今季、楽しみにしていたドラマのうちの一つ、「新参者」が終了した。昨シーズンと違い、今季は個人的には当たりのドラマが多かったので、テレビタイムも非常に楽しみだった。
さて、ガリレオシリーズと同じく東野圭吾原作のドラマという事で、私は謎解きを中心に楽しみにしていた。
ぶっちゃけ、感想を言ってしまうと、推理物のセオリー通りの犯人。クリスティーの「そして誰もいなくなった」みたいな無理な犯行理由、という印象は皆無なのだが、意外性は乏しかった。そもそも、一話一話、行動から人が内緒にしている理由を明らかにしながら進むドラマだったから、もしかしたら犯人にたどり着くまでの行程が見せ場だったのか。でも、あの東野圭吾だから、と過度の期待(?)をしてしまったのも事実。
さて、推理物ドラマのセオリーというと、一番あやしい人間は犯人ではない、犯人は割りと早い段階で顔をだしている、犯人役はもう一人の主役なのでしょぼい役者は使わない等々…。
さて、このセオリーをもう一つのお楽しみドラマ「ジェネラル・ルージュの凱旋」にあてはめると…コレが判りにくいのですね、イマイチ。アリバイという物理的な証拠を考えると、犯行可能なのは数名。セオリーに当てはめると二人くらいにしぼられるけど、このどちらも意外性は無し。まだ出し切っていないエピソードとかがあるのかどうか、これは明日の最終回で確かめるしかない。
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黒猫亭日乗