動物たちのマイホームを探して・・・

犬猫救済の輪にて里親募集している子たちを紹介しています

水戸で最後のTNRです

2016-03-17 | TNR活動
最後のTNRの記事、長いけど読んでね。


今日はというか昨日は
以前から行っているUさんの水戸市内のTNRサポート。
費用は全部Uさんの自腹です。
猫たちのために本当にがんばっています。


場所も数か所だったので9時半からスタート。


現場近辺を見回っていたらとあるお宅で
猫が増えていることが判明。


ご飯をあげているのは一人暮らしのおばあさん。
避妊去勢はしていません。
でも、してくれたらありがたいと・・・

しかも、お腹の大きい子もいるとのことなので
何が何でも今日、捕獲しなくてはなりません!

全部で5匹、そのうち4匹は♀ですと!
幸い夜はおばあさんちに入ってくるとのことなので
おうちに入ったら、逃げないよう戸締りをお願いし
夜に再度訪問することにしました。

みんなのらちゃんだから手ごわい!
捕獲器には入りそうもないのでシーツでくるんで捕獲作戦です!

Uさんとおばあさんと協力して~


ベッドの下に入り込んでしまったので
ベッドを持ち上げて


逃げる



1時間半かけて5匹無事に捕獲できました


お腹大きい子です


全盲かもしれません


おばあさんのおうちには今まで飼ってた子たちが
大事に飾られていました。
一人暮らし、寂しいんだろうな
なんだか切ない。






最近、こんなパターンが多いです。
実際にセンターにまとめて放棄される猫たちは

生活保護だったり、高齢で自身が施設に入るからと
センターに収容される場合がほとんどです。

こうした多頭で放棄の猫たちは一切公示には掲載されません。
センターの職員さんが登録団体さんたちに声をかけるか
ボランティアさんがセンターに来たときに引き出してもらえるかのどちらかです。



私たちボランティアはごはんをあげるなら避妊去勢は
必須!!
現実にはごはんをあげる人はごはんをあげるだけ。


そんな案件ばかりです。
無責任だと責めても何も解決はしません。
猫にエサをやるな、では猫は減りません。

だからTNRしかないのです。


茨城県に限らずですが、不幸な命が産まれないようにと
私たちボランティアは
自腹で手術をしているというのが現状です。

進んでいる自治体は全額避妊去勢費用が出るところも
ありますが、茨城県は今後も期待はできないと思います。



余談ですが・・・
病院内での里親会をやっていると・・・


フツーのおじさんが当たり前のように捕獲器を借りにきます。ほんとの話~

当会の里親さんもフツーに捕獲器を借りに来ます。里親さんがんばってる~

そして、ちょろっとアドバイスするとその日に捕獲して
連れてきたりなんていう光景です。

TNR日本動物福祉病院では
男の子4500円・女の子6800円

この値段だから、普通の市民が普通に捕獲器を借りに来て
手術を施す。

私はTNRとか地域猫という言葉を使ってはいますが、
そんな堅苦しいことではなくって

不幸な命が産まれないようにお庭に来る子を手術してあげよう

そんな単純なことだと思うんです。


茨城県でもこうやってがんばってTNRをしている人がいます。
TNRの輪が少しずつ広がっていくことを切に願います。

特に水戸市は猫の収容頭数は県内でワーストです。









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