「烏頭坂の途中、左手の石段を登ったところに熊野神社がある。もとは、現在の市営住宅がある字南谷にあって長田寺でもっていたが、不幸な事件があったために、明治一九年稲荷神社のある現在地に合祀した。なお境内には、御嶽神社、疱瘡神社、神明社、諏訪社などが合祀されている。」 烏頭坂の石碑脇の石段を登ると、下からも見える位置に最初の石鳥居があった。 石段を登り終わると石の参道があり、二番目の鳥居があった。 鳥居には熊野神社の額が掛かっていた。 参道両側には赤い灯籠が並び、奥の正面に社殿があった。 社殿の前には、高い基壇の上に狛犬が立っていた。