毒娘の独り言

50過ぎて毒親と同居。一気に子供の頃の気持ちに逆戻り。晴れて別居できたものの毒親の毒素を抜いて生まれ変わるためのブログ。

ピロシキの思い出

2017-02-01 05:01:21 | 過去
つまらない話ですが、毒母エピソードなので書いておこうと思います。

クサンティッペが小学生の時、駅前のお店で売っていた「ピロシキ」が大好物でした。

当時、1個当たりいくらしたのかはわかりませんが、たまにしか買ってもらえないくらい高めのお値段だったのではないかと思います。

そういえば大判焼きはよく買ってもらったな。
多分1個当たり50円くらい。

その2〜3倍はしたのではないでしょうか。

小学生のその頃、ある日珍しくピロシキを買ってきてくれたケメコさん。

食べるのを楽しみにしていたクサンティッペですが、突然の発熱と腹痛に襲われてしまったのです。

原因は風邪で、お腹に風邪の菌が来たのでしょうということでした。

熱にうなされながらも「ピロシキ・・・」と言い続ける食い意地の張ったクサンティッペ。

しかしケメコさんは「あなたはお腹を壊してるから食べられないわね」

そう言って無情にも他の家族で全部食べてしまったのでした。

ここにこんなことを書いているクサンティッペがせこいというのは重々承知しています。

しかし、当時も、そして自分が親になった今もケメコさんの気持ちが理解できないのです。

具合が悪くなったのは子供のせいではない。

翌日になれば食べれるかもしれないのだから、「取っておくから良くなったら食べようね」とか、「治ったらまた買ってきてあげるよ」と優しさを見せることはできなかったのか。

今、愛息くんが同じことになったら、愛息くんが良くなるまで食べるのを待つか、改めて買ってくるでしょう。

くだらない話ですが、今でも思い出す、ケメコさんのエピソードの一つです。

今日もお読みいただきありがとうございます。

毒親に悩まされている皆さん、今日も良い日にしましょうね!