花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

関東も梅雨入り

2013年05月29日 | 日記

茶の木平のロープウェイ跡地から中宮祠を見下ろす
かつて、中宮祠と茶の木平を結ぶロープウェイがあり
(中禅寺温泉ロープウェイと呼ばれていた所)それが
廃止された跡地は、抜群の展望地になっている。

正面には男体山、その右肩に顔をのぞかせているのは
大真名子山で。その右隣は女峰山である。
女峰山も帝釈山(左)と女峰山(右)の二つのピークを
頂く山で、長い稜線を右に下ると赤薙山と小丸山を経て
霧降高原に至る。

5月下旬から6月上旬にかけて、いくつかの山に登る
つもりでいたが、早くも関東も梅雨入りしてしまい
しばらくは天気予報とにらめっこする事になった。

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尾瀬山行に備えて、新しく購入した地図(左の二冊)
右の「山と高原地図の詳細コースガイド」は、縮尺が
二万分の一と言うことで購入したが、尾瀬の中心地ばかりで
会津駒や田代山などと、至仏山の峰続きの山笠ヶ岳が
省かれている。自分の良く行く場所が出ていないので不満だ

左の「ポケットマップ尾瀬」は、JTBパブリッシングが昨年
発行したもので、折りたたんだ地図の大きさが、胸の
ポケットにも入るサイズになっている
しかも片面は花図鑑、もう片面は地図になっているという
裏表両面印刷だ。
それが6月7月の花図鑑と、8月~10月の花図鑑とに分けられて
二冊入っている。
自分の行く時期に合わせて花図鑑と地図が持てる便利アイテムだが
惜しむらくは、これも上と同じく地図の範囲が中心地だけだ

セット内容の写真、左の二冊が地図と図鑑のセット
右は「尾瀬のしおり」という簡単なコースガイドと
装備の注意が出ている冊子。

奥日光・茶ノ木平、明智平、半月山をハイキング

2013年05月23日 | 登山

東国三つ葉とシロヤシオと男体山、左奥は日光白根山


東国三つ葉と日光白根山


咲き始めのシロヤシオと日光白根山


茶ノ木平のシャクナゲ


同上


半月山展望台から奥日光の展望


半月山展望台から見下ろす八丁出島の新緑


半月山の山頂近くでアカヤシオの残り花


半月山展望台から残雪の日光白根山


今回のメインコースは、中禅寺湖スカイラインの駐車スペースに
車を止めて、茶ノ木平に登り、そこから反時計回りに明智平の
送電線まで下り、送電線沿いに明智第二トンネル出口の脇に
下った。
そこから少し車道を歩いて中宮祠まで行き、中宮祠から再び
登山道を登って茶ノ木平まで周回した。

登山道では、早くもエゾハルゼミが鳴き交わし、オオカメノキが
盛んで有った。
途中ですれ違ったのは二人連れが二組と、単独が二人の静かな
山旅であった。

午前7時のゲート開門に合わせ、半月山の中禅寺湖スカイラインを
走って、最奥の半月山駐車場に車を止めて半月山展望台に登った
展望台には誰もおらず、絶景の奥日光を独り占め出来た。
とりあえず半月山の山頂に登り、軽くエネルギーを補給した。
風が吹き上げてくると、涼しさを通り越して寒いくらいだった。
だがそれも朝だけで、茶ノ木平に登る頃には、気温がぐんぐん
あがって、汗だくになったのだった。

茶ノ木平の植物園跡についたら、石楠花が咲き、桜が咲いていた
足下にはコケリンドウなのか、誠に小さなリンドウが咲いていた
笹をかき分けて明智平に向かうと、まぶしいばかりの新緑が
あたりを包み、蛙の鳴き声のようなエゾハルゼミの声がした。
周回コースの距離は、およそ10キロほどで、半月山の往復を
含めたら14キロほど歩いたことになる。
まる一日晴天で、すばらしいハイキング日和だった。

帰路、霧降高原から大笹牧場に抜けて帰ってきた。
霧降高原に、今年の4月から「日光市霧降高原キスゲ平園地」が
オープンしたので様子を見に行ったのだった。
入口には「高原ハウス」があり、ビジターセンターの職員も
詰めている。
ここは数年前までリフトでニッコウキスゲを眺めた場所だが
リフトに変わって千段を超す階段が作られていた。
いつか階段登りに挑戦するかな。利用は無料だそうです。


丁字草が見頃になりました

2013年05月22日 | 写真

丁字草(チョウジソウ)キョウチクトウ科チョウジソウ属
花の名前は、花の形がフトモモ科のチョウジの花に似ていることによる


淡青紫色の筒部の色が印象的な花だ、私の好きな色




こんなに多数の花を付けているものも有る。


小貝川の河川敷には、野生なのか植樹なのか判らないが
鍬の木が生えていて、鈴なりの赤い実を付けていた。
一部は熟して、紫色になっていた。
福島の原発事故以来、採って食べる人も無いのかな。
私の岩手の実家では、養蚕をやっていたので、鍬の実は
良く採って食べたものである。
口の周りが紫色に染まっていたなー。60年も昔の話だ
夜になると、蚕が桑の葉を食べる音が、まるで雨音の
ように聞こえていたものだ。

庭の花が咲いた日

2013年05月16日 | 詩・俳句・短歌


庭の花が咲いた日

新聞の片隅に載った小さな記事

アフリカの東部 ソマリアで
飢饉によって一年半で25万8千人が死亡

その半数は5歳以下の子供だったという。
いつか新聞で見た骨と皮の身体で
目だけが大きい子供達を思い出す。

君には生まれて良かったと思える日が有ったろうか

つくば市の人口は21万7千人

庭の花が咲いた日に

一つの市の人口を超える人が死んだと知った
誰にも顧みられることもなく


(5月2日の国連食料農業機関(FAO)の報告書を見て)





草刈り期間につき

2013年05月16日 | 写真

ジャケツイバラの花、5月10日ふれあいの里


ジャケツイバラ、鮮やかな黄色が林を飾る


ササバギンランの花が肩をすくめていた(笑)

通学路や空き地の草刈りを始めたので、しばらくブログは
手抜きになりますが、あしからず。

鳴神山の花

2013年05月15日 | 写真

鳴神山の代名詞ともなっているカッコソウの保護地の群生
カッコソウの花は、先日のブログに載せたので割愛する


カッコソウの生育環境を整える為に、ボランティアの人達に
よって拾い集められた杉の枝が、何カ所も山になっていた。


カッコソウの保護地付近には、ルイヨウボタンの花が
大群生しているが、茎が細く風に揺れやすいので、撮影が
難しい。花弁のように見える外側の6弁は萼で、花弁は
内側の黄色い蜜腺を持っているもの。
さらにその内側に雄しべがあるが、この写真では判りにくい
かも。

ルイヨウボタンの花と葉


ルイヨウ牡丹の群生


誠に小さく愛らしい姫イワカガミ、北側の崖に咲くので
近く寄って撮るのが難しい。


田中澄江さんの花の百名山でも紹介された、ヒイラギソウだが
以前のような大群落は無くなり、わさび田跡地付近にわずかに
残っている。
それも土砂崩れで一部が谷川に流れ落ちた。
その崩れた先で、ようやく花が開き始めていた。


椚田峠からこつなぎ橋の登山口に下る道で、最も多いのが
このヤマブキソウである。

ヤマブキソウにもいくつが種類があるのだが、筆者は
見分けが不慣れで申し訳ない。



ヘビを食らう雉ペアは野生の証明

2013年05月15日 | 写真

車道で死んだ蛇を食らう雉ペア












オスはメスが食べているとき、首を高く伸ばして回りを
警戒している。
もちろん私の姿も見えている筈なので、私が動くと
草むらに逃げ込むのだった。




昨日の午後、草刈りから昼食に戻ったら、車道でヘビを
食っている雉のペアに出会いました。
車が通るたびに草むらに隠れますが、すぐ叉出てきて
ヘビを食べています。
おかげで、望遠に取り替えてデジカメの動画も撮影出来ました
私はヘビが嫌いなので、アレですが動画の迫力は満点でした。
(ああ気持ち悪い)
見たい方います?

鳴神山の展望

2013年05月14日 | 登山

鳴神山の山頂から北方向の展望、パステルカラーの
新緑がすばらしい景観を見せている
中央奥の山が左が袈裟丸山、右が皇海山

鳴神山山頂からの展望全図(カシミールで作成)
位置が判るように標高ポイントを追加した
973メートルのポイントは、椚田峠から北に登ったピーク
さらにその先に有るピークが鍋足沢の頭である。


左袈裟丸山、右皇海山の写真

上に対応する展望図


日光白根山の写真

上に対応する展望図

草刈りに出かけるので、とりあえずここまで




鳴神山での巡り会い・花そして人

2013年05月12日 | 登山
私がブックマ-クに入れている「こつなぎの写真ノート」のこつなぎさんは
鳴神山の特産種の「カッコソウ」の保護活動にも参加されていて、花の時期に
なると、パトロールで鳴神山に登られているという。

5月12日日曜日、天気予報では9時過ぎから晴れである。
きっとこつなぎさんは登っているであろう。
連絡はしていないが、絶対会える予感がした。
寝不足なのに朝早く目が覚めたのは、そのせいかも知れない。

午前7時過ぎ、大滝の有る木品登山口から400メートルほど
手前の、道幅の広いスペースに車を止めて、鳥居をくぐって
ゆっくり歩き始めた。
振り返ると、林道の向こうの山肌を霧が駆け上がり、折から
青空も広がり始めていた。
薄暗い樹林帯の登山道にも、木漏れ日が差し込み、岩の上の
シダが青く光って見えた。
渓流の涼やかな音色に、小鳥のさえずりが響き渡る。
(中略)


肩の広場の手前に高校生が管理している保護地があり
そこにもカッコソウの花が咲いていた。
朝露なのか昨夜の雨の名残か、ぬれた花が点在する。

カッコソウの保護地に向かって尾根を下って椚田峠に向かい
道を譲って木の陰に寄った時、その木の向こうにこっちを
見ている人がいた。
「こつなぎさん」私は挨拶も忘れて名前を呼んだ。
思えば一年ぶりの再開である。
「今日、ここに来れば、こつなぎさんに会えると思いましたよ」
と言うと「私もあなたに会える予感がしてました」と笑う。

またもや沢山の花の情報を頂いて、椚田峠でお別れした。
心楽しい会合は、帰りの長い車道歩きも苦にならないほど
であった。


椚田峠の下にある保護地のカッコソウ


今年は、花数が多いと思ったら、管理している人達が
保護地の杉の落ちた枝を拾い集めて、カッコソウが咲きやすい
環境にしたという。
登山道の脇に、拾い集めた杉の枝が山のように積み上げられていた。
ボランティアの人達に頭の下がる思いだ。











霧と小雨の御幸ヶ原に咲くヒイラギソウ

2013年05月11日 | 写真

御幸ヶ原のヒイラギソウ群落


背景にブナの巨樹を配して

御幸ヶ原のケーブルカー山頂駅の二階で開かれているビジター
センターは、5月中の土曜日、日曜日、祝日に開かれている
11日朝9時のケーブルカーに乗ったら、ビジターセンターの
ガイドをしている人達と偶然一緒になった。
先日の加波山観察会でTMさんから、あなたの写真も飾ってあったよ」
と言われていたので、寄って見る事にした。

展示品の準備をする人達


筑波山に咲く花の写真が展示されていた。


筑波山に生息する動物たちの剥製も展示されている

登った時は霧だけだったのに、準備を手伝ったりしていたら
小雨交じりの天気になった。
今日の撮りたい花は「東国三つ葉躑躅」と「柊草」だったが
この天気では小雨に煙る東国三つ葉つつじになりそうだ。

準備が終わったので、御幸ヶ原に撮影に飛び出したが、雨で
カメラカバーを掛けているので、思うように撮れない。
セキレイ茶屋前から降りてきたご婦人が、雨で濡れた石で
滑って転んだ。
同行者らしい二人が助け起こして、「大丈夫」と言っていたが
本当は痛かった筈だ。
せめてもの救いは、お尻から先に倒れた事だろう。

ガマ石前のヒイラギソウは、まだ咲き始めでダメだったが、土砂で
崩れても、下の方まで株が広がっていた。
竹藪の中に白い花が見えたので、のぞき込むと雪笹の花が咲いていた。

その竹藪だが、御幸ヶ原から女体山にかけての登山道脇は、花芽を
沢山付けている。
竹は、花が咲いた後、枯れるという。
昨年は、男体山の回りの竹がずいぶん枯れてしまった。


私がいつも撮影しているトウゴクミツバツツジの花は、反対側では
逆光で花の色が出ない。
やむなくこの位置で撮影したが、霧とジャモノで最悪だった。


霧の幻想・御幸ヶ原







11時過ぎ、ケーブルカーの宮脇駅に着いたら、乗客が
ホームからあふれんばかりに待っていた。

午後は、自宅回りの通学路を草刈りするつもりだったが
雨が降り続くので断念した。
久しぶりにWOWOWで映画を見た。
「はやぶさ遙かなる帰還」はやぶさの燃え尽きる瞬間の
テレビ中継を思い出して、目が潤んだ。



加波山観察会で出会えた花

2013年05月08日 | 写真

ヒメハギの花、これで正面なのか良く判らないが
なかなか形の面白い花である。


まるでニリンソウの様に二輪咲いていたチゴユリ
葉っぱを見ればチゴユリと判る


先日紹介した半鐘蔓の花が咲いていた。
まだ咲き始めで、花の先端が開きっていないが
平開するわけではないので、8割の開きだろう
この花には花弁がない、花弁に見えるのは萼で
萼の外側には短毛が多く、縁には白毛が密生する
珍しい花ではないが、なかなかお目にかかれない
花である。この写真は、毛の様子がわかるように
トリミングで拡大してあるので、実物より大きいかも


カナヘビが目の前を横切った。写真をトリミングして
拡大してみると、まるで巨大トカゲの様だ

足の形がユニークだ(私は、は虫類が嫌いであまり載せたくないが
たまたま撮れたので)

ところで、観察会で出会ったニガナのおもしろ話
ニガナは花弁が5枚で、ハナニガナは花弁が7枚以上であると
説明された。
会員のHSさん曰く「6枚だったらどっちなの?」
そんな事を言っていたら、本当に花弁が6枚の花が
見つかったので、参加者は大盛り上がり。


花弁が5枚のニガナ


こちらは7枚なのでハナニガナ


じゃ花弁が6枚のこれはどっちかな


またまた6枚発見!! まっ7枚以上には当てはまらないので
ニガナなのでしょうね。
自然界は一筋縄ではいきませんね。




早苗田の筑波山

2013年05月08日 | 写真

早苗田(さなえだ=田植えの終わったばかりの田んぼ=季語)
に写る早朝の筑波山


山腹の緑もかなり深くなってきた。


細草の棚田近くの風景、電柱が邪魔ですね
でも緑が美しいので一枚。


こちらは桜川の取水堰きに写る筑波山


神郡の近くから見る日光の山、左に白く白根山の雪山
たなびく雲が上空にかかっていた

アカヤシオの花少なく寂しい日光月山に登る

2013年05月07日 | 登山

栗山ダムサイトの駐車場から女峰山を望む


今年の日光月山は、花数も少なく寂しい限りだった


途中にはこんな所も有ったのだが


当たり年の月山を知っている身にはつらい花数だ


最初のピークから見る栗山ダムは、発電の後なのか
底が見えるほど水量が無かった。
(栗山ダムは、揚水式発電ダムで、月山の地下のトンネルを
通じて今市ダムに水を落として発電する
発電所は地下にあって見えない>
水は下から汲み上げて貯水し、電力不足で必要なときに水を
落として発電する仕組み、筆者は、汲み上げる電力と発電する
電力を考えると眠れなくなる(笑))
底の見える栗山ダムを見たのは初めてだった。

5月5日土曜日、大笹牧場経由で日光の月山に行った。
駐車場の栗山ダムサイトから登山口のバーベキュー広場に行くと
先客のご夫婦らしい二人連れが休んでいるだけだった。
見上げる月山は、所々にアカヤシオの点在する山になっていた
それでも月山は1287メートルを超す山である。
笹道を登っていくと、全身から汗が噴き出した。
今年の4月下旬、やせ尾根で滑落事故があり、肋骨を3本も折る
重傷者が出た所である。
それも下山コースを変えたグルーブに、助けを呼ぶ声が聞こえて
救助されたと言う。
もしコースを変えなかったら、どうなっていただろうか。
滑落事故救助の詳しいことはこちらの「ヤマレコ」の山行記録を
ご覧ください。
月山山頂で昼食をしていると、数組の登山者が登ってきた
みんな口々に「花が少ないですね」と残念がっている。
ひとしきり回りの展望を楽しんだ後、クサリ場コースと
呼ばれる尾根を下山してきた。
正面の女峰山、左下の今市ダムの眺望がすばらしコースだ
しかし一歩間違えると転落しそうな崖っぷちも通るので
足下を確かめ、木の根につかまりながら慎重に歩く。
そんなやせ尾根にも小さな花が咲いていた。

やせ尾根に咲いていたヒメイチゲ


クサリ場コースの尾根から今市ダムを見下ろす


小さいながらも色合いがすばらしいショウジョウバカマ


下山路の一番下の山腹に咲くバイカオウレンの残り花


バーベキュー広場の回りの土手に咲くフデリンドウ
フデもちゃんとついているから見てね


中にはこんな根性フデリンドウも咲いていた。


毎年広場の奥の土手に咲くキクザキイチゲ


名前が判らないが色合いが抜群なスミレ
追加情報、花に詳しい方からスミレの名前は「フジスミレ
であると教わりました。こつなぎさんとHSさんに感謝!!

やっぱり歩いて良かった。こんなすてきな花に出会えたから。

フジスミレ 命名の規約上ヒナスミレの母種と言われる
栃木県と群馬県が接する、日光から足尾山地あたりだけに
生育する。分布の限られたスミレである。
(19日追加記入)


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お知らせ
筑波山・御幸ヶ原のケーブルカー山頂駅二階に、5月の土曜日
日曜日、祝日にビジターセンターが開設されています。
筑波山に登られる方は是非お立ち寄りください。
詳しくはこちらをご覧ください。
筑波山ビジターセンター:自然のひろば

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ヤマケイの「゜日本のスミレ」の著者「いがりまさし」さんの
講演会が行われます
世界のスミレ日本のスミレ・日本がスミレの都と呼ばれるわけ
期日は6月1日土曜日
会場は星薬科大学
時間は10時から 申し込み不要 開場においでください
詳しくは こちらをご覧ください。

同じ6月1日は、福島市で東北六魂祭が開かれるので
ウーン迷ってしまいますね。
東北六魂祭については、私の4月2日のブログでも
紹介しています。


蕾だったハンショウヅル

2013年05月04日 | 写真

この時期になると気になる花がある。半鐘蔓(ハンショウヅル)の蕾
咲き出すと、花の期間が短く、一週間もすると散っている
いったい何日咲いているのだろうか。
半鐘蔓(ハンショウヅル)、キンポウゲ科センニンソウ属
山地の林縁などに生育する落葉性で木質のつる植物
茎は細長く、しばしば暗紫色を帯びる。
葉は対生し3小葉。5~6月、紅紫色の鐘形の花を下垂して付ける
花の名前は、つり下がった花を半鐘に見立てたもの。
(ワイド図鑑里山山地の身近な山野草から引用)

と言っても、現代っ子は半鐘を知らないかも知れませんね
昔は、火の見櫓などにつり下げられていた火事や緊急時に打ち
鳴らした鐘の事を言います。


ハンショウヅルの葉、3小葉からなる。


葉と蕾

このところの好天で、2~3日で咲き出すかも知れない。
明後日は観察会だ、その時咲いていたら嬉しいのだが


筑真橋近くの櫻川の土手から見る筑波山、山の上まで
緑が深くなった。
右は男体山、左は坊主山、田植えの終わった田んぼに姿が
写ればすばらしい景観になる。


道すがらに咲いていた藤の花、花の重みで垂れ下がり
車の屋根にぶつかりそうだった。


一昨日、ブログに書いたひたち海浜公園のネモフィラ
見に行った人の話によると、花も凄かったけれど
人も凄かったと言う。
見に行った方、お疲れ様!!