毒娘の独り言

50過ぎて毒親と同居。一気に子供の頃の気持ちに逆戻り。晴れて別居できたものの毒親の毒素を抜いて生まれ変わるためのブログ。

沖縄の思い出

2017-04-28 07:00:28 | 旅行
だいぶ昔の話になります。

今の夫ではなく前の夫の話です。

23歳の時に結婚しました。

高校生の時にバイト先で出会った相手。

一つ年上でした。

当時、クサンティッペは劣等感の塊のくせに根拠のない自信を持つ扱いにくい人間。(今もあまり変わっていませんが)

そのクサンティッペと結婚してくれたのだから、本当にありがたいと思っています。

結果的にはクサンティッペのわがままで別れてしまいましたが。

クサンティッペが家を出るには「結婚」しかありませんでした。

長女だったこともありますが、高校時代から家を離れたケメコさんは子供たちをずっと手元に置きたい、親であれば置くべきという考えがあったので、「独立」という文字はケメコさんにも子供達にもありませんでした。

そんな子供たちが自由を得るのは「結婚」だけ。

とにかく結婚したかった。

誰が相手でもよかった。

そして結婚したのが彼でした。

自分が大嫌いだったクサンティッペは自分の分身である子供を持つということがどうしてもできず、子供がいなくても文句を言われない相手という打算的な考えもありました。

卑劣な人間です。

それでもそれなりに幸せな夫婦二人の生活でした。

いつだったかケメコさんとケメコさんのいとこのおばさんと前の夫と4人で沖縄に行きました。

「琉球の風」という大河ドラマをやった年だったと思います。

ジャニーズの東山さんが大好きなケメコさん。

その東山さんが主人公だったドラマです。

前夫は航空会社関係だったので、航空券が安く買うことができました。

その恩恵をいただいて二人を沖縄に連れて行ったのです。

二人の言うなりに前夫はあちこちに連れて行きました。

クサンティッペとしては夫がケメコさんの役に立つのだから嬉しい。

少しは親孝行できたかなと思えた旅でした。

その後その夫と別れ、いつだったかケメコさんと食事をした時。

「あの旅行もつまらなかったわ。あんたの元ダン(前夫のこと)はいつも面白くない顔してたしさ。なんだか笑ってる時もいつもバカにしているような感じだった。本当に嫌な奴だった。
別れて正解だった」

前夫と別れたのはクサンティッペが悪いのです。

それは別としても、そこまで言うことはないでしょう?

もちろんそう思うことはケメコさんの自由です。

でもそれをわざわざ言う必要がどこにあるのか。

若夫婦はそれなりに楽しんでもらおうと頑張っていたのにね。

もしお子さん夫婦に連れて行ってもらったら、「ありがとう」と言ってあげてください。
面白くないことがあったとしても。

彼らは彼らなりに楽しませたくて彼らの時間を割いて連れて行ってくれているのだから。

それが言えないほど相手が気に入らないのであれば最初から「あなたたちだけで行ってきて。楽しんできてね」と送り出してください。

一緒に行って後から散々けなすような方はあまりいないと思いますが。

今日もつまらない思い出を語ってしまいました。

お読みいただきありがとうございます。

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