ・ヴェネチアン」オフィシャルサイトご参考までに。
ラスベガスのカジノグループ資本のアホなようにでかいホテル。オフィシャルサイトによれば、ボーイング747ジャンボジェットが90機収容できるらしい。全然感覚つかめないんですけどw とにかく世界最大のカジノで、建物の大きさとしては世界第二位だそうです。ふーむ。
ゴージャスだけど、中華圏とは思えないシックで落ち着いた外観。でも風水は完璧らしいw
「ここの天井画はすごいから見ていったほうがいいヨ。んで、ここからマカオのフェリーターミナルまで無料の送迎バスがあるから、ここから帰るのがいいネ」
と、お得な情報つき。
マカオ刑務所をビクビクしながら通り過ぎ、コロアン島へ入る。
「エッグタルト食べるでショ?」と安徳魯餅店のある場所もしっかりチェック。バス停がすぐ近くにあるから、アクセスも楽。
「この道を左に曲がると、ザビエル教会もあるヨ。素敵な教会ネ」
ヴェネチアンと安徳魯餅店のバス停は、どのバスでも停まるからね、とマカオバス初心者にもうれしい情報。
予定どおり13時半にはフェルナンドに到着。區先生見事です。マカオの歴史からお得情報、オヤジギャグ満載の至れり尽くせりの區先生ガイドもここまで(涙
大満足だった我らは、チップをはずんで結局800ドルを超えたお支払いをしたのでしたw
コロアン島黒沙海灘の近くにある法蘭度餐廰フェルナンド。
エントランスは緑のアーチ。お庭の広めなおしゃれなお家にお邪魔したみたいで、とっても気さくでリラックスできる場所。
わんこもお散歩中。
こんなお天気の良い日はやっぱり、インサイドよりもアウトサイドのテーブルでしょ。南国チックな天井扇がゆっくりと空気をまわし、ギンガムチェックのテーブルクロスがかわいい。お料理にたかる蝿もご愛嬌でw
まずはサングリアで喉を潤します。ピッチャーの中の檸檬はグチャグチャ潰さなくていいのよねw
エビのトマトソースとか、いわしのグリルとか、牛煮込みとか。
どれもこれも強烈さはないものの、シンプルでママの味って感じでホッとする。
外ぱりぱり、中ふわっふわのほかほかパン、おいしい♪
お天気のいい午後に、外の空気に当たりながら、こんなのんびり食事したのはいつぶり?
「いいねぇ、ガツガツしない旅♪(かなりガツガツ食べたがw)」
あの、奥のテーブルに1人くつろいで食事する白人男性は?
「絶対小説家だねっ」「あ、でもレジの奥入って伝票整理してるで」
「小説のネタ探しやろ」「でも工具箱持ってるで?」
「あそこに原稿用紙入ってるねん。海がしけて、高波が襲ってもモウ問題やろ」
といった、アホ話をしながら、くつろぎまくり。ああ、命の洗濯。
大満足でフェルナンドを後にする。フェルナンド出てすぐの黒沙ビーチを散歩(通り道を歩いたともいうw)
大陸人と思われる中華な団体さんでいっぱい。
おいおい、幾ら暖かいとはいえ、水に入るのは早いやろ! こらこら、そこはライフセーバーさんの見張台やで、上ったらあかん!
もー、大陸人たちったら、おちゃめなんだからw
ビーチ前のバス停から搭車。なりゆき任せで安徳魯餅店近くのバス停を目指します。ちょっとしたメインストリートのようで、難なく目的地で落車。
アンドリューも旧正月仕様。
日本でもおなじみのアンドリューさんのナタのお店。
ナタはポルトガル発祥のお菓子で、香港産の蛋撻ダンタッ!に対してポウダッ!と、あくまで別物、一線を画すらしい。でも、腹に入れてしまえば変わらない(爆>ごめんアンドリュー)
う、美味いぜよ(涙)
表面には食欲をそそるワイルドな焦げ目。その下は、しっかり蒸しあげられていて、蛋撻よりもぷりんぷりんっ。ハンサムさんな雰囲気。
んで、やっぱりパイタイプでしょ!!!田舎娘みたいなモッサモサのタルトタイプなんで二度と食わない(大嘘)
うーん、好食あー!
さて、別腹も満足したところで、區先生おすすめの聖フランシスコ・ザビエル教会へ向います。
ナタストリート(きゃさ命名)とぶつかる川沿いの道を進むと、とってもかわいい教会に出会います。
ザビエルさんちも旧正月仕様。
パステルなクリームイエローがかわいい。ちいさな教会。
そして・・・。
萌。奇跡的にかわゆい祭壇♪不謹慎でしょうか?でも平和的で穏やかな空間に癒されまくり。神に感謝。
色合いとか、漂う空気感とか、これはもう写真じゃ伝わらないですよね。ぜひ、足を運んでくださいませ。
教会を出て、少しコロアン村をお散歩。
「絶対、ばばあになったらここで暮らす!!!」
そのためには、帰りにヴェネチアンのカジノで一山当てなければw
お天気に恵まれたせいもあると思うけど、色合いとか、流れる時間のスピード感とか、たまらん素敵。しばし、夢中で散策。
ナタストリートのバス停に戻る。そろそろマカオ半島に戻ります。
どのバスでもヴェネチアンに停まるという區先生の説明どおりに、やってきたバスに乗り込む。
ここで、慎重派のしゃりさん。「念のため、ヴェネチアンに停まるか聞いてみようよぅ」
※注 ここはきゃさりんの片言広東語の雰囲気を味わっていただくべく、日本語がたどたどしくなっております。ご了承くださいませ。
「すんまそん、このバス、停まりますか停まりませんか?ここにっ!(路線図のバス停はげしく指差し)」
「停まらん」
なにぃ?
うっ、うっ、きゃさりんバス銭入れちゃったもん。
「返せっ!バス銭!」(手のひら差し出す)
「返さない」
なにぃ?!(アゲイン)
「もうさ、しょうがないよ、払っちゃったもんは」
しゃりに諌められ、泣く泣く落車(ちなみにバス銭2.5ドルw)
しかし、次に到着したバスも、さっきのバスと同じ番号。まじかよ。
こりずに片言広東語で確認。
「すんまそん、このバス、停まりますか停まりませんか?ここにっ!(路線図のバス停はげしく指差し)」
「停まる」
な、なにおぉ?!
やっぱり區先生は正しかった(涙)再度、バス銭投入。走りだしたバスは、なんと途中で、先ほどのバスに追いつき、併走。
「きぃぃぃぃ#」
黒きゃさりん、先ほどの黒バス運転手に向けて、呪いのオーラ放出中w
結局2台のバスは區先生に教えられたとおりのヴェネチアンのバス停に停まる。
落車すると、少し遅れて到着した黒バスを待ち伏せし、開いたドアから黒バス運転手を睨み続ける黒きゃさりん。
「お、お前なんか呪われてしまえぇぇぇぇ!」
ザビエルさんちでの癒しの時間はいずこへ?w
でも結局、我の片言が通じて無かっただけかもしれないしぃー。
それとも、黒運転手は首を横にふりながら、「停まるらー」って言ってたのかもしれないしぃー。
いや、違う(-_-;) でもまあ、ネタになったし、いっかw
さて、行きでそのデカさに驚かされたヴェネチアン到着。
サイトにある素敵なゴンドラはまだ漕いではもらえません。
エントランス入ったら、どぉーーーんっ。
ちなみに、入り口がわからず、ヴェネチアンのひろぉーーーーい外壁を一周したアホな日本人は我らですw
區先生が冥土の土産に見ておけといったヴェネチアンの天井画はすごいです。わらわらと観光客があつまり、撮影しまくりでした。
こんな豪華な廊下の先には賭博場。モウ銭人なわれらは見学のみ。
スロットとか試してみたかったけど、やり方わからず。
まー、いたるところに大陸人がわらわらと。有銭人やねぇ。高度経済成長期!
さて、ヴェネチアンのカジノを通り抜けて、モウ銭人なわれらは無料シャトルバス乗り場へ。夕方、返マカオ半島。
あとはセナド広場を散策して、マカオっていったら猪扒包でしょ。食べとかないと。
フェリー乗り場のバス停から、セナド広場に向う。セナドに停まる番号のバスを必死で探し、乗ってからもかなり必死。だって、どこがセナド広場のバス停かなんて、皆目わかりませんから(涙)
見てればわかるだろうと窓際キープしてたけど、夕方でどんどん人が乗り込んでくるバスはギュウギュウで、外の様子なんて見えやしません。
だいぶ乗った気がする。ここはどこ?
隣の席のおっちゃんに、「すいません、ここはどこ?(爆)」と、路線図を差し出す。めちゃ混みのバスの座席から一生懸命、外をみてくれるおっちゃん。
「みえなーい、みえなーい」
そ、そうだよね。ごめんね、おっちゃん。
なんとなぁーくメインストリートちっくになったところで、えーい下りちゃえっ!と落車。通りを地図で確認すれば、もう1つ、2つ先がセナドでした。香港トラム落車方式です(いつも目的地の2つ手前で降りるはめになる)
セナド広場ももちろん旧正月仕様。
猪扒包どこで食べようか?なんてうろうろしてたら、しゃりから「慮家屋敷っていう綺麗な建物があるらしいんだけど、行ってみる?」とご提案が。
きっと、その後しゃりと玉ちゃんは我をここに連れて行ったことを、ぷち後悔したに違いない。
スタバとかマックとか並ぶメインストリートからちょっとわき道に入ると、ひっそりと現れる石造りの真四角な壁面。ファザードの中央に小さく切り取られた入り口を入ると、薄暗い真四角な石壁の部屋。上部の階の開口部から差し込む、柔らかな光に浮かび上がるのは、美しい細工のされた深茶の木製の建具、木製建具にはめ込まれているのは単純な図形を組み合わせただけのシンプルな文様の色ガラス。
はぁぁぁぁ(うっとり)
こんなところに、こんなんあるなんて、マカオってば奥深い。きゃさりん夢中で探索開始。萌えては撮り、萌えては撮り、あっちゅーまに日が暮れる。ずっと待っててくれた玉ちゃん、しゃり、ありがとうw
そして、旅の相棒として長い付き合いだった我のデジカメ、さいばー仔が香港行き初の充電切れ、力尽きる。メモリーはいっぱい持ってきて余ってたのにぃぃぃ。
このお屋敷は中国人の有銭人、盧九先生の御宅だそうで、1889年の建築。
帰国してから調べたら、世界遺産にも指定されているのねぇ。
ほかにもまだまだ見てみたかった世界遺産がいっぱいあって、また行かなくちゃと思う。
大満足でも腹は減る。ノーアイディアで猪扒包を探してうろうろ。近くにあった、ローカルな茶餐廳に入る。
本日の夕飯。しょぼっw
フェルナンドで遅めのお昼、豪華版だったし、まぁこれでよしとしよう。
夜になって、すっかり雰囲気の変わったマカオの街をふらふら散策しながら、フェリーターミナルに戻るバス停に向います。
セナド広場、夜バージョン。
バスの路線図を見ると、このあたりからフェリーターミナルを通るバスは、山手線のように巡回しているのだと思い込んだ我ら。バスの番号だけ見て、方角は逆だけど、いつかフェリーターミナルにたどり着けるのだろうと乗り込む。観光もかねて、ぐるっと一回り。
マカオの街は昼と夜とでは大違い。昼間は異国情緒あふれる浪漫ちっくな街並みにみえたものが、いきなりネオンぎらぎらのラスベガス中華版と化す。バスの車窓から眺めるだけでも、かなり楽しめました。それに、昼間は目的地に一直線で寄り道してなかったから、観光スポット以外の街並みもたっぷり眺めたし。
バスが停まる。乗客がすべて降りる。あのー、そのまま停まらないで、フェリーターミナルまで行ってくれないかなぁ。
山手線方式の環は、フェリーターミナル手前で一旦途切れるらしいw
運転手に、フェリーターミナルに行きたいんだけどぉと伝えると、前に停車中の同じ番号のバスを指差され、あれに乗れといわれる。
もう十分、たっぷり「マカオバスの車窓から」は楽しんだのですがw
マカオ、なかなか手強い(涙
バスを乗り継ぎ、(乗り継ぐ必要は一切なかったのだがw)無事、フェリーターミナルに到着。10時前のフェリーで返港。
ガツガツしないと言いつつ、イミグレの行列で待たされるのは死ぬほど嫌いな我ら。少しでもやる気ありそうな職員の列、前に時間かかりそうな癖のあるヤツのいない列めざして並ぶ。
そしてここで重要なのはしゃりと同じ列に並ばないこと。
なぜなら、しゃりさんの列は時間がかかるという呪いがかけられているからw
今回の香港入国時も、玉ちゃん、我とさくっと入国し、しゃりさんの列は我らの列より短かったはずなのに、やはりまだしゃりさんは入国できず。
二人でゲラゲラ笑いながら待っていると、おいおいっ、しゃりさんってば、職員さんにしょっ引かれていくではないですか(爆)
あちゃー。區先生実は黒い人で、しゃりさん、いけないもの受け取っちゃったとか?w
何されてんだろー(わくわく)とか待つこと数分、ICチップ入りの新しいパスポート、コンピュータチェック受けてたそうです。あれってやっぱり意味なくね?
ボディーチェックも、拷問もなし。ちとつまらん。
マカオ日帰り旅は、最後の最後でわくわくするような楽しい出来事もありーのw 區先生という素敵なガイドさんとの出会いありーの、ウマウマいっぱい、癒しあり、怒りありーのw 盛りだくさん充実の旅になりました。
でも、まだまだ見てないものも、食べてないものも、やってないこともいっぱいのマカオ。次回はぜひ、泊まりで行きたいナ。
そんな楽しい気分の中、上環からの帰り道、肥姐の訃報を知る。
ホテルに戻ってTVをつければ、追悼番組が流れていました。芸歴40周年の時の、お祝いの特別番組が再放送されていたりして、香港芸能界にとって大きな存在の方だったのですねぇ。TV番組で何度も聞いた、あの独特な明るい笑い声が思い出されます。
ふぅぅ。長い、長いです。こんな長いものupしていいのだろうか。
4日目に続く。
さて、聖ポールのザビエル先生とお別れして、いよいよタイパ島に向います。タイパに向う橋を渡りながら區先生は言います。
「タイパに渡る橋は3本。そのうち2本はニホン人の設計でーす」
「へぇぇぇ」「へぇぇちゃう、今のところ笑うとこやろ」「え、これからオチ言うんちゃう?」
區先生、悲しげw
タイパ島に入ってからは寄り道しないで、目的のポルトガル料理店フェルナンドへ向います。向いながらも區先生のガイドは続きます。
まず、新しくできたカジノホテル「ザ・ヴェネチアン」オフィシャルサイトご参考までに。
ラスベガスのカジノグループ資本のアホなようにでかいホテル。オフィシャルサイトによれば、ボーイング747ジャンボジェットが90機収容できるらしい。全然感覚つかめないんですけどw とにかく世界最大のカジノで、建物の大きさとしては世界第二位だそうです。ふーむ。
ゴージャスだけど、中華圏とは思えないシックで落ち着いた外観。でも風水は完璧らしいw
「ここの天井画はすごいから見ていったほうがいいヨ。んで、ここからマカオのフェリーターミナルまで無料の送迎バスがあるから、ここから帰るのがいいネ」
と、お得な情報つき。
マカオ刑務所をビクビクしながら通り過ぎ、コロアン島へ入る。
「エッグタルト食べるでショ?」と安徳魯餅店のある場所もしっかりチェック。バス停がすぐ近くにあるから、アクセスも楽。
「この道を左に曲がると、ザビエル教会もあるヨ。素敵な教会ネ」
ヴェネチアンと安徳魯餅店のバス停は、どのバスでも停まるからね、とマカオバス初心者にもうれしい情報。
予定どおり13時半にはフェルナンドに到着。區先生見事です。マカオの歴史からお得情報、オヤジギャグ満載の至れり尽くせりの區先生ガイドもここまで(涙
大満足だった我らは、チップをはずんで結局800ドルを超えたお支払いをしたのでしたw
コロアン島黒沙海灘の近くにある法蘭度餐廰フェルナンド。
エントランスは緑のアーチ。お庭の広めなおしゃれなお家にお邪魔したみたいで、とっても気さくでリラックスできる場所。
わんこもお散歩中。
こんなお天気の良い日はやっぱり、インサイドよりもアウトサイドのテーブルでしょ。南国チックな天井扇がゆっくりと空気をまわし、ギンガムチェックのテーブルクロスがかわいい。お料理にたかる蝿もご愛嬌でw
まずはサングリアで喉を潤します。ピッチャーの中の檸檬はグチャグチャ潰さなくていいのよねw
エビのトマトソースとか、いわしのグリルとか、牛煮込みとか。
どれもこれも強烈さはないものの、シンプルでママの味って感じでホッとする。
外ぱりぱり、中ふわっふわのほかほかパン、おいしい♪
お天気のいい午後に、外の空気に当たりながら、こんなのんびり食事したのはいつぶり?
「いいねぇ、ガツガツしない旅♪(かなりガツガツ食べたがw)」
あの、奥のテーブルに1人くつろいで食事する白人男性は?
「絶対小説家だねっ」「あ、でもレジの奥入って伝票整理してるで」
「小説のネタ探しやろ」「でも工具箱持ってるで?」
「あそこに原稿用紙入ってるねん。海がしけて、高波が襲ってもモウ問題やろ」
といった、アホ話をしながら、くつろぎまくり。ああ、命の洗濯。
大満足でフェルナンドを後にする。フェルナンド出てすぐの黒沙ビーチを散歩(通り道を歩いたともいうw)
大陸人と思われる中華な団体さんでいっぱい。
おいおい、幾ら暖かいとはいえ、水に入るのは早いやろ! こらこら、そこはライフセーバーさんの見張台やで、上ったらあかん!
もー、大陸人たちったら、おちゃめなんだからw
ビーチ前のバス停から搭車。なりゆき任せで安徳魯餅店近くのバス停を目指します。ちょっとしたメインストリートのようで、難なく目的地で落車。
アンドリューも旧正月仕様。
日本でもおなじみのアンドリューさんのナタのお店。
ナタはポルトガル発祥のお菓子で、香港産の蛋撻ダンタッ!に対してポウダッ!と、あくまで別物、一線を画すらしい。でも、腹に入れてしまえば変わらない(爆>ごめんアンドリュー)
う、美味いぜよ(涙)
表面には食欲をそそるワイルドな焦げ目。その下は、しっかり蒸しあげられていて、蛋撻よりもぷりんぷりんっ。ハンサムさんな雰囲気。
んで、やっぱりパイタイプでしょ!!!田舎娘みたいなモッサモサのタルトタイプなんで二度と食わない(大嘘)
うーん、好食あー!
さて、別腹も満足したところで、區先生おすすめの聖フランシスコ・ザビエル教会へ向います。
ナタストリート(きゃさ命名)とぶつかる川沿いの道を進むと、とってもかわいい教会に出会います。
ザビエルさんちも旧正月仕様。
パステルなクリームイエローがかわいい。ちいさな教会。
そして・・・。
萌。奇跡的にかわゆい祭壇♪不謹慎でしょうか?でも平和的で穏やかな空間に癒されまくり。神に感謝。
色合いとか、漂う空気感とか、これはもう写真じゃ伝わらないですよね。ぜひ、足を運んでくださいませ。
教会を出て、少しコロアン村をお散歩。
「絶対、ばばあになったらここで暮らす!!!」
そのためには、帰りにヴェネチアンのカジノで一山当てなければw
お天気に恵まれたせいもあると思うけど、色合いとか、流れる時間のスピード感とか、たまらん素敵。しばし、夢中で散策。
ナタストリートのバス停に戻る。そろそろマカオ半島に戻ります。
どのバスでもヴェネチアンに停まるという區先生の説明どおりに、やってきたバスに乗り込む。
ここで、慎重派のしゃりさん。「念のため、ヴェネチアンに停まるか聞いてみようよぅ」
※注 ここはきゃさりんの片言広東語の雰囲気を味わっていただくべく、日本語がたどたどしくなっております。ご了承くださいませ。
「すんまそん、このバス、停まりますか停まりませんか?ここにっ!(路線図のバス停はげしく指差し)」
「停まらん」
なにぃ?
うっ、うっ、きゃさりんバス銭入れちゃったもん。
「返せっ!バス銭!」(手のひら差し出す)
「返さない」
なにぃ?!(アゲイン)
「もうさ、しょうがないよ、払っちゃったもんは」
しゃりに諌められ、泣く泣く落車(ちなみにバス銭2.5ドルw)
しかし、次に到着したバスも、さっきのバスと同じ番号。まじかよ。
こりずに片言広東語で確認。
「すんまそん、このバス、停まりますか停まりませんか?ここにっ!(路線図のバス停はげしく指差し)」
「停まる」
な、なにおぉ?!
やっぱり區先生は正しかった(涙)再度、バス銭投入。走りだしたバスは、なんと途中で、先ほどのバスに追いつき、併走。
「きぃぃぃぃ#」
黒きゃさりん、先ほどの黒バス運転手に向けて、呪いのオーラ放出中w
結局2台のバスは區先生に教えられたとおりのヴェネチアンのバス停に停まる。
落車すると、少し遅れて到着した黒バスを待ち伏せし、開いたドアから黒バス運転手を睨み続ける黒きゃさりん。
「お、お前なんか呪われてしまえぇぇぇぇ!」
ザビエルさんちでの癒しの時間はいずこへ?w
でも結局、我の片言が通じて無かっただけかもしれないしぃー。
それとも、黒運転手は首を横にふりながら、「停まるらー」って言ってたのかもしれないしぃー。
いや、違う(-_-;) でもまあ、ネタになったし、いっかw
さて、行きでそのデカさに驚かされたヴェネチアン到着。
サイトにある素敵なゴンドラはまだ漕いではもらえません。
エントランス入ったら、どぉーーーんっ。
ちなみに、入り口がわからず、ヴェネチアンのひろぉーーーーい外壁を一周したアホな日本人は我らですw
區先生が冥土の土産に見ておけといったヴェネチアンの天井画はすごいです。わらわらと観光客があつまり、撮影しまくりでした。
こんな豪華な廊下の先には賭博場。モウ銭人なわれらは見学のみ。
スロットとか試してみたかったけど、やり方わからず。
まー、いたるところに大陸人がわらわらと。有銭人やねぇ。高度経済成長期!
さて、ヴェネチアンのカジノを通り抜けて、モウ銭人なわれらは無料シャトルバス乗り場へ。夕方、返マカオ半島。
あとはセナド広場を散策して、マカオっていったら猪扒包でしょ。食べとかないと。
フェリー乗り場のバス停から、セナド広場に向う。セナドに停まる番号のバスを必死で探し、乗ってからもかなり必死。だって、どこがセナド広場のバス停かなんて、皆目わかりませんから(涙)
見てればわかるだろうと窓際キープしてたけど、夕方でどんどん人が乗り込んでくるバスはギュウギュウで、外の様子なんて見えやしません。
だいぶ乗った気がする。ここはどこ?
隣の席のおっちゃんに、「すいません、ここはどこ?(爆)」と、路線図を差し出す。めちゃ混みのバスの座席から一生懸命、外をみてくれるおっちゃん。
「みえなーい、みえなーい」
そ、そうだよね。ごめんね、おっちゃん。
なんとなぁーくメインストリートちっくになったところで、えーい下りちゃえっ!と落車。通りを地図で確認すれば、もう1つ、2つ先がセナドでした。香港トラム落車方式です(いつも目的地の2つ手前で降りるはめになる)
セナド広場ももちろん旧正月仕様。
猪扒包どこで食べようか?なんてうろうろしてたら、しゃりから「慮家屋敷っていう綺麗な建物があるらしいんだけど、行ってみる?」とご提案が。
きっと、その後しゃりと玉ちゃんは我をここに連れて行ったことを、ぷち後悔したに違いない。
スタバとかマックとか並ぶメインストリートからちょっとわき道に入ると、ひっそりと現れる石造りの真四角な壁面。ファザードの中央に小さく切り取られた入り口を入ると、薄暗い真四角な石壁の部屋。上部の階の開口部から差し込む、柔らかな光に浮かび上がるのは、美しい細工のされた深茶の木製の建具、木製建具にはめ込まれているのは単純な図形を組み合わせただけのシンプルな文様の色ガラス。
はぁぁぁぁ(うっとり)
こんなところに、こんなんあるなんて、マカオってば奥深い。きゃさりん夢中で探索開始。萌えては撮り、萌えては撮り、あっちゅーまに日が暮れる。ずっと待っててくれた玉ちゃん、しゃり、ありがとうw
そして、旅の相棒として長い付き合いだった我のデジカメ、さいばー仔が香港行き初の充電切れ、力尽きる。メモリーはいっぱい持ってきて余ってたのにぃぃぃ。
このお屋敷は中国人の有銭人、盧九先生の御宅だそうで、1889年の建築。
帰国してから調べたら、世界遺産にも指定されているのねぇ。
ほかにもまだまだ見てみたかった世界遺産がいっぱいあって、また行かなくちゃと思う。
大満足でも腹は減る。ノーアイディアで猪扒包を探してうろうろ。近くにあった、ローカルな茶餐廳に入る。
本日の夕飯。しょぼっw
フェルナンドで遅めのお昼、豪華版だったし、まぁこれでよしとしよう。
夜になって、すっかり雰囲気の変わったマカオの街をふらふら散策しながら、フェリーターミナルに戻るバス停に向います。
セナド広場、夜バージョン。
バスの路線図を見ると、このあたりからフェリーターミナルを通るバスは、山手線のように巡回しているのだと思い込んだ我ら。バスの番号だけ見て、方角は逆だけど、いつかフェリーターミナルにたどり着けるのだろうと乗り込む。観光もかねて、ぐるっと一回り。
マカオの街は昼と夜とでは大違い。昼間は異国情緒あふれる浪漫ちっくな街並みにみえたものが、いきなりネオンぎらぎらのラスベガス中華版と化す。バスの車窓から眺めるだけでも、かなり楽しめました。それに、昼間は目的地に一直線で寄り道してなかったから、観光スポット以外の街並みもたっぷり眺めたし。
バスが停まる。乗客がすべて降りる。あのー、そのまま停まらないで、フェリーターミナルまで行ってくれないかなぁ。
山手線方式の環は、フェリーターミナル手前で一旦途切れるらしいw
運転手に、フェリーターミナルに行きたいんだけどぉと伝えると、前に停車中の同じ番号のバスを指差され、あれに乗れといわれる。
もう十分、たっぷり「マカオバスの車窓から」は楽しんだのですがw
マカオ、なかなか手強い(涙
バスを乗り継ぎ、(乗り継ぐ必要は一切なかったのだがw)無事、フェリーターミナルに到着。10時前のフェリーで返港。
ガツガツしないと言いつつ、イミグレの行列で待たされるのは死ぬほど嫌いな我ら。少しでもやる気ありそうな職員の列、前に時間かかりそうな癖のあるヤツのいない列めざして並ぶ。
そしてここで重要なのはしゃりと同じ列に並ばないこと。
なぜなら、しゃりさんの列は時間がかかるという呪いがかけられているからw
今回の香港入国時も、玉ちゃん、我とさくっと入国し、しゃりさんの列は我らの列より短かったはずなのに、やはりまだしゃりさんは入国できず。
二人でゲラゲラ笑いながら待っていると、おいおいっ、しゃりさんってば、職員さんにしょっ引かれていくではないですか(爆)
あちゃー。區先生実は黒い人で、しゃりさん、いけないもの受け取っちゃったとか?w
何されてんだろー(わくわく)とか待つこと数分、ICチップ入りの新しいパスポート、コンピュータチェック受けてたそうです。あれってやっぱり意味なくね?
ボディーチェックも、拷問もなし。ちとつまらん。
マカオ日帰り旅は、最後の最後でわくわくするような楽しい出来事もありーのw 區先生という素敵なガイドさんとの出会いありーの、ウマウマいっぱい、癒しあり、怒りありーのw 盛りだくさん充実の旅になりました。
でも、まだまだ見てないものも、食べてないものも、やってないこともいっぱいのマカオ。次回はぜひ、泊まりで行きたいナ。
そんな楽しい気分の中、上環からの帰り道、肥姐の訃報を知る。
ホテルに戻ってTVをつければ、追悼番組が流れていました。芸歴40周年の時の、お祝いの特別番組が再放送されていたりして、香港芸能界にとって大きな存在の方だったのですねぇ。TV番組で何度も聞いた、あの独特な明るい笑い声が思い出されます。
ふぅぅ。長い、長いです。こんな長いものupしていいのだろうか。
4日目に続く。
我等は、暑い~~!!日陰はどこよぉ~~状態でしたから。
こんなに、あっちこっちを楽しむ気力も体力もありませんでした。
本当に楽しそうねぇ。とても同じ所に行ったとは思えん。
フェルナンド…美味しい+くつろげる=また行きたい!
1週間違うだけで、随分と暖かったのね。(涙)
我は、赤柱で店内でダウンを着て、カレーを食しました。
暑くもなく、寒くもない時に行きたいものだわ。
行きたいところも食べたいものもいっぱい出てきたので、ぜひ次回は泊まりで行きます。夏以外でw
ガイド>前編のコメントに書き忘れ。ガイドは誰でもいいわけではないと思います。
區先生は本当によく勉強されています。
澳門の歴史だけじゃなくて、それにリンクした日本の歴史もよく知っているし、とても勉強になります。
おみやげ物屋にも連れて行かれないし、我にとってはありがたかった。
でも、澳門の歴史とか興味もてない人は、ウザイって思うかも。
次回はもっと広東語ヒヤリング強化して、澳門の地図もちゃんとしたの持って、町歩きリベンジしたいと思います。
區先生に我もガイド頼みたいわ。
マカオ、建築物に凝ると奥が深いよね~
参考までに我のマカオガイド愛読書は「マカオ歴史散歩」菊間潤吾:著(新潮社とんぼの本)写真いっぱいで歴史も紹介、日本との関わりも説明されていて興味深いです。あと地図は香港エアポート到着エリアのマカオ観光局ブースでもらった無料のガイドに入ってる地図が役に立ちました。中国語版と英語版がありますが、日本語の表記も有りで、使えます。
>マカオ、建築物に凝ると奥が深いよね~
そうなんですよ、ご紹介の本、次回参考にしますね。
無料のガイドに入ってる地図って、路線図出てるのとまた別かな?それなら、あの800から600に速攻ディスカウントしたへたれガイドからもらいましたw
でも、日本語の表記なんてあったかなあ?今度見せてくださいね(すりすり)
今週の日曜日、六本木シネマート行きます。
ユートラベルノートの黒川と申します。
突然のコメント失礼致します。
ブログ楽しく拝見させて頂きました!!
ランチのお写真でしょうか・・とっても美味しそうですね!!いわしのグリル気になります。。
実は、この旅行記事を見て、わたしたちのサイトにも、是非、このような生の旅行情報が欲しいと思い、ご連絡させていただきました。
わたしどものサイト、「ユートラベルノート」はいろんなブログや情報を集めたサイトです。
旅行に関する情報をたくさんの方が見たり、書いたり、共有したり、意見を交換したり、できる場所です。
今までユートラベルノートでは「韓国」からのいろいろな情報を発信し、皆さんの情報をもとに記事を作ってまいりました。今後、ワールドトラベルノートとして、台湾の記事もどんどん作っていく予定です。
よろしければ一度、ユートラベルノートのサイトに、こちらのブログを登録してみてはいかがでしょうか?
きっと、ほか旅行者の役に立つだけでなく、旅行者同士のあらたなネットワークをつないでいけるはずです。
よろしければ、是非、一度遊びにきてください。
(アドレスはURLの部分に貼らせていただきました)