珈琲おいしい

日々の日記の予定だったけど最近ゲームコラム風。いまとなってはレゲーレビューブログかな。

SDガンダム ガシャポンウォーズ その3 【GC】

2005-12-04 17:41:34 | GAMECUBE
任天堂が『SDガンダム』を手掛けると、こんな感じになるのか。という作品。

今までの『ガンダム』ゲームは、『ガンダム』が好きなファンに
喜んででもらえるような仕組みや、要素がいっぱいあったのですが、
この『SDガンダム ガシャポンウォーズ』は、どちらかというと

誰にでも楽しんでもらえるように作った『ガンダム』ゲーム。

という印象だ。

『SDガンダム』という、原作から大きく外れたキャラクター達。
このキャラクターを利用したドタバタ格闘アクションというイメージ。

要は、

「ガンダムでなくても楽しい。」
けど
「ガンダムをしってるとより楽しい」
けど
「そんなにマニアックじゃないよ」

という感じかな。
モチロン、キャラクターに『シャア』とか『キラ』などの有名どころは
出てくるが、ホントにおまけ程度の敵として出てくる。

『SDガンダム』を利用したバトルを楽しむのがこのゲームの
楽しみ方のようです。


少年時代に『SDガンダム』や『キン肉マン』の消しゴムで
友人や兄弟などと、想像バトルを繰り広げた世界が、ここにはあるようです。

対象を子供に絞ってるのかなぁ~と思いきや、
『ゲーム』自体はかなり短めのシミュレーションバトル3セットを繰り返し
行って、新しい『SDモビルスーツ』の入ったカプセルを入手。
自分のチームに加えることで新しいバトルを展開する。

といった時間の取れない大人向けなんじゃないのかな??コレ??
という気分にもなります。

操作性や、チュートリアル(操作しながら教えてくれるモード)も
簡単でいてとても丁寧。
眠くなりません。

『ファミ通』評では、ファミコン時代の『カプセル戦記』などとは
別のゲームと思ってもらってもよい、と、記載してありましたが
個人的には流れている楽しみ方。は、一緒だと思えました。

また、SD(スーパーにディフォルメのかかった)ガンダムたちの
作りは、バツグンです。職人芸とも思わせる3Dモデリング。
作り手の熱意が感じられます。

なぜか『ゲルググ』が大きく取り上げられる所に作り手の趣味が
見え隠れして面白いです。


そういえば、ガンダムゲームって『ガンダム好き』しか買わないし(イメージ)
その『ガンダム好き』も『ガンダムゲーム』の乱発で
ずいぶん距離をとられた感がありますが、きっとゲーム性にも
問題があったんじゃないかと思います。

ストーリーや登場モビルスーツ云々を語るのは『ゲーム』という
プラットフォームじゃなくていいよな。

『ゲーム』は『ゲーム』なんだから。

と、感じさせてくれる、『ガンダム』という部分以外での
『遊び』『楽しみ』要素の盛り込んだ一本。
『ガンダム』好きじゃない人にも楽しめますよ。きっと。


≪関連ページ≫
SDガンダム ガシャポンウォーズ 公式Webサイト

≪開発者コメント≫⇒任天堂のゲーム制作方針が垣間見えます
「世界最後の日」:後藤氏(公式Webサイト)
「任天堂教室」:吉田氏(公式Webサイト)
『SDガンダム ガシャポンウォーズ』インタビュー(NINTENDO iNSIDE)

≪当ブログ過去ログ≫
●SDガンダム ガシャポンウォーズその1 その2


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。